更新日:2022-10-29 06:00
投稿日:2022-10-29 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
離婚届を出すだけのはずが…
離婚の合意を経ているのに、実際に離婚手続きがいっこうに進まないことに苛立ちを覚えている41歳の有香里さん(仮名)は、現在の夫であるヤスタカさん(仮名)と結婚9年目。
子どもがひとりいますが、今の夫との間の子供ではなく、前夫との間に生まれた子だと言います。
「今の夫とは、再婚なんです。子作りをした時期もあったけれど恵まれなかったので、うちには子どもはひとりだけです。
最初の頃は夫も連れ子である娘を可愛がってくれましたが、娘が思春期を迎えている今は、夫と娘はほとんど口をきかなくなりましたね。娘はもちろん、夫が自分の実の父親でないことは理解しています」
有香里さんは、現在の夫ともすでに離婚を決断していて、夫婦間での話し合いも終わっていて「あとは離婚届を出すだけ」の段階にいるとのこと。
価値観の違いに疲れた
離婚を考えた理由は子どものことではなく、夫婦間の価値観の違いが大きいと話します。
「子育てに関しては、やはり夫には実子ではないというのが大きいので、これまでもあまり干渉してくることはありませんでした。離婚に至った理由は、そこではなくて私たち夫婦の物事への考え方や取り組み方が、あまりにも違うことが原因です」
有香里さんいわく、夫は「“わかった”、“そうしよう”など返事だけはいいのだけど、何ひとつ行動に移してくれない人」とのこと。有香里さんから見て「年上なのに頼りにならない部分が大きすぎて、夫婦でいることに疲れた」と話します。
ラブ 新着一覧
皆さん、パートナーがマスターベーションをしている場面に遭遇した経験はありますか?
私のInstagramでこの...
結婚に向けて、彼との同棲を考えている人もいるのではないでしょうか? しかし、30代からの同棲には失敗談が少なくないよう...
共働き夫婦が多い近年では、少しでも家事の時間を減らすために、便利家電が人気ですよね。食洗機や乾燥機、調理家電など、さま...
好きな人とは、キスやスキンシップをしたいと思うものですよね。でも、近年増えているのが「彼氏が潔癖症でキスやスキンシップ...
浮気をしている2人にとっての一番の難題が、「バレないようにどうやって連絡をとるか」です。内緒でメールやSNSのメッセー...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.146〜女性編〜」では、半年以上にわたって肉体関係のある恋人・ツトムさん(48歳・仮名)との...
友達だと思っていた男性から突然「昔好きだった」と言われたら、思わず意識してしまいますよね。その日を境に、あなたも相手を...
恋人を作ろうと勇気を出してマッチングアプリを始めたものの、「全然いい出会いがないっ!」と心が折れそうにな人、集まれ〜!...
「再婚したい」と夢見るシングルマザーは大勢います。なかには「お金持ちと再婚したい」とはっきり主張する女性はいます。
...
「早く結婚したい!」と考えているなら、恋愛するパートナーを選ぶとき“逃げ癖がある男”は避けたほうが良いかもしれません。満...
年齢が上がるにつれて、将来を見据えた恋愛はとんでもなく重要です。
ただドキドキするだけの恋愛じゃなくて、恋人に...
彼氏と幸せな時間を過ごしている時、ふと「今の誰の影響?」と感じる言動をされた経験はありませんか? 明らかに元カノから受...
夫婦の夜の営みの話ってママ友としますか?
「そんなの絶対にしない!」 という人もいれば「フランクにするよ~」なん...
天然な夫を持つ妻は、毎日夫の珍行動に困りながらも癒されているといいます。抜けすぎていて不安ばかりでも、やっぱり日々笑顔...
「彼も私のことが好きなはずなのに、まったく進展しない」。そんな状況にいるとじれったくてイラッとしてしまいますよね。
...