30歳を過ぎた女性に多い…婚活を卒業できない「3つの理由」

山本早織 結婚につながる恋のコンサル
更新日:2019-05-01 16:39
投稿日:2019-04-30 06:10
 結婚につながる恋のコンサルタント、山本早織です。「結婚につながる恋コラム」第4回は、30歳を過ぎた女性にありがちな“婚活を長引かせている3つの理由”をお伝えさせていただきます。

大前提として結婚を妥協してはいけない

 婚活業界にいると、本当に多くの相談が私の元へ届きます。

 頑張って婚活をしているのに望むような結果が出ない……そんなジレンマが、“結婚を諦める”あるいは“相手を妥協をする”という思考を生む結果になってはいないでしょうか?

 でも何歳になっても、どんな環境であっても、私は妥協の上での結婚をオススメしていません。

 そこで得られるのは「結婚」という“点”でしかなく、「結婚生活」という“線”で見ると、本当に欲しいものを手に入れたとは言えない、と感じるからです。

 そこで今回は、女性たちが婚活を長引かせている大きな原因を3つご紹介いたします。

 ぜひ婚活をしている女性たちのヒントになれたら幸いです。

1. 過去の恋愛を「成功体験」と捉えている

 多くの女性が過去の恋愛を成功体験として捉えています。好きな人と過ごした日々は大きな経験で、女性としての人生を価値あるものに育ててくれた時間となっているでしょう。

 しかし、結婚という観点から見ると、本当に成功と言えるでしょうか?

 30歳を過ぎた女性の多くが感じているように、それまで彼氏が途切れたことのない人でも、なかなかいいパートナーと巡り会えず、「あれ?なんだか今までと違う」と違和感を感じているはずです。

 それでも過去の恋愛を「成功」と思い込み、これまでと同じ手法で相手を探し続け、自らの市場価値や立ち位置が変わっていることを把握できていない……。

 結婚をしたいと感じているのであれば、恋愛と結婚は別物であると、きちんと理解する必要があります。

 いま一度、自分の年齢や価値観、将来のビジョンを再認識し、どんな男性と過ごしているときが心地いいのかを考えてみてください。

 そして、「ドキドキする」「ピンとくる」というような直感的な刺激を信じず、一緒にいて落ち着く相手こそが真実の愛をくれる人かもしれない、と見方を変えてみましょう。

2. 出会いの量を増やして質を上げていない

 現在どんな婚活をしていますか?とにかく数打てばどこかに運命の人に当たると考えていませんか?もちろん、出会いの数は必要です。

 私は今思い返せば、一般女性が出会うであろう5倍以上の数の男性と出会っています。グラビアアイドル時代や銀座のホステス時代は男性相手の仕事だったこともありますが、現在経営者となってからも周りには男性ばかり。

 もちろん恋愛対象か?と言われるとそうではないかもしれませんが、いつでも恋愛に発展するかもしれないという気持ちで、男性に対してコミュニケーションをしています。

 そのため、いつどこでどんな素敵な人に出会っても、恋のフックに気持ちを引っ掛けるためのコミュニケーションをすることができ、男性への対応の仕方も心得ています。

 毎日、恋のチャンスは転がっているものです。ぜひとも、周りにいる男性全てに愛される女性像を心がけ、出会いの質を上げる行動を選択することをオススメします。

3. いつも婚活女性同士で群れている

 女性はコミュニティーを作る生き物です。しかし、婚活に関してはオススメしません。

「いつも同じメンバーで婚活パーティーに行く」「『こんな男性に会った』と写メを見せ合っては評価し合う」などの行為をしている女性は、婚活ループから抜け出せないストレスを長く抱えることになりがち。

 自分の人生は自分だけが決断していくものです。日ごろ周りの目を気にしがちな人こそ、婚活については1人で行うことがポイントです。

 いかがでしたか?

「私、当てはまってるかも……」と思ったあなたは、もうすぐ婚活から結婚へ進める人です。

 現実を変化させるには小さな一歩から。ぜひ素敵な方との結婚を手にしてくださいね。

山本早織
記事一覧
結婚につながる恋のコンサル
16歳で芸能デビュー。ヤングジャンプやマガジンなどの雑誌やドラマや舞台で活動後、24歳で引退。フラワーデザイナーとして独立し、スクールで恋愛アドバイスをしていたところ、生徒10名を結婚へ導いた。現在は結婚相談所事業と仲人BARを運営し、婚活男女を結婚へ導いている。https://saoriyamamoto.com

