櫻坂46菅井友香卒業 欅坂46改名を経た過酷なキャプテン<後>

こじらぶ ライター
更新日:2022-11-12 06:00
投稿日:2022-11-12 06:00

有言実行!櫻坂46メンバー全員を東京ドームに

 また東京ドームでは、それまで怪我や体調不良で数公演欠席していた上村莉菜(25)と関有美子(24)も可能な範囲で復帰したのに加え、菅井のメッセージパートから、活動休止し休養中の遠藤光莉(23)も登場し、「無理しすぎず、でも自信を持って」と励ました。これで菅井は櫻坂46発足当初の目標通り、櫻坂46メンバー全員を東京ドームのステージに立たせたことになる。

 そして菅井卒業後については、2期生で副キャプテンだった松田里奈(23)が新キャプテンになると発表された。菅井は自身の胸に付けていたサクラ形のバッジを松田の袖に自ら付け、さながらキャプテン継承式となった。

卒業ソング「その日まで」の初披露は…

 初日最後の曲として、菅井のために書き下ろされた「その日まで」が初披露された。卒業ソングなのにジメっとせず、振り切ったような力強い歌い出しは、菅井がグループ活動と並行して取り組んだ舞台・ミュージカルの成果がいかんなく発揮され凄まじい声量だった。

 前方ステージで1人で歌う菅井は花道で間隔を開けて待つメンバーたちのもとへ連れ出され、まずは2期生1人ひとりと触れ合いながら、途中、2期生14人全員とぎゅうぎゅうになって1つの大きなハグを作った。

 そこから残り5人となる1期生とも1人ずつタッチしながら、菅井と1期生だけのハグ。こうした演出が、曲の力強さとうらはらに余計、胸を打った。

「最終日やると思ってたこと全部きちゃった」

 こうしてファンの間で「最終日やると思ってたこと全部きちゃった」と評された初日が、無事終わった。ただ1点、「欅坂46パート」に森田がいなかったことについては、ファンの間で、「欅坂46のOverture」へのどよめきが凄すぎたこと、ファンのペンライトの欅カラー・緑が完璧に揃っていたことなどで、「櫻坂46より欅坂46が求められている」とショックを受けたのではないかとの憶測が広まった。

 それでも、“キャプテン菅井”最後の日である翌日の千秋楽では森田も完全復活を遂げていた。

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