美人でモテたのに…30~40代の婚活難民が急増中のワケは?

山本早織 結婚につながる恋のコンサル
更新日:2019-05-14 06:00
投稿日:2019-05-14 06:00
 山本早織の「結婚につながる恋コラム」第5回は、婚活を自分自身で難しくしている30~40代女性の特徴をお伝えさせていただきます。

プロを悩ませる「過去の栄光(エイコ)ちゃん」

 結婚相談所のカウンセラーやコンサルタントを悩ませる女性が一定数います。

 20代までは恋愛に悩んだことがなく、むしろ男性からちやほやされ、様々な良いものをご馳走してもらったり、プレゼントをしてもらったりして、モテてきた女性。

 そんな女性こそ婚活難民になり、プロを悩ませている「過去の栄光(エイコ)ちゃん」です。

 30歳を過ぎても男性への条件や理想が変わらず、過去に受けてきた恩恵をまだまだ受けられると勘違いしていると、いつまでたっても婚活が先に進まず、むしろ進むどころか年齢を重ねていくことで結婚への可能性が下がり後退していきます。

 私に相談に来た過去のエイコちゃんの一人、えみさん(43歳・仮名)

 彼女は若い時に少しモデルをしていたこともあり、スタイルが良く、43歳という年齢で考えると綺麗な女性。私に相談に来たのも、誰かいい人をつないでほしいということでした。

 私は彼女に、どんな結婚生活をイメージしているの?と質問しました。

「私は、料理も掃除もできないから、やっぱりそういうのはやりたくないんだよね。あとは、年収は最低でも2000万円は欲しいの。生活レベルが周りと違いすぎると…」

 彼女は少し大げさな例ではありますが、過去のエイコちゃんは誰もが同じように理想が高く、自分自身の市場価値を理解していない人ばかり。

目指す場所と現在地がわかって戦略が立つ

 20代の時に男性から受けた恩恵は20代で卒業!

 自分自身の市場価値と、現在地を知ることをしていかないと、いくつになっても20代の時の過去の栄光を武勇伝のように語り、結婚を遠ざけてしまうのです。

 素敵な男性は、常に市場価値を高く持つことができます。

 そんな男性が結婚に望むことは、派手な生活でもなく美人な女性を連れて歩くことでもなく、心安らぐ温かい素朴な家庭です。

 過去の栄光にしがみつくのは終わりにして、今を生きる覚悟をしてみましょう。

 婚活市場における自分自身の市場価値を直視し、自分の現在地はどこなのか?そしてどのような結婚をしていきたいのか? 目指している場所をしっかりと定めましょう。

 例えば、仕事のことを含めてお互いを認め合い、支え合う夫婦になりたいと思っている場合、お相手と出会った段階で仕事のことも含めて、自らの魅力を伝えていくことが必要ですよね。

 仕事のことを伝えたら男性が引くかも……と思って隠す方もいますが、その程度で引く男性はそもそもあなたの目指す結婚相手ではありません。

 目指す場所と現在地がわかるから戦略が立つのです。過去にしがみつくと、実際の現在地を理解できず、どんな戦略も効果的ではありません。

 年齢と共に輝く自分になるためにも、求めるものに対する自分磨きを行いましょう。

山本早織
記事一覧
結婚につながる恋のコンサル
16歳で芸能デビュー。ヤングジャンプやマガジンなどの雑誌やドラマや舞台で活動後、24歳で引退。フラワーデザイナーとして独立し、スクールで恋愛アドバイスをしていたところ、生徒10名を結婚へ導いた。現在は結婚相談所事業と仲人BARを運営し、婚活男女を結婚へ導いている。https://saoriyamamoto.com

