「敬老の日と賀寿の祝い」ジィジとバァバにどんな花を贈る?

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-09-14 06:00
投稿日:2022-09-14 06:00

敬老の日は海外にも

 まもなく敬老の日がやってまいります。日本の敬老の日は9月の第3月曜日と定められており、今年は9月19日。敬老の日は「大切なご年配の方々を敬う日」として知られていますが、実は敬老の日は、日本だけに設けられたものではございません。

 アメリカでは、9月の第2日曜日に「National Grandparents Day」と定められ、孫からおじいちゃま・おばあちゃまへ感謝の気持ちと共に、ブーケやグリーティングカードをプレゼントすることが一般的。お花は“Forget me not”、「忘れな草」が定番とのこと。

 他にも中国や韓国、イギリス、イタリアなど、改めてご年配の方を敬う日として、大切に思う気持ちを再確認するのが敬老の日なのですね。

場を華やかにするお花の贈り物

 日本には、敬老の日とは別に還暦や古希など長寿を祝う風習がありますが、何をしたらいいのか分かんないと思っているアナタ。

 ギフトでいえばお菓子やお酒、お茶などに並んで、お花は人気商品でございます。お花はご年配になればなるほど喜ばれることが多く、年齢が上がっていくにつれ、花束などの切花から綺麗な時期が長い鉢花へと選択肢が広がり、プレゼントされたお花を手に取っての記念写真は、やはり映えが違うんでございますのよ。

 敬老の日に合わせて、特別な節目のお誕生日祝いも兼ねる方も中にはいらっしゃって、今時分はそんなご相談をしに来る方もチラホラ……。

 そんなお客様には、「それぞれの年祝いにはちょっとした決まり事のようなものがございますよ」と申し上げております。

「年祝い(賀寿)」は特別な年齢になった長寿のお祝いのこと。中国から伝来した風習で、奈良時代には40歳から10年刻みで行っていたようですが(40歳は初老だってさ!)、いまは、60歳をすぎてからの賀の祝いでございます。

 それぞれの賀寿には“テーマカラー”があるので、プレゼントを選ぶときなど、参考になさってみてください。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


縁を切るべき友達の5つの特徴&上手に縁を切る方法とは?
 どんなにコミュニケーション能力が高い人でも、「苦手だな」「付き合いにくいな」と感じる人は、誰にだっているもの。仕事の付...
後ろ足で器用にポリポリ…一緒に“にゃんたま”も揺れちゃうの
 きょうは、首元がカユ~イにゃんたま君です。  首を掻くのに、うしろ脚を使うなんて…ニャイす!  一本だけ爪...
脱いだ作家を守るために…作品を山に埋めた編集者の話 #2
 自分の作品がヘアヌードブームに引っかかることも、世間はこんなにエロが好きで、女性のヌード=男性の下半身への奉仕物、と見...
脱いだ作家を守るために…作品を山に埋めた編集者の話 #1
 女が脱ぐ仕事をするのには、いまも昔も危険や煩わしいことが付きまといます。  私自身、音楽をやっていた頃に自分の作...
お葬式に黒いタイツはダメ?寒い日の防寒対策&喪服のマナー
 真冬にお葬式に参列することになった時、黒のストッキングでは足元が寒いことってありますよね。でも、暖かい格好で行こうと思...
配信者にとっては厄介!「察してもらいたい欲」がすぎるひと
 ライブ配信は、まさに魑魅魍魎(ちみもうりょう)がうごめく世界。今日も今日とて、多くのライバーやリスナーは、配信をめぐっ...
この匂いはあの子かにゃ?チェックに余念のない“にゃんたま”
 猫の嗅覚は、人間の嗅覚の数万倍から数十万倍鋭い、といわれています。  猫の鼻先は常に湿っていて、空気中に流れてい...
今年の実付きは最高!「千両」と共に迎える幸せなお正月
「今年の千両、実付きがいいよ!」  花市場でいつもお世話になっているセリ人のお兄様が電話の向こうで叫んでおります。...
旅行できない今こそ…年末年始におすすめグルメサービス2選
 政府の観光支援策「Go To トラベル」の全国一斉停止が決まり、年末年始の予定を変更した人も少なくないはずです。こんな...
静かな時間の終わりなき毛繕いに感じる“にゃんたま”の美学
 男には自分の世界があるらしいと知ったのは、小学校低学年の頃。  テレビでルパン三世のアニメのテーマ曲が流れていて...
人と仲良くなる6つのコツ&友達作りが上手な人の共通点♪
 社会人になってから、「人付き合いに苦労している」という人は多いはず。学生の頃には、無難にこなしていたはずの人付き合いが...
アンガーマネジメントのススメ~怒りを伝えて我慢にさよなら
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。人間関係のほとんどのトラブルは“怒り”から始まるといっても過言ではありません...
急ぎ足の隙間からチラリ…赤ネコ君のぷっくり“にゃんたま”
 きょうは、急ぎ足で横切るにゃんたまω様。  茶トラの別名は「赤ネコ」。鮮やかな色をした毛並みに、立派なにゃんたま...
ハマる女子続出 WEB漫画「明日、私は誰かのカノジョ」って?
 近ごろは、紙のコミック雑誌だけでなく、電子コミック連載でのヒット作も増えてきました。その中でも紙と電子で累計40万部を...
自由奔放が長寿の秘訣? 森の妖精“フェアリーピコ”の育て方
 さかのぼること、数年前の年末のある日……。  花市場を徘徊していたワタクシは、市場関係者の鉢物担当のお兄様たちに...
お酒が飲めなくてツライ…下戸が飲まずに飲み会を楽しむ方法
 水商売に限らず、仕事をするようになると必ずぶち当たるのが「お酒は飲めた方がいいのか?」という問題。緊張がほぐれるお酒の...