ポインセチアの赤い部分は何? クリスマスに飾るのはなぜ?

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-12-14 06:00
投稿日:2022-12-14 06:00

寒さに弱いってご存じ?

 ただし注意点も。シクラメンと並んで、クリスマスの飾り付けにも欠かせないアイテムですが、「寒さには弱い」ということが意外と知られていないのですよね。

「イルミネーションで外壁をデコったから、やっぱり家の入り口にはバーンとポインセチアが気分が盛り上がんじゃね?」

 と思っていらっしゃるアナタ。確かにそうなんですけれど、ポインセチアは外の寒風にはめっぽう弱いっていうか、一気に萎(しお)れます。

「小さなシクラメンが庭に植えられるんだから、ミニポインセチアもイケる気がする」

 と仰るお客様もいますが、間違いなく気のせいでございます。

 冬のポインセチアは陽の当たる室内の暖かい場所を好みます。窓辺など好ましいですが、夜の冷え込みには弱いので、断熱されない窓辺に飾る場合、夜は寒さの弱い場所への移動をオススメいたします。

上手に長持ちさせるポイントは水やり

 また、冬場の水やりは生育が鈍るためあまり頻繁にしなくてもOKですが、水やりする場合は、表面が乾いてから午前中がオススメです。

 ポインセチアを上手に長持ちさせるポイントは水やりです。原産地と同じ乾き気味にするのが肝要でございます。

 春から夏は生育期、冬は休眠期なので放置プレイ。花が終わったら剪定し、春になってからは植え替えや肥料など屋外でしっかり育て、9月からは1日12時間以内の日照時間調整の「短日処理」で、葉が40日程度で葉が赤く色付きます。バケツをかぶせたり暗い場所での保管で可能になりますわよ。お試しあれ。

 3年ぶりに若干開放的な気分で迎える今年の年末。アナタのワクワクな気分をさらに上向けてくれますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
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開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

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