魂さえ持っていかれるような快感
――確かに、その気持ちは理解できます。
「でも彼は、『E子は、どこもかしこも綺麗だ』と言いながらお尻を引き寄せました。ヴァギナを舐めまわし、肉ビラを吸い、したたる愛蜜を啜りあげてきたんです。
私は『ダメ……ダメ……』と言いながらも、彼の巧みなクンニリングスを拒めず、されるがまま。
セックスも最高でしたが、舌づかいもとろけるようで……魂さえもが持っていかれるような快感ってこういうことなのかしら――と朦朧とする意識の中で考えていたんです。
彼の舌がワレメをなめらかに動くたび、背筋に快楽の電流が走りました。
夫は絶対こんなことをしてくれない――そう思った直後、舌先が会陰(えいん)からアヌスへと移動したんです。
さすがにこれには驚きました。
アヌスの周囲を舐められて思わず…
『そこはダメッ』と叫ぶ私に、K君は『大丈夫、ここも綺麗だ。愛させて欲しい』と言ってきて――。
私が身をこわばらせていると、生温かな舌先がアヌスの周囲をぐるりと舐めまわしてきたんです。
『ああ……恥ずかしい』と、尻を震わせる私に、舌はゆっくりとねぶり回し続けます。いくどもアヌス周囲をねぶられているうちに、私はかつて感じたことのない思いをいだいたんです。
(焦らさないで――)
そうです、アヌス周囲だけ舐め続ける彼は、肝心のアヌスには決して触れてくれません。それが、逆にもどかしくて……。
これは体験した人にしか理解できないと思いますが、例えば、乳首を吸って欲しいのに、乳輪だけを舐められていると、乳首が吸われたくてたまらない……焦らさないで……という気持ちと似ているかもしれません。
アヌスへの刺激もそうでした。
周囲をぐるぐると螺旋(らせん)を描くように舌を這わせているのに、肝心の場所には触れてくれない……いじわる……焦らさないで……という感じでしょうか。
そう思っていると、私の口から唐突に『焦らしちゃイヤ……』という言葉が出てしまって……」
彼の舌先がアヌスに…新しい快楽に蜜があふれ
――続けてください。
「その直後でした。彼の舌先がヌル……ッとアヌスに触れたんです。
『ひっ』と叫んでしまった私ですが、その心地よさは凄まじかったんです。焦らされた分だけ、欲しかった快楽をやっと得られたというか――。
彼は恍惚に浸る私の後ろの穴を舐めては、尖らせた舌先で軽くツンツンと刺激してきました。
突き上げたヒップの震えはしだいに激しくなり、その快楽と言ったら……もう、適切な言葉が見つからないほど、とにかく最高に気持ちよかった。
知らない世界の扉をあけられてしまった感覚です。
ヴァギナも今まで以上に濡れて、内ももに蜜が伝い落ちてくるほどです。
もう一度ペニスが欲しいとおねだり
そのうち、もう一度ペニスが欲しくなったんです。
ええ、ヴァギナにです。
だから私、『このまま、後ろから欲しい』とねだってしまいました。
アヌスにたっぷり唾液をまぶされた私の背後に、彼がひざ立ちになりました。
私も四つん這いの姿勢になって……ワレメに熱い亀頭があてがわれた時、私は2度目の挿入の期待に胸を高鳴らせたんです。
続きは次回。
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