白石麻衣×平手友梨奈 元坂道2大エース出演の夏ドラマ評は?

こじらぶ ライター
更新日:2022-07-09 06:00
投稿日:2022-07-09 06:00

初回“チョイ”出演でも爪痕を残す平手友梨奈

大人気韓流ドラマの日本版でプレッシャーのかかる「六本木クラス」(C)日刊ゲンダイ
大人気韓流ドラマの日本版でプレッシャーのかかる「六本木クラス」 (C)日刊ゲンダイ

 一方、平手さんが出演する「六本木クラス」は、20年に動画配信大手「Netflix」で一大ムーブメントを巻き起こした韓流ドラマ「梨泰院クラス」の日本オリジナル版。放送前から原作ファンを中心に注目度の高かった作品です。

 主演の竹内さんが演じるのは六本木の居酒屋「二代目みやべ」店長で、宿敵である長屋ホールディングス会長とその息子への復讐を心に誓う宮部新。

 平手さんが演じるのは、クールで自己中な性格でありながら、IQ162で運動神経も抜群、芸術的な才能にも恵まれるインフルエンサー麻宮葵。韓国版で物語の核ともなる「イソ」に当たる役ですが、原作同様、初回は冒頭のわずかなシーンのみの登場。原作者が葵役に推薦しただけあって、ビジュアルや役柄へのハマり方は概ねイメージ通りと評判です。

「思ったより原作に忠実だった」

表情がコロコロ変わる葵は欅坂時代の平手のイメージと真逆(C)日刊ゲンダイ
表情がコロコロ変わる葵は欅坂時代の平手のイメージと真逆 (C)日刊ゲンダイ

 耳の高さから毛先にかけてブリーチのグラデーションのカラーが入ったグラデボブで、六本木のクラブで笑顔全開に踊りまくる平手さんはアイドル時代とは別人ですが、ドラマで見ると元からそういう人だったかのように完全に葵として存在しています。

 またドラマ全体では、原作ファンの多くから「思ったより原作に忠実だった」との声があがっています。ただ、韓国版より話数が少ないことで端折った印象になること、製作費にも差があるためスケール感が小さくなっていることが指摘されていますが、これは日本のドラマ産業の現状を考えれば仕方のないことのように思います。

リメーク復讐ドラマのカギを握る役どころ

 新がなぜ長屋ホールディングスに復讐心を抱くことになったのかを学生時代の回想で描いた初回視聴率は、世帯9.6%、個人5.2%。復讐劇が始まる2話以降、さらに盛り上がりを見せられるかは葵役にかかっているとまでいわれています。

 重要な役どころを平手さんがどう演じるかが楽しみです。

こじらぶ
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ジャニーズ、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

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