値上げの嵐でクサクサ!金運UP“黄色のオンシジューム”に注目

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-11-09 06:00
投稿日:2022-11-09 06:00

できるだけ長持ちさせる秘訣

 切り花としてのオンシジュームは国産より輸入ものが圧倒的に多く、台湾やタイ、シンガポールなどから旅をしてきます。

 とにかく人気で年間通して入手できますが、輸送される際に箱の中で劣化していることがままあります。夏のイメージが強いお花ではありますが、とりわけ夏場の蒸れや暑さに弱い。

 その点、冬場の10月から12月にかけての今時期は状態も安定しており、価格も地域性の違いもございますが、お財布に優しい感じになっておりますよ~。ま、お正月は爆上がりしますけどね……。

 これからの冬の季節、鉢物や変わった品種の切り花も続々お花屋さんには入荷がございますので、お花屋さんを覗いてみても楽しいですわよ。

 糖分入りの品質保持剤を使用すると花持ちが断然良くなりますが、水が濁りやすい性質があるので、水替えと切り戻し(水を吸う茎の断面を斜めにカットし直すこと)をマメに行うのがオススメ。またエチレンガスの影響受けやすいので、萎れかけの花や果物の近くには置かないほうが無難です。

 飾り方は一本でも十分華やかなので、一輪挿しに一本だけでもOKですが、数本まとめてばバサーっと飾ると、お金持ちになった気分になる摩訶不思議。これぞ黄色パワーでしょうか。心が豊かになり、元気になります。

「縁起物の花」の代表格

 それもそのはず、オンシジュームはとても縁起の良い花としても知られております。

 特に黄色のオンシジュームは金運UPの効果があるといわれ、開店祝いの花にオンシジュームが大量に使われるのは「華やかさ」に加え、「どうかこのお店が繁盛しますように」とお花屋さんのおまじないが込められているためでござんすの。

 アナタのご自宅で飾る場合もリビングのコーナーや玄関などの入り口、南西の方向などがgood。金運だけでなく、ちょっと疲れた家族の気分も、黄色くヒラヒラした花弁が重い気分を吹き飛ばし、明るく元気を取り戻してくれるお花です。お試しあれ。

 何もかもが値上がりばかりでクサクサ気分でございます。アナタのお家にも縁起の良い黄色の蝶の花で幸せが舞い込んできますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


荒れる2024年幕開け 花屋が祈りを込めた「復興と希望」の花束
 2024年が明けました。今年は元旦から思いもよらないことが起こって、まさに辰年。大きな変化の年が始まったようでございま...
暇すぎ死にそう…大きな声じゃ言えないけど仕事中にばれない暇つぶし5選
 同じ仕事でも、忙しいと時間は早く過ぎ、暇すぎると永遠に時計が止まったように見えるもの…。とはいえ、仕事の拘束時間なので...
2024年こそシンデレラボディ!フェロモンジャッジで分かるケア&香り術
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
動物は「あったかい場所」を見つける才能があるみたい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
私「復縁希望?」女友達「あと2年で吹っ切る」失恋かまってちゃんLINE
 失恋をして心が傷つくと、少しでも誰かに気持ちを聞いてもらいたくなるもの。  でも、あまりにしつこかったり、常識が...
キャンプより安近短なべランピング!楽しむコツ&それでも失敗したエピ
 空前のキャンプブームが到来していますが、やはりイチからキャンプギアを集めてテントを張って…となると、ハードルが高いと感...
見上げた青空が眼に染みて…1日に1回くらいは空を眺めてみる
 青空が眼に染みると思ったら、しばらく空を見上げていなかった自分に気が付いた。  うつむいて歩くのがクセになってい...
「俺のソーセージも試食して」じゃねえ! 40女の成人の日の思い出
 1月8日は成人の日。晴れ着やスーツに身を包んだ新成人たちの姿は、眩しいものです。  成年年齢が18歳に引き下げられま...
これって誘拐ですよね!? 遊んでいたら詰められた恐ろしいご近所トラブル
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
神秘的! 宝石のようなオッドアイの純白“たまたま”に幸福祈願
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「緑の黒髪」があるなら、白髪の“褒め言葉”は?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
日本の美徳すごい!便器に汚物箱…海外で体験した考えられないトイレ事情
 日々の生活に絶対に欠かせないもの、「トイレ」。1日に何度も顔をあわせる存在ですが、実は国によってトイレの形状や使用方法...
2024-02-26 19:03 ライフスタイル
まるで宝探し!話題の木更津コンセプトストアでほっこりした男女の会話
 昨年6月、三井アウトレットパーク木更津(千葉)の隣にオープンした「木更津コンセプトストア」。サステナブルな社会を目指し...
「量と質」どちらを優先するか迷ったら経験値を振り返ろう
 大人になると「量より質」を意識する機会が増えますよね。私の場合、食事に関してはまさにそうなってきた気がします。  そ...
湧き水が心にも沁みてくる 福井県爪割の滝
 北陸地方に甚大な被害をもたらした能登半島地震。  被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。  つらいこ...
貫禄の毛繕い中をパチリ!ありがたいご神体“たまたま”に感謝
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...