「ヒールの高さ」は“相棒”土生瑞穂とファン垂涎のイチャイチャ披露
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櫻坂46東京ドーム公演初日、「欅坂46パート」2曲目の「ヒールの高さ」は菅井とすでに卒業したメンバー2人のユニット曲だったが、ドームでは菅井友香の相棒ともいうべき土生瑞穂(25)が変わりを務め、2人のイチャイチャぶりをこれでもかと見せつけた。
翻(ひるがえ)って3曲目の「青空が違う」は、元は菅井を含めた5人組でそれぞれの頭文字をとって「青空とMARRY」というユニット名の楽曲だが、7年の間に1人抜け、2人抜け、今年5月には残された2人の「R(渡邉理沙)」「Y(友香)」だけで披露していた。
ドームでは最後の1人となった「Y」である菅井がトロッコで場内を一周しながら健気な笑顔で、声出しはできないファンと身振り手振りの掛け合いを交わし涙を誘った。
1期生との深い絆、2期生への愛しい思い
「欅坂46パート」初日ラストには全体曲でヒット曲の「世界には愛しかない」を披露。ダブルアンコール後、MCになると、サプライズで卒業する菅井からメンバーへ1人ずつメッセージを送った。
長く苦楽を共にした1期生とのやりとりで深い絆が見えたことはもちろん、どの2期生にも優しく語りかけ温かいメッセージを送りつつ、菅井は話している間中、2期生それぞれの肩をずっとこね回すようにさすっていた。たくましくなった2期生が可愛くて仕方ないようだった。
また「欅坂46パート」でステージにいなかった森田も戻り、菅井は「大丈夫?」と心配しつつ、櫻坂46の初代センターとして闘ってきた森田を称えた。
1期生へのメッセージで印象的だったのは、小林由依(23)に対し、欅坂46時代は常に、いつ何が起きてもいいよう「ダブルスタンバイ」していてくれたことをねぎらった。おそらく慢性的にコンディションが厳しい状態にあった平手が、急遽出演できなくなった場合を想定しての代理センターと、自身のポジション両方を準備してきたのだろう。
小林が自分でそのことを明かすことは無かったが、菅井はさりげなく感謝を伝えた。
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