姉に勝利! 同居する義兄を待ち伏せし復讐ガレージ不倫愛 #5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-07-29 11:29
投稿日:2022-07-22 06:00

体が覚えている彼の快楽のツボ

――続けてください。

「夜のガレージ内に、チュパチュパと唾音が響きました。

 その頃には、尿道口からうっすらと先走りの汁も噴き出していて……私は嬉々としてフェラチオを続けました。

 彼の快楽のツボは体が覚えています。カリのくびれと裏スジが交差する『包皮小帯』――私はその部分を執拗に責めましたね。そのたび、彼ったら、私の頭を掴んで『うう、ああ』って唸るんです。

 私はここぞとばかりに強烈なバキュームでペニスを愛撫し続けました。姉はこんなフェラチオするかしら……と優越感に浸りながら――。

 やがて『ああ、ダメだ』という声と共に、私の喉奥にドクドクとザーメンが噴射されたんです」

本当は悦んでいる…彼は本気で逃げようとはしなかった

――すごい展開ですね。続けてください。

「反射的にごくんと飲み干していましたね。喉に引っかかる精液が濃厚で、ひどく興奮しました。唾液とともに飲みこんだ後も、彼のハアハアという息遣いを聞きながら、再度ペニスを咥えこんでいて……。

 彼は『もうやめてくれ』と言いましたが、それでも私は頬張り続けました。 

 彼、嫌なふりして実は悦んでいるんですよ。だって、本当にダメなら、男の力で私を押し退けることも、逃げることだって可能です。

 でも、それをしなかった――。

 私は心の中で『姉とのセックスに満足していないんでしょう?』とあざ笑いました。

 射精直後にもかかわらず、彼のペニスは再び勃起してきて……。私は陰嚢を揉みほぐし、もう一方の手ではペニスをしごきながら、懸命に舌を絡めたんです。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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