更新日:2022-12-10 06:00
投稿日:2022-12-10 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
最近変わってしまった恋人に戸惑い
37歳の香代子さん(仮名)は、41歳のツヨシさん(仮名)と半同棲中。交際して3年目で、結婚の話がうっすらと出ている関係が続いています。
「今は週に2〜3日を一緒に過ごす半同棲状態。ツヨシの家は狭い賃貸アパートなので、基本的には私の家にツヨシが来て過ごしています。
でも……、最近ツヨシの性格が変わったというか、やっと本性を出し始めただけなのかわからないけれど、いわゆる“モラハラ”みたいな発言が多くなっていて、日常生活への文句やイヤミだけでなく、夜の生活にもそういうことを言い出すようになっちゃって。
私たちはアラフォーカップルなので、それぞれの過去の歩みも尊重しようって感じの付き合いをしてきたのに、ツヨシに私を自分の支配下に置きたがっているかのような発言が増えてから、どうも関係がおかしくなってきています」
性生活にまでモラハラ発言をするように
香代子さんの作る食事やデートの過ごし方だけでなく、雑談レベルで仕事の話をしても、恋人から「お前は、そんなだから出世できないんじゃないの?」などと、小バカにしたような発言が飛び出すことにイライラすると話す香代子さん。
しかも性生活に対してまでも「下手くそな女だよな〜」「男を満足させられない劣等生」といった発言で、香代子さんを傷つけているそうです。
「本人は冗談のつもりなのかもしれないけれど、こっちは傷つくし腹が立ちます。
私はバツイチで、ツヨシは婚歴がありません。最近のツヨシを見ていると、こういうモラハラっぽいところが理由で、ずっと独身だったんじゃないのって思ってしまいますね」
ラブ 新着一覧
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「私、バツつきました!」と誰かの話を聞いても驚かない時代ですが、離婚する時の...
彼氏と過ごしている時間に愚痴ばかり聞かされると、気分が滅入ってしまいますよね。また愚痴が多い男性は、将来出世しなさそう...
セックスレスに悩む女性が少なくありません。恋人やパートナーと一緒に眠る時、セックスに至らない時、女としての魅力がないの...
世の中には、女性に偉そうな態度をとり、精神的苦痛を与え続けるモラハラ彼氏が存在します。でも、ストレスが溜まり心も傷つく...
好きな男性には自然と「触れたい」と思う女性が多いでしょう。しかし一方で「好きでもスキンシップは苦手……」と、悩む女性も...
「片思い中の男性から連絡が来ないっ」
スマホを握りしめ、通知が来るたびにカレじゃないとガッカリして連絡を待ち続ける…...
30代以降の恋愛って、よくも悪くも20代の頃とは変わってくる。世間の30代女子を見る目は、やっぱり20代とは違う。
...
ワイルドな体育会系男子も魅力的ですが、物静かで知的、自分の世界観やセンスを持っている文化系男子も根強い人気がありますよ...
あなたは、好意を抱いている男性からポエマーのようなLINEが届いても、変わらずに好きでいられるでしょうか?
今回は...
40代になって婚活をしている女性は、多くの経験を積んできたからこそ「年下彼氏」ができた時に、頼りなく感じて将来を不安に...
無意識にしてしまう「ささいなクセ」は、男女問わず誰にでもあるもの。そうとはわかっていても、一緒に暮らす夫の「不快なクセ...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.112〜女性編〜」では、事実婚の手続きを終えている夫・タカノリさん(仮名)が、今でも外に対し...
「隣の芝は青く見える」といいますが、よく見えるだけでなく我慢できなくなってしまう人もいますよね。恋愛においては、人の彼氏...
「一生を共にする」と誓った相手でも、さまざまな理由から離婚という選択をする夫婦は少なくありません。ただ離婚に踏み切る前は...
マッチングアプリで年下のイケメンに何度もいいねしてるのに、ちっともマッチングしない……。そんな悩みを抱えているアラフォ...