痛みさえも愛おしくて
――優しい彼ですね。続けてください。
「私たちは、青春を取り戻すかのように抱き合いました。勃起が叩きこまれるたび、私の体は衝撃でさらに大きくのけ反って……。
ペニスが挿入される衝撃は、ある種の『苦しみ』や『痛み』とも言えました。
ただ、快楽と苦しみって背中合わせですね。彼のペニスが私の膣肉を侵食していく……そうと思うと、痛みさえもが甘美で愛おしくて……。
そのうち、彼が『うつぶせになって』と言い、ペニスを引き抜いたんです。
私は素直にベッドにうつぶせになりました。
もしかして、バックから責められるのかしら……と思っていると、汗みずくの背中に何かが触れたんです。
背中にキス…ソフトな愛撫に深まる快楽
えっ? と振り向くと、彼の唇でした。
彼、私の背中にキスをしてくれているんです。それも手で背中やお尻を優しく撫でながら。
激しいまぐわいとは一転、ソフトな愛撫に、快楽がいっそう深まったのは言うまでもありません。
彼の唇は背中からうなじ、そして、また背中に戻って、腰やヒップにも流れるように動き、そのたび、私は『ああ……気持ちいい……こんなの初めて……』と、恍惚の声をあげていました。
手のソフトタッチとともに、全身をキスされる心地よさと言ったらありません。
私のアソコからは、今まで以上に愛液がにじみ出ていたと思います。
シャワーを浴びていないのにクンニリングスを
『お尻をあげて』
キスを浴びせていた彼が、言いました。
軽くヒップを持ち上げると、両手でお尻を掴んだ彼の熱い息がヴァギナを撫でたんです。
私が『ああっ』と叫んだ直後、生温かで柔らかなモノが秘部に触れました。
ピチャ……ピチャ……。
恥ずかしい水音が響きました。
彼、後ろからクンニリングスをしてくれたんです。
『ああっ……ダメ、汚いわ……』私はそう叫び、お尻を逃がしました。
そういえばシャワーも浴びていない、全身汗みずくです。
好きな人には綺麗な体を愛されたいと思うのが女ですよね?」
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