関連キーワード

ラブ 新着一覧


“女”にこだわった元妻 養育費5万円は愛娘へのせめてもの贖罪
 ステップファミリー5年目になる会社員ライターひでまるです。私は大学卒業と同時に、当時付き合っていた彼女と結婚→当時の妻...
「子犬系男子」出現!手なずけ方法は? 相性のいい女性は?
「◯◯系男子」といった呼び方はいろいろありますが、今、特に話題なのが「子犬系男子」。対照的な意味を持つ、気まぐれタイプの...
恋バナ調査隊 2022-06-07 06:00 ラブ
ないないだらけ?「彼氏から毎日連絡がくる」に隠された心理
 大好きな彼氏から毎日連絡がくることを、あなたはどう感じるでしょうか?「それだけ私を思ってくれてるんだ」と嬉しく感じるか...
恋バナ調査隊 2022-06-07 06:00 ラブ
「純愛の不倫」は存在する? “私たちは特別”と思い込む理由
 不倫をしている人の中には、自分の都合のいいように「不倫」に対するイメージを変えてしまう人がいます。確かに、自分がしてい...
恋バナ調査隊 2022-06-06 06:00 ラブ
“モテ女”が仕掛ける「あいうえお」合コンで確実に使えます!
 数年前に、合コンの「さしすせそ」が分かる曲がSNSで流行していたのをご存知でしょうか。  雪印メグミルクの『重ね...
ミクニシオリ 2022-06-06 06:00 ラブ
「彼ママが嫌い!」上手に付き合う方法と諦めてもいいこと
 彼氏のことは大好きだけど、彼ママに嫌悪感を抱いている女性は多いでしょう。彼ママといえば、将来のお姑さんになる可能性もあ...
恋バナ調査隊 2022-06-06 09:46 ラブ
「倦怠期って何?」余裕こくために…彼に飽きない理由を知る
 付き合い当初はラブラブでも、長く付き合うにつれて「倦怠期」に悩んだことがある人もいるでしょう。でも、中には倦怠期がまっ...
恋バナ調査隊 2022-06-05 06:00 ラブ
バツ1同士婚 喧嘩も浮気もないのに夫の離婚宣言に戸惑う女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-06-04 06:00 ラブ
バツ2になる覚悟を決めた男性の怒り 娘を侮辱するなんて…!
「冷酷と激情のあいだvol.93〜女性編〜」では、夫・リュウタさんから突然に離婚を切り出され、さらには夫が勝手に家出して...
並木まき 2022-06-04 06:00 ラブ
「駆け引き上手」はやっぱり恋愛上手なのよ【モテ診断付き】
 いつの時代も駆け引き上手な人は恋愛上手。いくつもの駆け引きをさりげなく実践している女性は、恋愛のチャンスだって多いので...
恋バナ調査隊 2022-06-04 06:00 ラブ
「奥さんになるための…」彼氏悶絶!策士な彼女の可愛いLINE
 今や「LINE」は、カップルの毎日のコミュニケーションに欠かせないツールですよね。実際に会った時に甘えるだけではなく、...
恋バナ調査隊 2022-06-04 06:00 ラブ
友達と夫がこたつの中で…靴を脱ぐとパンツを脱ぎたくなる!?
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。友達の夫や彼氏だろうがだれかれ構わず男性を誘惑してしまう癖のあるオトナ女子も...
山崎世美子 2022-12-10 21:47 ラブ
「彼女にぞっこん男」の特徴 態度を観察すれば一目瞭然です
 彼氏がどのくらい自分にぞっこんな状態なのか、知りたいと思ったことはありませんか? でも、彼氏に直接聞くのはなんだか恥ず...
恋バナ調査隊 2022-06-03 06:00 ラブ
“キス慣れしている女性”モテとは限らない?男心ってやつは…
 恋人とのキスは、とても大切なもの。恋愛上級者でキス慣れしている人は、ここぞとばかりにテクニックを見せつける人もいるかも...
恋バナ調査隊 2022-06-03 06:00 ラブ
恋愛中でも“やんごとなき秘密”だらけ?彼氏が隠したがるワケ
 彼氏との交際が長い女性は、「彼氏のことならなんでも知ってる!」という自信があるかもしれませんね。しかし、男性には「大好...
恋バナ調査隊 2022-06-02 06:00 ラブ
年下男子になぜガツガツしちゃう? 失敗例から検証してみた
 年下男子と付き合いたい! という女性は大勢います。けれど、いざ年下男子を目の前にすると、ガツガツしすぎてドン引きされる...
内藤みか 2022-06-02 06:00 ラブ