夜は拒否、スマホ三昧…猫をかぶっていた“豹変型”悪妻の怪

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-04-27 06:00
投稿日:2019-04-27 06:00
 結婚するまでは猫をかぶっていて、入籍を済ませた途端に本性をあらわす鬼嫁もいるようです。そんなえげつない鬼嫁の実態を、魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、3選ご紹介します。

1:声高に「レス宣言」

「別れた嫁は、今思い返しても最低な“妻”だったと思います。

 結婚するまで2年同棲していたんですが、そのときには“普通の女”を演じていたんですよ。

 ところが、入籍をした翌月から、人格が豹変。

 まず、いきなり嫉妬深くなって仕事の飲み会に参加するのも禁止されたうえに、一方的に「レス宣言」までしてきたんです。

『夫婦になってするなんて、気持ち悪い』という不可解な理由で、性生活を拒絶。スキンシップまでは『許す』という、なんともこちらをバカにしたマイルールまで押し付けてきました。

 最初は我慢していましたが、結局、そんな嫁と結婚生活が続くわけもなく、離婚しましたね」(43歳男性/IT)

  ◇  ◇  ◇

 結婚するまでは体を提供し、入籍という目的を達成したら夫をマイルールで縛る鬼嫁も。男性はさぞかし、騙された気分になることでしょう。

2:“見える壁”を構築…

「30代後半で結婚した元妻は、結婚するまでは俺の母親に媚びてたくせに、入籍して半年ほど経ったころから、態度が激変。

 あからさまに俺の実家と距離を置き始めただけでなく、俺の友人たちにも失礼な態度で接するようになりました。

 夫婦同伴で参加する場でも露骨に不機嫌で、俺に文句ばかり言っているような嫁だったんですが、交際当時には、むしろ愛想がいいタイプに見えただけに衝撃でしたね。

 離婚して、親や仲間に『離れられて、よかったね』と口々に言われたのも印象的で、それほどまわりからは悪妻だと思われていたみたいです」(40歳男性/運送)

  ◇  ◇  ◇

 結婚するまでは愛想のいい姿を演じ、“妻”となった途端に困った本性をあらわす悪妻も。人間関係を破壊するほどの悪妻っぷりとなれば、男は戸惑うとともに、一刻も早く別れたくなることでしょう。

3:スマホが人生の伴侶…

「入籍するまで半年ほど同棲した元妻は、結婚するまではかいがいしく家事をしていたくせに、入籍した途端に怠惰な本性を出してきました。

 帰宅してもメシもなく、掃除や洗濯も放棄。

 家では常にスマホをいじっているか寝ているかで、夫婦の会話もほとんどナシ……。

 インスタとゲームにハマっているようでしたが『お前の伴侶はスマホか!』と言いたくなるほどでした。

 そんな女と生活してても何ひとつ楽しくもないので、俺に好きな人ができて、速攻離婚しました」(39歳男性/サービス)

  ◇  ◇  ◇

 安泰の生活を手に入れて、思う存分スマホに浸れるとでも思ったのでしょうか。一緒にいても同じ時間を共有できない妻からは、男の心が離れても無理はありません。

「結婚」がゴールになっていた女性の中には、入籍した途端に悪妻に豹変する人もいるみたいです。しかし人生はそこまで甘くない。そんな妻に愛想を尽かし離婚を選択する男だって珍しくありません。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


“はずれ夫”を引いちまった!結婚を後悔させる男の賢い対処法
 結婚が決まったら、誰もが幸せな生活を想像するでしょう。しかし、実際の結婚生活は思った以上に難しいもの。一緒に生活したら...
恋バナ調査隊 2022-11-30 06:00 ラブ
これって束縛?彼氏が「女友達」と飲みに行くのは許せない!
 彼氏に対して束縛したくないし、めんどくさい女とも思われたくない……。  し、しかしですよ。 「女友達と飲みに行く」...
若林杏樹 2022-11-30 06:00 ラブ
クロ確定の証拠入手先は? ツメ甘男の浮気を見抜いたエピ3選
 あなたは「私の彼は絶対に浮気しない」と言い切れますか? もしかしたら彼は、うまく隠しているだけで、今まさに浮気中かもし...
恋バナ調査隊 2022-11-28 06:00 ラブ
子なし女とプチ遠距離不倫に悩む男「いつまで待たされる?」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-11-26 06:00 ラブ
子作りの最後の機会でも…離婚→再婚を迷う女性の2つの悩み
「冷酷と激情のあいだvol.118〜女性編〜」では、不倫相手である菜摘さん(38歳・仮名)が「離婚する」と言いながら一向...
並木まき 2022-11-26 06:00 ラブ
浮気男がかます「言い訳あるある」大全 彼の口癖と比べてみて
 浮気している男性は、必死に隠そうとします。ただ「マニュアル本でもあるのか?」とつっこみたくなるくらい、ほとんどの男性が...
恋バナ調査隊 2022-11-26 06:00 ラブ
「パイパイほしいでちゅ」妻号泣!夫⇔不倫女のアウトなLINE
 世間を騒がす芸能人や著名人の不倫報道。いざ自分の身に降りかかったらあなたはどうしますか?  今回は信頼していた...
恋バナ調査隊 2022-12-10 21:46 ラブ
新海誠作品「言の葉の庭」は“年下男子に好かれるツボ”だらけ
 年上女性と年下男性を描いた映画はたくさんありますが、そのなかでも男性の人気が高いのは『言の葉の庭』。 『すずめの戸締...
内藤みか 2022-11-24 06:00 ラブ
何かの罠?元彼の結婚式に呼ばれた!出席の判断基準&注意点
 結婚式は、新郎新婦にとって純粋な愛を誓う神聖な儀式です。でも、世の中には稀に「元彼から結婚式の招待状が届いた」という人...
恋バナ調査隊 2022-11-24 06:00 ラブ
40代婚活もタイパ重視!「出会いがない職業」の男性を狙う
 婚活中の女性にとって、まだ相手のいない男性を見つけるのは至難の業ですよね。でも実は「男性の職業」に注目すると、女性との...
恋バナ調査隊 2022-11-23 06:00 ラブ
初対面で“恋愛対象落選”は嫌!男がチェックしている女の言動
「人は第一印象が9割」とよくいいますよね。  男性は初対面で恋愛的にアリかナシか判断する場合が多く、第一印象が良くない...
若林杏樹 2022-11-23 06:00 ラブ
「動物好きと動物嫌い」結婚か別れか、問題と解決策を総点検
 好きで結婚したい相手がいるけれど、「譲れない部分の価値観が違っている」と悩む人は多いですよね。中でも、自分が動物好き(...
恋バナ調査隊 2022-11-21 06:00 ラブ
夫から離婚したいと言われたら…絶対に避けるべき3つのこと
 突然夫から「離婚したい」と言われたら、誰だって驚きますよね。夫婦関係がうまくいっていない自覚があるのであればまだしも、...
恋バナ調査隊 2022-11-20 06:00 ラブ
私のキャリアより性欲優先? 同棲に疲弊した33歳女性の憂鬱
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-11-19 06:00 ラブ
同棲だからこそベッタリしたい!性生活を拒む彼女に不満な男
「冷酷と激情のあいだvol.117〜女性編〜」では、同棲開始と同時に夜の生活に積極的になった恋人・ソウイチさん(仮名・3...
並木まき 2022-12-03 11:04 ラブ