人に言えない「尿漏れ」問題 大きな声で笑ったら“じゅん”!

コクハク編集部
更新日:2023-01-26 19:05
投稿日:2022-06-28 06:00

1. 人には言えない「尿漏れ」の悩み…これって私だけ?

 力なく語るカツミさんに、えりのボスは優しくこたえます。

「ふむふむ、それは尿漏れの悩みね。決して恥ずかしいことじゃないわよ。最近は、30代40代の女性にも多くて、40歳以上の女性は40%が経験しているといった話もあるぐらいだから」

「え? そうなんですか? こんなこと誰にも話せなくて。私だけかと思っていました」

 尿漏れで悩み出してからは外勤の多い仕事には身が入らないし、友達と出かけても思いっきり楽しめないといいます。

 これは放っておけません!

2. プレ更年期、尿漏れはホルモンバランスの乱れと関係が!?

「尿漏れの原因は、骨盤底筋群の緩みかもしれないわね」

「こつばんていきん、ぐん……?」

「膀胱や尿道を支えている筋肉のこと。加齢や出産をきっかけに、ホルモンバランスが乱れたり、物理的に傷つけられたりすることで緩みやすくなる。原因はほかにも肥満、便秘、運動不足……」

「私、出産経験ないし……やっぱり加齢ですか?」

「あらあら、そんな悲しそうな顔しないで。ホルモンバランスの乱れがはじまるのは30代後半から40代にかけてといわれている。いわゆるプレ更年期という世代ね。あなたと同じように、おなかに力がかかったタイミングで尿漏れを週1回以上経験している女性は500万人以上ともいわれているんだから」

 固かったカツミさんの表情が少しだけ緩んだのを確認するえりのボス。手元の水を一口含んで、ゆっくりと続けます。

「あとは、そうね、東洋医学ではプレ更年期に多い尿漏れの原因を『腎虚(じんきょ)』だと考えることもあるわね。『腎虚』は『腎(じん)』の機能が衰えた状態のこと。『腎』は西洋医学でいう『腎臓』とまったく同じものではないのだけど……」

 質問しそうになるカツミさんに、ちょっと待ちなさい、と目線を送るえりのボス。

「腎」は1つの臓器を指すだけではない

「『腎』は1つの臓器を指すだけじゃなく、排尿や排泄、水分代謝、ホルモンバランス、記憶力など総合した働きをあらわすのよ」

「さて、尿漏れの悩みはどうしたらいいかって話だったわね。医療機関では、骨盤底筋を強くする訓練や、薬物療法、手術などで症状を治療するの」

「手術ですか!?」

「プレ更年期にはホルモン補充療法を使うことがある。副作用のリスクもあるから通院が必要だけどね」

「そんなの怖いし……それに、病院行く時間なんてありません!」

 再び表情が固くなったカツミさんをみて、えりのボスはにっこり微笑みます。

「まあまあ、落ち着いて。仕事もプライベートも忙しくしているあなたには、東洋医学からのアプローチがよさそう。これから対処法を教えるわね」

「ぜひお願いしますっ!」

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


口臭・体臭・尿の悪臭…私のニオイの源は「糖質オフダイエット」が原因!?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
鹿ちゃんは関係ないよ! 話題の「シカクリーム」の人気の理由は?
 美容アイテムを売っているお店でよく見かける「シカクリーム」。はじめて見た人は「鹿のクリーム?」なんて想像した人もいるか...
2024-01-17 06:00 ビューティー
水蜜桃メイク知ってる?トレンドど真ん中、たった4︎分で叶う衝撃ハウツー
 水蜜桃メイクというメイク法をご存じですか? 中国発でSNSを中心に話題になっているトレンドメイクのひとつで、ピ...
まだまだ流行中のキャップ! 40代コーデで野球少年風を卒業するコツは?
 帽子コーデが好きな人が、必ず定番で持っているのがキャップです。でも、子供っぽくなったり、大人っぽいスタイルにどう合わせ...
30~40%の日本女性が整形!? それでも踏み切れない4つの理由
 今では、美しくなるための手段として珍しくなくなってきている整形。日本では30%〜40%の女性が、生涯のうちに1回は整形...
新年だしスッキリしよ! 昔の服が捨てられない人への処方箋
 必要最低限のお気に入りの持ち物で生活する「ミニマリスト」とは対照的に、「物を捨てられない」と悩む人はたくさんいますよね...
新年初買いはECサイトで30%オフのパンツ!プロの接客と裾上げにも涙…
 冬のセール真っ只中、仕事の合間にD2Cブランドのワイドサテンパンツをポチっとしました(笑)。で、手元に届いた“戦利品”...
【専門家監修】心を健康に! 自己肯定感を上げるセルフコンパッション術
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
奇抜とは限らない!40代加齢のドヨーン顔回避に「アシメ前髪」はいかが
 左右非対称の「アシメ前髪」は、少し個性的で奇抜だというイメージを持っている人もいるかもしれませんね。ましてや、若い子が...
ガタガタ眉でも諦めない!たった2分で誰でも左右対称の美眉になれるテク
 眉毛メイク、左右対称に描けていますか?  筆者は、メイクの中で眉毛に一番時間がかかってしまい、なかなか納...
チョロっと出てたら恥部!鼻毛のお手入れ頻度は?抜いたらダメ??
 日常生活で、見られたら絶対に恥ずかしいのが「鼻毛」です。見られた本人も恥ずかしいし、見てしまった人も指摘しにくい! で...
【2023年人気記事】尿のニオイでわかるサインと対処法(専門家監修)
 2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
【2023年人気記事】たかがパンツされどパンツ、30年ぶりのTバックで…
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
サマンサタバサ、4℃大量閉店 エビちゃんOL系が令和世代にウケない背景
 これも時代か…。かつて若者の人気ブランドだった「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」の経営危機が報じら...
31歳女が勇気を出して「人生初まつげパーマ」に挑戦してみた
 恥ずかしながら、30代になってもまつげパーマをした経験がありませんでした。そんな私がまつげパーマに挑戦したきっかけは、...
自分の顔見てぎょ!「まぶたのたるみ」すっきり見せるケア&メイク法
 自分の顔を鏡で見たとき「アイメイクしているのに目元に元気がない…」と感じたことがあるアラフォー、正直に挙手!  そ...