下着売り場へ男性を同伴させたがる女性の心理を考えてみた

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-04-25 06:00
投稿日:2019-04-25 06:00
 女性の下着売り場に男性がいると、非常に目立ちます。店内にいる女性たちに好奇の目で見られるばかりか、むしろ嫌悪感をあらわにされることもあるでしょう。でも、そもそもなぜ、下着売り場へ男性を同伴させたがる女性がいるのかを考えてみました。

女性下着売り場にいる男性を見て女性が思うこと

 まずは、女性下着売り場にいる男性を見て、世の中の方が思うことをリサーチしてみました。

大半の女性は「嫌」だと思っている

・下着を選びにくい
・目線が気になる
・商品に触らないでほしい
・生理的に受け付けない
・落ち着いて試着ができない

 基本的に大半の女性が、男性が女性の下着売り場にいることを嫌だと思っているようですね。

 確かに、下着売り場で男性がいるとちょっとソワソワしますよね。女性車両に男性がポツンと乗っているような。って、下着売り場に入るのは個人の自由ですので、これは違うのですが。どちらにせよ「違和感」でしかないんですよね。

意外にも、男性の大半も「嫌」だと思っている

 男性の肩を持つ訳ではありませんが、意外にも、下着売り場に入る男性の大半も「嫌」だと思っているようなんです。

・気まずい
・どこを見て良いのか分からない
・場違い感がすごい
・商品に触ってはいけない気がする
・舌打ちされたこともある

 など、決して「ウェルカムではない」と、男性としての立場を分かっているよう。

 では、なぜ、真意ではないのに同伴するのか?その大きな理由は、「女性に誘われたから」だと思うのです。

「断れなかった」という場合もあるでしょうし、「興味はあったし、口実ができた」という場合もあるでしょう。理由はさておき、とにかく女性が促す機会が多いということは無視できない事実です。

下着売り場に男性を同伴させる女性の心理は?

 では、本題です。下着売り場に男性を同伴させることに抵抗がない、むしろ同伴させたいという女性の気持ちを考えてみました。

・男性に選んでもらった下着を着けたい
・男性の下着の好みを知りたい
・下着を選ぶことで盛り上がりたい
・外で待っていてもらうのが申し訳ない

 こんなところでしょうか。

 お気づきの通り、全くもって「自己中心的」です。「そんな気はない!ファッションの一環!女性服屋に行くのと一緒!」なんて賛成派の声が聞こえてきそうですが。

 でも、下着を一緒に選びたいだけなら通販でも良いんですよ。それなのに、なぜ、あえて公共の場でもある下着売り場に連れて行くのか。周りの女性たちには理解を得られず、最悪な場合、男性が嫌な思いをする可能性もあるというのに。

下着売り場に男性を連れて行く女性は「若気の至り」?

 下着売り場に男性を同伴しているカップルは、10〜25歳くらいの比較的年齢が若い方が多い気がします。逆に、40代以上のカップルはあまり目にしませんね。

 男性も女性の申し出を断固拒否しないのは、「若い自分が下着売り場に入っても嫌がられない」と思っているからなのでしょうか。若い世代の方って、なにかとオープンですし。

 まぁつまりは、「若気の至り」というのが、1番しっくりくるような気がするのです。そう考えると、「年を取れば、そのうち分かるって」なんて、温かく見守る心さえ持てる気がしてきました。

日本では男性が下着売り場に同伴する文化がない

 海外の国によっては、異性の友人同士でも気軽に下着売り場に行けるそう。でも、ここは日本。男性が下着売り場に同伴する文化はやっぱりないため、控えた方が賢明です。

 もしかしたら、50年後の日本では「男性同伴が当たり前!」ってなっているかもしれないですけどね。そうなったら、「おばあちゃんたちは、最先端だったのよ」と自慢すると良いと思います。

 それまでは男性と一緒に通販サイトを見て、ラブラブと好みの下着を選んでみてはいかがでしょうか。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ライフスタイル 新着一覧


桜の中にたたずむ茅葺き屋根の山門 2023.4.10(月)
 ひっそりと桜の中にたたずむ茅葺き屋根の山門を見上げる。  あと数日もすれば花が散って葉桜になるんだろう。青空に浮...
ムツゴロウさんはいろんな顔を持っていた 2023.4.9(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「式の出席はお兄ちゃんだけで」意地悪な小姑からのドン引きLINE3選
「嫁姑問題」という言葉は、耳にしたことがある方が大半ですよね。では、「嫁小姑問題」はどうでしょう?  年齢が近い場...
大人の誕生日の過ごし方8選 おひとり様だからこそ楽しめる!
 今回はおひとり様でも楽しめる、8つの「大人の誕生日の過ごし方」をご紹介します。自分の誕生日はいつも通り仕事をしている女...
推定樹齢2000年! 日本最古の山高神代桜 2023.4.7(金)
 推定樹齢2000年と言われる日本最古の山高神代桜(やまたかじんだいさくら)が、たくさんの棒に支えられて今年も花を咲かせ...
アドバイスする立場の心得「やるヤツはやる、やらんヤツはやらん」
 人にアドバイスするのって難しいですよね。できれば相手のためになるようなことを言ってあげたいと思うから、結果が出てないと...
チャーミングすぎ! “たまたま”が振り向きざまにウインク♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
大人だって誰かに迎えに来てほしい日がある 2023.4.5(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
スピリチュアル好きの“圧”がうざい!波風立てない対処法とは
 あなたの周りに、スピリチュアル好きはいますか。占いや迷信、オカルトなどに興味がある人は、それを周りにも伝えようとしてき...
「面倒くせぇ!」と撤去したら災いが? 榊(さかき)の由来と効果
「やっぱり再開することにしたって」。  猫店長「さぶ」率いる愛すべき我が花屋には、古くからご贔屓にしてくださってい...
物価高の今こそ! フリマアプリ8つの失敗から学ぶ賢い使い方
 不用になったけどまだ使える物となると「もったいないかなぁ」と捨てられなかったり、欲しい物が「もう少し安ければ……」と新...
白秋の春はすぐそこまで…と思っていたら? 2023.4.3(月)
 雪をまとう甲斐駒ヶ岳と咲き始めた梅、白秋の春はすぐそこまで……と思っていたら、気づけば4月。  次の季節を待って...
恋に落ちる3秒前♡ ぷっくり膨らんだ“たまたま”がキュート
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
娘の中学入学で準備不足発覚!公立進学でもお金が飛んでいく
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
毎朝のメイクも満員電車も嫌! 出勤再開がつらい時の対処法
 コロナ禍でリモートワークが当たり前の働き方になり、ようやく慣れたと思ったら通勤再開! 何コレつらい! という人、集まれ...
窮屈な世の中になった?見た目の話って難しい 2023.4.2(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...