ニーズどこまで?才賀紀左衛門が連日ネット記事を席巻する訳

コクハク編集部
更新日:2022-06-10 06:00
投稿日:2022-06-10 06:00

あびる優の夫として知名度を上げた

「格闘家・才賀紀左衛門(33)」の名前を見ない日がない。連日、ネットニュースに近況が報じられるが、なぜこれほど需要があるのだろうか。

 たしかにドラマチックな男ではある。才賀には2度の離婚歴があり、1度目は2011年に一般女性と離婚。2人の子供がいたが、元妻が引き取った。2度目の相手はタレントのあびる優(35)で2014年に結婚し、15年5月に長女が誕生。4年後の19年12月に離婚し、娘の親権は才賀が持っている。現在は事実婚の関係で妊娠中の絵莉さん(32)と3人で生活中だ。

現恋人の妊娠報告、元恋人との修羅場暴露…

 ブログでは日常を更新。内容のほとんどは格闘家としてのエピソードではなく、娘や絵莉さんとの食事や会話で、たまに過去のやらかしも暴露している。

 たとえば、6月6日には「はい。イカれてます」と題したブログで、〈自分が21歳の時に1番最初の奥さんにふられてなんも考えずにずっと引きずってバカやっていたなぁ、、、、〉〈当時、付き合っていた女の子がいて僕は何回も何回もチャラチャラ浮気しまくっていた、、、、、笑〉などと綴り、修羅場体験を紹介したかと思ったら、2時間後には「性別は、、、、、、、、」と題したブログを更新し、〈もちろん女の子でも嬉しいのは間違いないけど姫がいるからまた女の子やったらフラフラなるわ笑 男の子でホッとしたぁ 笑〉と報告。

ネットニュース常連タレントの“法則”

 暇で時間を持て余しているのか、要領がいいのか、この日は11回も更新していたが、このプライベートを明け透けにしたスタンスが多くの人に好印象を与えるらしい。ITジャーナリストの井上トシユキ氏が言う。

「ブログが好評で、ネットニュースの常連になるタレントには“法則”があります。『あざとさと飾らなさがあるキャラクター』であり、そして『本業がソコソコ』ってことですね。

 前者ですが、才賀さんのファンに聞くと、ウソをつかない、等身大の姿にむしろ好感を持っていると言います。一見、女性にだらしないと捉えられかねないエピソードも、“チャラチャラしていて何が悪い”とハッキリとスタンスを示しているので、ファンはポジティブに受け取っています。

 後者の格闘家としては実績はありますが、強いわけでもない。これが、井上尚弥さんみたいなスーパースターになってしまうと、冗談だとしても、女性関係をオープンにすればバッシングの対象になってしまうので、ソコソコがちょうどいいのです」

我が道を選んだ男

 才賀の父親は大手建設機械リースの会社を経営しているが、親の会社に入らず、格闘家として“我が道”を選ぶ姿もまた、応援したいというファン心理をくすぐるのだという。

 おまけに本人のフトコロも潤うのだから、やめられないよねえ。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

エンタメ 新着一覧


東海林(津田健次郎)はエラいのかポンコツなのか? ともあれ“ツダケン”の魅力的な演技に惚れ惚れ
 高知新報が夕刊発行の申請をし、のぶ(今田美桜)は編集長を任された東海林(津田健次郎)と先輩記者の岩清水(倉悠貴)と共に...
桧山珠美 2025-07-01 18:19 エンタメ
【再募集】2025春ドラマどうだった?面白かった&ガッカリを教えて!『あんぱん』『最後から二番目の恋』『対岸の家事』etc
 引き続き、2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。続々と最終回を迎えた4月よりスタートの春ドラマ、あなた...
「あんぱん」竹野内豊らが退場→津田健次郎と倉悠貴が新たに補充。イケメン好きにも優しい朝ドラに感謝したい
 闇市で渡された東海林(津田健次郎)の名刺を頼りに、高知新報にやってきたのぶ(今田美桜)。しかし、東海林は全く記憶にない...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
さや香、バッテリィズ…意外と多い「不仲コンビ」にグッとくる理由。仲良し芸人だけが正解なのか?
 千鳥MC『相席食堂』(ABC/テレビ朝日系)の6月3日放送回にて、「カウンセリング相席」と称した、お笑いコンビ・流れ星...
『あんぱん』嵩(北村匠海)に“たっすいがー”の面影はない。のぶへの言葉が胸を打つ「正しい戦争なんか、あるわけがないんだ」
 空襲の焼け野原でひとり佇むのぶ(今田美桜)の前に、嵩(北村匠海)が現れて再会を果たす。釜次(吉田鋼太郎)から事情を聞い...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
国分太一活動休止で消えた「TOKIO再集結」の光…木村拓哉に見せていた別の顔
 6月20日、複数のコンプライアンス違反があったとして、TOKIOの国分太一(50)が無期限の芸能活動休止を表明した。出...
こじらぶ 2025-06-25 07:50 エンタメ
大泉洋こそ“真のモテ男”じゃないか?「かくかくしかじか」の圧倒的な存在感に新たな一面を見た
  先日、いろんな意味で話題の映画「かくかくしかじか」を鑑賞してまいりました。「東京タラレバ娘」や「海月姫」などのヒット...
「あんぱん」のぶ、“落とし前”の付け方はそれでいいのか。次郎役の中島歩はあまりにも素晴らしかった
 終戦から5か月が経ち、国民学校ではGHQの指導のもと軍国主義教育からの転換が図られる。のぶ(今田美桜)は病気が一向に回...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第8話。本編最終回です。小田...
中村未来 2025-07-25 15:23 エンタメ
曽田陵介、FANTASTICS佐藤大樹と“縁”に驚き「青春時代の人が隣にいた!」甘酸っぱい中学生の頃
 2019年に俳優デビューをきっかけにドラマ、映画、舞台とさまざまな作品に出演。そして先ごろ放送を終了した『いつか、ヒー...
望月ふみ 2025-06-23 07:00 エンタメ
【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」清(二宮和也)は出る出る詐欺じゃなくて一安心。岩男とリンはやっぱり“チリンの鈴”だった
 銃撃された岩男(濱尾ノリタカ)は、嵩(北村匠海)にリンはよくやったと言って息絶える。八木(妻夫木聡)は、リンは親のかた...
桧山珠美 2025-06-19 17:28 エンタメ