糖化はお疲れ女性の敵!若さを保つ食事法5選【専門家監修】

コクハク編集部
更新日:2023-01-26 18:55
投稿日:2023-01-19 06:00
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、ちょっとした有名人。でもって、タヌキか妖怪の噂も囁かれるなか、健康に関する知識はズバ抜けている――。
 そんなえりのボスのもとにはウワサを聞きつけ、今日も悩みを抱えた女性が、ふらりと立ち寄ったようですよ。

人生100年時代、緩やかに焦がされていきたいものです(漫画:腹肉ツヤ子)
人生100年時代、緩やかに焦がされていきたいものです(漫画:腹肉ツヤ子)

1. 最近老化が進んだ気がする! 早くなんとかしなくちゃ!

 律子さん(40歳女性・仮名)からご質問をいただきました。

「最近急に老けてきた気がする……体力的にもしんどいときが多いんです」

 律子さんは、少し恥ずかしそうに言いました。

「自分で言うのは悲しいですが、お肌の状態もなんだか衰えてきた気がして……。ショッピングも前までは楽しかったのに、今はすぐに疲れてしまって楽しめないんです」

「そうね、自分の老化を実感するのはつらいわよね」

 えりのボスは、うなずきながらそう答えます。

「糖化っていう言葉を聞いたことがあるかしら。糖化は老化と深い関係があるの」

「糖化ですか!? 甘いものを食べたら糖化すると思っていました」

 驚く律子さんに、えりのボスは微笑みながら答えます。

「そうね。甘いものの食べ過ぎもよくないわね。もっと詳しく糖化についてご説明するわ」

「ぜひ、糖化について教えてください!」

 律子さんに希望が湧いたようです。

 これは放っておけません!

2. 食事による糖化が老化につながる!?

からだの中が焦げている?(写真:iStock)
からだの中が焦げている? (写真:iStock)

「糖化すると、老化が進むんですか?」

 不思議そうに尋ねる律子さん。

「そうね、単純に言うとそういうことになるわね。糖化は、たんぱく質と糖質が結びつくことなの。つまり、焦げているということ」

「えっ! からだが焦げているんですか!?」

 えりのボスの答えに、律子さんはとても驚いた様子……。

「カステラやキャラメル、ホットケーキ、どれもこんがりと焼けているわよね。これは、メイラード反応といって、脂質やたんぱく質が糖質と結びついて変性してしまっているの」

「からだの中でも、同じことが起こるんですか?」

「その通り! からだの中で余った糖質がたんぱく質と結びつくと、悪玉物質ができてしまって、それがからだを作っているあらゆるたんぱく質を攻撃するの」

 律子さんは、さらに驚いてえりのボスに尋ねます。

「からだの中が焦げているなんて、怖すぎます。なんとかしたいです!」

「そうね。糖化させない食事方法をお伝えするわ」

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


デリケートゾーンの改善策に辿り着かない叔母…保湿オイルを勧めてみた
「デリケートゾーンケア」や「フェムケア」というワードは、雑誌などのメディア上では当たり前のものとなったけれど、どれくらい...
最近“老けて見える”と嘆く40代女性! 避けたいNG眉色と若見えのコツ
「メイクをしたのになぜかげっそりして見える」「最近なんだか老けた?」と感じているアラフォー女性の皆さん。もしかしたらその...
来年の夏までさようなら「サンダルを長持ちさせる」保管前のお手入れ方法
 夏に大活躍したサンダルですが、しっかりお手入れしておかないとすぐにダメになりますよね……。今回は、「来年の夏も綺麗にお...
ムダ毛処理は義務ですか? 毛を剃らない理由から考える“疲れない”美意識
 近年は、性別や働き方、美の基準など、あらゆる価値観が新しくなり、多様化した時代になっていますよね。中でも注目したいのが...
天然ヘアカラー剤「ヘナ染め」の末路は? 知っておくべきデメリット5つ
 おしゃれのためのヘアカラーと必要に迫られてする白髪染め、どちらもアラフォーにはおなじみです。こんなに続けて髪が傷まない...
U-2200円!美容家も納得の香りグッズ3選、おセンチ&悩める秋の夜長に
 夏が終わって秋が訪れると「秋の夜長」を楽しむ人もいる一方で、なんとなく心細い気持ちになって、くよくよと悩んでしまうとい...
台風による体調不良、気象病かも!?【専門家監修】すぐに試せる対処法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
時間1分ください!唇ぷっくり血色リップは「6V」チョイ塗りから3工程
 リップメイクは、唇に色がついて「血色感」さえあればいい、と思っていませんか? それで十分といえば十分でもありますが、短...
お疲れ頭皮&髪にオレンジシャンプーがグッジョブ 時短美容家が惚れた2品
「オレンジシャンプー」って、聞いたことはありますか?  文字どおり柑橘の「オレンジ」にまつわる成分を使っていて、洗い心...
Amazonで酷評の✩1.9「毛穴ステルス隔離棒」で40女の肌に奇跡が…!
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
薄い・強すぎ・不揃い!20代が見たアラフォーの「残念な眉毛3選」
 いよいよ秋ですね〜。この時期、アラフォー世代の眉毛メイクには注意が必要です。  というのも年齢を重ねるごとにメイ...
40代女が眉毛パーマ初体験!細くなった眉毛をどうにかした話
 以前、眉毛迷子を解決するべく流行りのアイブロウアイテムに刷新した話を書きました。  購入したアイテムのおかげで、...
春じゃないのに鼻ぐじゅ…「秋の花粉症」におすすめの対策【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
美容の達人いわく「牛乳の一滴は血の一滴!」真似っこするかはあなた次第
 女性なら、いつでも綺麗でいたいですよね。「美は1日にしてならず」というように、本当に美を追求している人の中には、24時...
【ダイソー】メイクブラシクリーナーが優秀な件!ぬるま湯が濁ってきた…
 メイクする人の必需品、メイクブラシクリーナーはどんなものを使っていますか? ネットで検索してみると、安いもので1000...
若い頃の自分を褒めてあげよ!40代女がやってよかったと思う美容法4つ
 美は1日にしてならず。スキンケアやボディメイクなどの美容は、やったその場で効果を感じられるのではなく、毎日の蓄積により...