更新日:2022-07-02 06:00
投稿日:2022-07-02 06:00
“匂わせ投稿”に利用されるのにもうんざり
見栄に付き合わされているだけでは (写真:iStock)
デートに行っても、いわゆる“匂わせ投稿”のための写真を撮りたがる佳奈さんの姿に、ケンイチさんは強い疑問を抱いているとのこと。
「ハイスペな彼氏がいるっていう設定にしたいみたいで、僕のファッションとか店選びとかにも口出ししてきて本当にうるさいし、写真を撮るときには僕のポーズまで指示してきます。
たまにならいいんですけど、毎回そんななのでウンザリしちゃって。
そんな女性を妻にしたら、結婚後もいろいろと面倒そうじゃないですか? だから僕は、付き合っているだけならまぁいいけど、佳奈を妻にしようとは思わなくなりました」
彼女からの自分への愛情も感じてはいるけれど、それ以上に見栄に付き合わされている気がしてならないとケンイチさんは悲しそうに話します。
はっきりと結婚の話が出たら終わり
結婚は安心できる人がいいから (写真:iStock)
「もしも将来、SNSが流行らなくなったとしても、佳奈はまた別の形で見栄を張るんだと思っています。だから僕にとってこれは、一時的な話だとは思っていません。
結婚するなら、安心して一緒に暮らせる人がいいので、そういう視点からも僕の中ではすでに佳奈との結婚はないなって結論が出ているんですよ。
もしも佳奈から、はっきりと結婚について尋ねられるときが来たら、そのときが別れるときだなと覚悟を決めています」
◇ ◇ ◇
恋人同士であれ、夫婦であれ、100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
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