実は性の亡者!? 豹変した夫との“夜の生活”に苦痛を抱く妻

並木まき ライター・エディター
更新日:2022-06-25 06:00
投稿日:2022-06-25 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

再婚同士、うまくいくと思っていた

お互いバツイチ同士(写真:iStock)
お互いバツイチ同士 (写真:iStock)

 有香さん(仮名)は結婚1年半の30代後半の女性。今の夫であるタケシさん(仮名)とは再婚で、相手もバツイチです。ふたりのあいだには子どもはおらず、有香さんは前夫とのあいだに息子がひとりいますが、前夫のもとで養育しているとのこと。

 子どもと会うのは数カ月に数回で、現在の夫との再婚後、息子は何度か家にも遊びにきていて、いい関係を築けていると言います。

再婚の条件は「息子との相性」

息子との相性を最優先(写真:iStock)
息子との相性を最優先 (写真:iStock)

「タケシは子どもとの相性もよかったので、これなら再婚しても大丈夫かなって思って結婚を決めました。今は前夫のもとで息子を養育していますが、将来的には私のところにくる話も出ていて、ここは息子の意思に任せる前提で離婚をしています。

 ですので、再婚をするときにもタケシには、“もしかしたら息子も一緒に暮らす日がくるかもしれない”ということは了承してもらっています」

 有香さんが再婚相手を選ぶにあたって最も重視した条件が、“息子と相性がいい人であるかどうか”だったため、タケシさんはこの点で文句なしに「合格!」だったことから、そのほかの多少のことには目をつむって結婚を決めたと話します。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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