十人十色のマッチョから、推しを選ぶ非日常空間
店内は思ったよりガヤガヤしていて、お客さんはほとんど女性。若い女性も多かったが、仕事終わりのOLっぽい女性もどんどん入ってくる。
そしてお酒を頼んで5分もしないうちに「マッスルタイム」なるものがはじまった。店内のBGMはギラつき感のあるパーティーミュージックに切り替わり、なんと目の前のマッチョたちが半裸になっていく。
服の上からでは分からなかった美しい腹筋を見て、他のお客さんも自分も大興奮。ここで気づいたのだが、自分の人生の中には、マッチョを間近で見た経験がなかった。
というか、このレベルで美しい身体を持つマッチョ、世の中にそんなにいない気がする。男性版のバーレスクに来たような、今までに感じたことのない高揚。た、楽しい。
マッスルタイム後半に大興奮!
マッスルタイムの後半では、マッチョたちはぞろぞろと目の前に出てきてくれて、その美しい身体が目と鼻の先になる。
かっこいいとかキレイとかを超越し、普通にエロいと思ってしまった。キャバクラに行くおじさんも、こんなことを感じているのだろうか。
マッスルタイムが終わると、店内は少し落ち着いた……と思ったのだが、また大きな音楽が流れ始める。今度は誰かが、推しのキャストに「チップ」を入れたらしい。
どうやら入れたチップの金額に応じて、マッチョが女性たちを肩に乗せたり、マッサージしてくれたり、はたまた壁ドンしてくれたりするらしい。
まさに、課金できる推し。
女性からのボディタッチは禁止のようだが、嬌声を上げている女性たちの中は、マッチョたちにぐいっと迫ってもらっている。課金でこんなことができるなんて、まさにマッチョ沼だ。
お酒を飲んでいると、カウンターの向こうからマッチョが話しかけてくれる。お話したり、見た目の印象を見たりして、みんな推しマッチョを決めているようだった。
筆者も一番楽しげに話してくれた細マッチョさんが気になり、チップを入れてみることにした。
ライフスタイル 新着一覧