更新日:2022-07-02 06:00
投稿日:2022-07-02 06:00
「冷酷と激情のあいだvol.97〜女性編〜」では、結婚前提で同棲を始めた恋人が、なかなか結婚の意思を固めないことに不満を抱く女性・佳奈さん(仮名・30代前半)の心情をお届けしました。
では、恋人であるケンイチさん(仮名)はなぜ、当初の計画通りに関係を進めるのをためらっているのでしょうか。そこにはケンイチさんなりに複雑な理由がありました。
では、恋人であるケンイチさん(仮名)はなぜ、当初の計画通りに関係を進めるのをためらっているのでしょうか。そこにはケンイチさんなりに複雑な理由がありました。
結婚するつもりはない
「えっと、もはや今の僕は佳奈と結婚するつもりはないですね。
じゃあなんで同棲してるの? って言われるかもしれないけれど、時間が経てば僕の気持ちも変わるかなと思ったのと、今の生活そのものには特別に大きな不満はないからです。
でも、このまま結婚へ……となると話は別で、僕にはその気はまったくないです」
同棲当初、結婚を前提に一緒に住み始めたことは認識しているというケンイチさん。しかし佳奈さんと生活をともにしてみて「これは無理だ」と感じた点がいくつもあったのだそうです。
“映え”重視! インフルエンサーに憧れるのはいいけど
「佳奈は、とにかく見栄っ張りすぎるんですよ。彼女はフリーランスで働いていますが、インフルエンサーに強い憧れがあって、SNSのために“映え”ばかり意識しているのがよくわかります。
食事にしてもデートにしても、買い物ひとつにしても、すべてSNSで誰かに見せるためにやっていて、僕の存在すらも“映え”に利用しているかのような気にさせられています。
家の中のインテリアも写真映えばかり気にして使い勝手が悪いし、食事も味よりも見た目重視で、申し訳ないけれどあまりおいしくない。
服やコスメ、ブランド物はSNSに投稿したらすぐにフリマアプリに出品していて、欲しくて買っているというよりSNSのために買っているようにしか見えず、何のために買っているのか僕から見るとよくわかりません」
ラブ 新着一覧
離婚率が増えた昨今、離婚そのものにはさほど驚かなくなりましたが、円満に見えていた夫婦の離婚の報告には驚いてしまう人も多...
外ではどんなに取り繕っていても、家庭内では、“鬼嫁”っぷりを発揮している女性も散見されますよね。一方、子どもは正直なの...
男性からアプローチをされたら当然嬉しいものですが、もしも駆け引きだと感じたら戸惑う人も多いでしょう。たとえ好意を抱いて...
ひと昔前までは、離婚歴がある女性を偏見の目でみる男性もいましたが、今はバツイチの女性に魅力を感じる男性も多いそうです。...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。全国100人の妻に聞いた夫婦のケンカの頻度調査の結果、約70%がケンカをする...
「冷酷と激情のあいだvol.67〜女性編〜」では、想いを告白してきた男性であるユウタさんと交際に至らずに、相手への不信感...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
大好きだったころは、いつも楽しみに待っていた彼からのLINE。でも「元彼」になってしまうと一変、送られてきたLINEで...
ずっと思い続けていた男性と付き合えることになれば、誰だって嬉しいものです。しかし、中には彼のことをよく知らないまま好き...
彼氏がほしいと思っている人の中には、「今まで、そんなことまったく思わなかったのに……」という人もいるでしょう。実は、彼...
人生に何度か訪れる「モテ期」を経験したことがある人も多いでしょう。中には「私のモテ期は終わった」なんて、思っている人も...
女性と同じく、男性にもそれぞれ好みやタイプがあります。「人は見た目じゃない」とも言いながらも、中には明らかに女性を見た...
「セフレと本命の彼女の違いってなんだろう……」
友人のアラサー女子に相談されたのですが、皆さんはどう答えますか? そ...
彼氏ができたら休日のたびにデートしたり、まったりとおうちで過ごしたいと考えている女性が多いでしょう。しかし、男性の中に...
大好きな彼氏がほかの女性と浮気をしていたら、本当に辛く、傷つきますよね。でも、感情に任せて責めたところで、逆効果になっ...
鬼嫁は常に自分のことしか考えず、夫は「自分のために存在している人」でしかない様子。金銭的な面についても、“結婚”という...