人間の3大欲求「食欲」について
最後の3つ目、「食欲」についてです。
えっ、食と夫婦不和って関係あるの? と不思議に思う方もいるかもしれません。でもね、関係は大アリです。
結婚してまもなく、必ずといっていいほど「夕食問題」がぼっ発します。2人とも忙しいのに食事の支度はほとんどが女性側。男性の約17%の男性しか食事の支度をしていない、後片付けを手伝うのも約33%というデータもあるぐらいです(「週5日勤務の共働き夫婦 家事育児 実態調査2019」調査レポート、リクルート調べ)。
いったい何やってんねん! と筆者も声を荒げたくなる数字です。自分の食べたいものは二の次で、子供や夫の好物を考えて買い出しをし、何千回も食事の支度をしている世の妻たち。
慌ただしく帰って来て急いで食事の支度をしたにもかかわらず、家族から「今日はご飯いらない」という簡単なLINEが来たらブチ切れたくなりますよね。
作らないくせに…クレームをつける夫に宣言
夫婦歴25年の専業主婦A子さん(51)の話をご紹介しましょう。A子さんのお子さんは大学卒業後、就職を機に実家を出て、ひとり暮らしをするようになりました。
それ以降、食事の支度は夫と自分の2人分。A子さんはまだまだ美しく現役でありたい気持ちから、ダイエット向きの食事に切り替えたそうです。すると、「こんな食事では足りない!」と夫のクレームが入りました。
仕方なく夫には全く別物の献立を用意するようにしていたといいますが、ある日、A子さんは突然涙が出てきます。
「私はいつまで旦那のご飯を作り続けるの? まさか一生?」
家族ファーストだった人生が心底嫌になったそうです。
「あなた一人分のご飯はもう作らない。私が食べる時に私と同じものを食べない限り作りません」
A子さんは寝そべってテレビを見ている旦那さんに向かって、宣言したそうです。
人生100年時代と呼ばれるいま、男性もお料理をするべきです。年を重ねた夫婦が仲良く暮らすためには、生活全般のバージョンアップが必要でしょう。
今回の記事は願わくば、男性に読んでいただきたいですね(笑)。
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