セックス上手の彼とは悪縁になる!? 人には言えないHな本音

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2022-10-08 06:00
投稿日:2022-10-08 06:00

男と女の愛情バロメータの違い

 長らく男女問題に携わっていますが、《彼からセックスを求められる。だから愛されている》と勘違いする女子が多いのに驚かされます。

 10代ならともかくも、ずいぶんなオトナ女子であっても「本気と遊びの違い」がよく分からず、自分がセカンドかどうか悩んで相談に来られます。どうやら「好きだよ、お前だけだよ」という言葉に騙されてしまうようです。男性はカラダの関係になるまでなかなか発展せず、わがままを言って頼ってくる女性に振り回されます。

 ここ、とても重要なポイントです。女性の皆さん、愛されているからセックスを求めてくると思ってはいけません。男性は愛情がなくても誰とでもできます。その感覚は子孫繁栄のための本能ですから仕方がないっちゃあ、仕方がありません。

 浮気が許せないのは、女性目線で考えるとセックスには愛情が伴うから。男性も彼女や妻が浮気したら怒りますが、その怒りと愛情は“無関係”。潜在意識の中に、セックスは自分以外の子孫を残す可能性がある行為だから許せないという説もあります。

愛情と欲情は勘違いしやすい

 日本文学史におけるモテ文豪の太宰治も基本エッチが大好きで、「女好きの太宰」として有名だったと数々の太宰研究から読み取れます。

 愛人と自殺未遂を何度も繰り返し、38歳の若さで亡くなった時もカフェの女給と入水自殺しました。必ず一緒に死んでくれる女子がいたほど、モテたし惚れられていたのでしょう。

 男女問題研究家の筆者が考えるに、あっちがすごテクで相性のいい男性と出会うと、女性はメロメロになって離れられなくなり“嫉妬”と“独占欲”で苦しんでしまう。実際、そういう相談は珍しくありません。

 一方の男性は、どんなにブサメンでもモテると思い込んで現実がよく理解できないみたいです。そして両者とも些細なことでやきもちを妬き、疑心暗鬼に陥るという負のループが待っている――。

 これって「愛」なのでしょうか。「執着」なのでしょうか。どちらにせよ、魂と魂が結びつくという「愛」の崇高なイメージからは遠ざかっているように感じます。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


論理的な男ってステキ♡でも彼氏にするなら絶対要注意のワケ
 合理的に行動できる人や、論理的に話せる人ってかっこいいですよね。私の経験上、こういう人は男性に多い気がします。  で...
おくげちゃん 2022-12-02 06:00 ラブ
“根こそぎ”食べるの勘弁して!「食べ尽くし系夫」賢い対処法
「食べ尽くし系夫」という言葉をご存知ですか? その名の通り、家の中の食べ物を全部食べてしまう夫のことです。家事に仕事に子...
恋バナ調査隊 2022-12-02 06:00 ラブ
“ひとり旅上手”こそ恋の好機 計画時からメリットしかない!
 旅行支援や激安チケットなどをきっかけに、観光地も賑わいを取り戻しつつあります。そんななか、ひとり旅をする女性も目につき...
内藤みか 2022-12-01 06:00 ラブ
これって束縛?彼氏が「女友達」と飲みに行くのは許せない!
 彼氏に対して束縛したくないし、めんどくさい女とも思われたくない……。  し、しかしですよ。 「女友達と飲みに行く」...
若林杏樹 2022-11-30 06:00 ラブ
“はずれ夫”を引いちまった!結婚を後悔させる男の賢い対処法
 結婚が決まったら、誰もが幸せな生活を想像するでしょう。しかし、実際の結婚生活は思った以上に難しいもの。一緒に生活したら...
恋バナ調査隊 2022-11-30 06:00 ラブ
クロ確定の証拠入手先は? ツメ甘男の浮気を見抜いたエピ3選
 あなたは「私の彼は絶対に浮気しない」と言い切れますか? もしかしたら彼は、うまく隠しているだけで、今まさに浮気中かもし...
恋バナ調査隊 2022-11-28 06:00 ラブ
子作りの最後の機会でも…離婚→再婚を迷う女性の2つの悩み
「冷酷と激情のあいだvol.118〜女性編〜」では、不倫相手である菜摘さん(38歳・仮名)が「離婚する」と言いながら一向...
並木まき 2022-11-26 06:00 ラブ
子なし女とプチ遠距離不倫に悩む男「いつまで待たされる?」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-11-26 06:00 ラブ
「パイパイほしいでちゅ」妻号泣!夫⇔不倫女のアウトなLINE
 世間を騒がす芸能人や著名人の不倫報道。いざ自分の身に降りかかったらあなたはどうしますか?  今回は信頼していた...
恋バナ調査隊 2022-12-10 21:46 ラブ
浮気男がかます「言い訳あるある」大全 彼の口癖と比べてみて
 浮気している男性は、必死に隠そうとします。ただ「マニュアル本でもあるのか?」とつっこみたくなるくらい、ほとんどの男性が...
恋バナ調査隊 2022-11-26 06:00 ラブ
新海誠作品「言の葉の庭」は“年下男子に好かれるツボ”だらけ
 年上女性と年下男性を描いた映画はたくさんありますが、そのなかでも男性の人気が高いのは『言の葉の庭』。 『すずめの戸締...
内藤みか 2022-11-24 06:00 ラブ
何かの罠?元彼の結婚式に呼ばれた!出席の判断基準&注意点
 結婚式は、新郎新婦にとって純粋な愛を誓う神聖な儀式です。でも、世の中には稀に「元彼から結婚式の招待状が届いた」という人...
恋バナ調査隊 2022-11-24 06:00 ラブ
初対面で“恋愛対象落選”は嫌!男がチェックしている女の言動
「人は第一印象が9割」とよくいいますよね。  男性は初対面で恋愛的にアリかナシか判断する場合が多く、第一印象が良くない...
若林杏樹 2022-11-23 06:00 ラブ
40代婚活もタイパ重視!「出会いがない職業」の男性を狙う
 婚活中の女性にとって、まだ相手のいない男性を見つけるのは至難の業ですよね。でも実は「男性の職業」に注目すると、女性との...
恋バナ調査隊 2022-11-23 06:00 ラブ
「動物好きと動物嫌い」結婚か別れか、問題と解決策を総点検
 好きで結婚したい相手がいるけれど、「譲れない部分の価値観が違っている」と悩む人は多いですよね。中でも、自分が動物好き(...
恋バナ調査隊 2022-11-21 06:00 ラブ