姉に勝利! 同居する義兄を待ち伏せし復讐ガレージ不倫愛 #5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-07-29 11:29
投稿日:2022-07-22 06:00

寝取ってやる…訪れた復讐の機会

――続けてください。

「私は入念に復讐の計画を立てていました。ずばり、Rさんを寝取ることです。

 必死に忘れようとして、やっと忘れかけた男が実姉の夫になり、同居する残酷さ。治りかけのかさぶたを無理やり剝がされるような心の痛みを理解できますか?

 Rさんに対しても、『私との過去を無かったものにしようとしている』ことに、いらだちが募りました。

 ある日、姉が大学の同窓会で夜に外出したんですね。私、そんなタイミングを狙っていました。クラブの仕事を病欠し、義兄となったRさんが帰宅するのを待っていたんです。

 3階の窓から外を見ていると、夜の9時過ぎ、家へと向ってくるRさんの姿を見つけました。

 すぐさま1階に降りて玄関を出ると、家の脇にあるガレージの中に身を潜めたんです。

 自家用車がありましたが、人が入るには十分なスペースです。

 彼が敷地内に入ってきた時、『Rさん』と呼びました。彼はハッと息をのんでいましたが、『声を出さないで。この意味分かるわよね?』と言うと、戸惑いながらもガレージの中に来てくれたんです。

「ああ、この味…」懐かしい彼の味に下腹が熱くなり

『困るよ……H子ちゃん』と言う彼の前にひざまずき、私は有無を言わせず、股間をまさぐりました。『うっ』と驚く間もなく、素早く彼のズボンと下着を引きおろし、ペニスを露出させたんです。

 もちろん、ペニスはまだ女を愛せる状態ではありません。それどころか、驚きに縮こまっているようにも見えました。

『何も言わないで。大声を出されて困るのはそっちよね』

 私はそう告げると、彼のイチモツを口に含みました。懐かしい味と匂いが、一瞬、私を恋人時代に引き戻して……。

 彼は『やめてくれ……』と拒絶の言葉を吐きましたが、口に含んだペニスはどんどん硬くなっていきます。

 私はここぞとばかりに、舌を絡ませ、喉奥深くまで咥(くわ)えこみました。

 同時に、陰嚢も優しく揉みほぐし、濃厚なフェラチオを浴びせたんです。

『ああ、この味……』と私は再度、心の中で呟きました。かつて愛し合った彼の肉の味が懐かしく思えて……そして昔と変わらない野太さと硬さ――私は下腹を熱くしながら、夢中でしゃぶりたてたんです」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


脳みそがまさかの「性感帯」に…81歳によるわたしの破壊的H
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
マゾで無理やり願望がある私…憧れの3Pも本番でアクシデント
 そんなわけで幾人かの男性と逢瀬を重ね、出逢い系にも慣れてきた私。次なるチャレンジは……そう、3Pです。
「男性をHな映画に誘って発情させる作戦」が失敗する理由
 先日、とある20代のイケメンくんが私にグチってきました。年上の女性に映画に誘われました。それがかなり濃厚なシーンが多い...
内藤みか 2019-09-23 06:23 エロコク
チクニーに病みつき…乳首をい~い感じにくすぐる専用グッズ
 チクニーという語を聞いたことがありますか?  自分で乳首を刺激して気持ち良くなるプレーを指す語で、男性の間でかつ...
桃子 2019-11-12 04:45 エロコク
81歳のせいで超絶「セックス依存」になったわたしの日常とは
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
2人から同時に愛されたい…“複数プレイ”の楽しみ方と注意点
 あなたは、どういった性の願望を抱いていて、ひそかに何をしたい/されたいと願っていますか。自分の性癖の形を知れば、もっと...
大泉りか 2019-09-18 18:38 エロコク
普通の新卒OLも…副業に「高収入アルバイト」を選択する理由
「高収入アルバイト」を検索してみたことはありますか? 女性なら考えたことがある人も多いかもしれません。でも、やっぱり怖い...
伸びたアンテナが往復ビンタ…優しい刺激に甘やかされたい
 まず、この「ザロ ヒーロー」に付けられたキャッチフレーズを紹介します。「クリトリスを甘やかす」――。なんてすてきなの!...
桃子 2019-11-12 04:45 エロコク
操縦桿さえ…淫乱男を操縦するために必要なただひとつのこと
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
密着され撫でられ…際限のないセクハラに私の体調は悪化
 その女、「G」に出会ったとき、私は30代で、フリーランスの仕事をしていました。彼女は40代後半。私に仕事を依頼した会社...
男性の「賢者タイム」 女性が有効活用する方法を考えてみる
 カップルにとって避けては通ることができない問題――それが「賢者タイム」の存在です。  賢者タイムとは、男性がエッチの...
女性器リノベに投資する女たち#4…彼も私も満たされる膣改造
「膣の入り口をキュッと締めても、中のほうは締まっていない気がする」「セックスの時、彼はどう感じているのだろう?」「中イキ...
「48手ヨガ」女性ホルモンが増えてポカポカになるって本当?
 48手とはなにかご存知でしょうか。本来は相撲の決まり手の種類でしたが、江戸の頃からセックス時の体位バリエーションという...
内藤みか 2019-09-09 06:00 エロコク
連載史上最もハードな1本 挿入すると雷に打たれたような衝撃
 今回は、当連載が始まって以来、最もハードな1本を紹介します。「マイスティム ティックリング トルーマン」は黒々としたボ...
桃子 2019-11-12 04:44 エロコク
ひろしのネオ☆プロ彼女たちによる華麗なる世代交代とは?
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
その女と出張へ…ケイタイに登録されていた私の生理周期
 その女、「G」に出会ったとき、私は30代で、フリーランスの仕事をしていました。彼女は40代後半。私に仕事を依頼した会社...