関連キーワード

ラブ 新着一覧


40代、50代の「プチ同窓会」に潜む危険。昔の恋人に遭遇したらどうする?
 暑さが落ち着き、行動しやすい秋口になってくると、お誘いも増えてくるものです。  そんな中、プチ同窓会的な飲み会の...
内藤みか 2025-09-04 11:45 ラブ
行かなきゃよかった! 花火と一緒に浮気バレ…カップルたちの悲惨な夏の思い出4選
 カップルの大きなイベントの1つとして花火大会がありますが、必ずしも素敵な思い出になるとは限りませんよね。中にはこうして...
恋バナ調査隊 2025-09-04 08:00 ラブ
スキンシップも会話もない…「結婚しているのに寂しい」と感じる5つの事情
 結婚して夫がいるのに「寂しい」と感じることがよくあるなら、あなたには“解消したい問題”があるのかもしれません。原因とな...
恋バナ調査隊 2025-09-04 08:00 ラブ
坂口健太郎似の男「一緒に住もう」の言葉に隠れた甘いワナ。欲しいのは家政婦だよね?
「出会いは、街コンでした」そう話してくれたのは、ユカリさん(仮名・31歳)。大学時代の友人に誘われて、気乗りしないまま参...
おがわん 2025-09-03 11:45 ラブ
「経験人数は」って交際前に聞くか? 男がドン引きした“ヤバすぎ”質問エピソード6つ
 交際前に、相手の男性がどんな人か知ることは大切。ですが、デリカシーのない質問や踏み込みすぎな質問は距離を置かれる原因に...
恋バナ調査隊 2025-09-03 08:00 ラブ
加藤ローサの「同居離婚」に見るリアルな落とし穴。一般夫婦の“新しい形”にするのは危険なわけ
 先日とあるテレビ番組で加藤ローサさんが「同居離婚」をしたと発表していて驚きました。  そういえば、長らくテレビや...
豆木メイ 2025-09-02 11:45 ラブ
「無駄遣いしたくない」で察したよ…女が覚悟を決めた“別れの予兆”LINE
 どんなに好きでも、サヨナラを迎える恋もあります…。今回は、女性たちが「ヤバい、終わりが近い…」と悟ったLINEをご紹介...
恋バナ調査隊 2025-09-02 08:00 ラブ
もう、恥ずかしい! 夫の計算ミスで逆ギレ、他の女へ誤爆LINE…怒りどころか呆れたエピソード
 世の中、夫を尊敬している妻ばかりではありません。態度に幻滅している女性もかなりいるようです。いったいどのような場面でそ...
恋バナ調査隊 2025-09-01 08:00 ラブ
「妻の親は言葉使いが汚い」子どもを義両親に預けたくない42歳夫。会社経営一族との“価値観の差”に感じる苦悩
「冷酷と激情のあいだvol.261〜女性編〜」では、授かり婚で双子を出産。子育てを手伝ってもらうため、実家の近くに転居し...
並木まき 2025-08-30 11:45 ラブ
「双子の育児、私任せのくせに!」夫から“実家の介入は絶対ダメ”と拒否されて…ワンオペに苦しむ妻の憤り
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-30 11:45 ラブ
怖いって!「部屋を君だらけにしたよ」元彼からのキモすぎるLINE3選。なにか勘違いしてる?
 今回ご紹介するのは、元カレからのLINEです。1ミリも未練がないときに届く未練タラタラなLINEには恐怖すら感じるもの...
2025-08-30 08:00 ラブ
もしや王子様ですか? 彼氏の「育ちがいい」と悟った瞬間。モラハラ男との決定的な違い6つ
 付き合い始めた頃は気づかなかったけれど、彼氏のふとした言動に「あ、この人育ちがいいな」と感じたこと、ありませんか? 付...
恋バナ調査隊 2025-08-30 08:00 ラブ
49歳女「28歳の彼は可愛いペットです」閉経後に酔いしれる甘美な恋愛。“結婚”以上に求めあえるもの
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-29 11:45 ラブ
割り勘は「男女平等でしょ」33歳男の主張に違和感。“ケチ”と“平等”の違いはどこにある?
“男女平等”を盾に、愛情まで割り勘にする人がいる。カナ(仮名・29歳)がその男と出会ったのは、会社の同僚に誘われたBBQ...
おがわん 2025-08-29 11:45 ラブ
「会ったら抱きしめて」いま“ベタベタ系男子”が増えている? 猛暑にボディータッチを欲するワケ
 猛暑が続く夏ですが、年下男子と恋愛している女性たちからは意外な声が聞こえてきます。それは「こんなに暑いのに、彼がベタベ...
内藤みか 2025-08-28 11:45 ラブ
私が出会った「人生で1番許せない」最低男たち。ウソを拡散、コツコツ貯めた340万円がパーに!
「大好きだったあの人を忘れられない」なんて女性もいますが、「絶対にあの男だけは許せない!」と、違う意味で忘れられない人が...
恋バナ調査隊 2025-08-28 08:00 ラブ