【2022年アツかった記事】なるほど納得!「若さ」についてイヤミを言う人の残念な正体

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-01-27 20:01
投稿日:2023-01-05 06:00
【愛のスナック どろんぱ】
(2022年3月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)

 ※  ※  ※

 みなさんの周りには、「あんな年の重ね方をしたいな」と思える先輩はいますか? やっぱり私は、先輩であるお姉さんたちのようになりたいのですが、同時に、「絶対こうなりたくない!」というのもあります。今回は実際に遭遇したイヤな人の例を紹介します。
 さて、どろんぱは営業終わり。マキさんがママに愚痴っています。

 

 

中身のない人ほど若さに固執する

「年を重ねるのが怖い」と散々言いまくっている私ですが、実はそれほど抵抗感はありません。昔ほど嫌じゃないし、怖くない。その理由のひとつに、自分自身が経験を重ねて、精神的に大人になったからだと思います。

 そして、もうひとつの大きな理由は、周りのお姉さんたちが皆カッコよく輝いているからです。

 私は昔から、実年齢よりも上に見られがちなので、「老けてるね」とよく言われます。ある時、私よりも20歳も年上のお客さん(他店のホステスさん)に、同じようなことを言われました(詳しく書くのも癪なので、内容は割愛)。それが何度もしつこく、イヤミったらしいので腹が立ってしまい、お姉さんに愚痴をこぼしたのです。

 するとお姉さんは、「若い時にチヤホヤされて、それが抜けないまま中身ゼロで生きてきたんだね~」とサラリ。なんと、そのお客さんは、若い新人さんをイビるクセがある人なんだとか……。

 改めてお姉さんたちが、先輩でよかったなと思った瞬間でした。

 若さは、確かに美しいです。だけど、美しさとは若さだけじゃない。そして年齢の若さにかまけていると、あっという間に中身のない大人になってしまいます。ついつい見失いがちな、この出来事を胸に刻んで、良い30歳を迎えたいと思います!

登場人物紹介

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。おっとりしているので怒ることは少ないが、今回はどうにも我慢できなかったみたい。3人の子持ち。

ママ:どろんぱのママ。若い頃、良い先輩に育てられたこともあり自己肯定感が高め。そのため後輩をいびるようなホステスが大嫌い。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


子育ては「完璧主義」だと詰む! SNSの“キラキラママ”に振り回されないためには?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
小馬鹿にする人って実は…。隠された心理とメンタルを死守するための3つの対処法
 会話の節々で「私のことを小馬鹿にしてる…?」と感じるような言動をとってくる人、いますよね。今回は、他人を小馬鹿にする人...
「寝香水」って知ってる?【10月前半】調香師が睡眠の質を高めるアロマをタイプ別に解説
 少しずつ寒くなる季節の変わり目は、しっかり睡眠をとって自律神経を整えましょう。今回は、調香師ならではの裏ワザ【幸福感に...
秋の祭りを共に過ごす時間
 このひと時が宝物だなって気が付くのは、  まだまだ先の話。
老化、苦労、ボトックスとも無縁な御年50のハローキティちゃん
 踊り子として舞台に立ち、エッセイも書く新井見枝香さんの月イチ連載です。アラフォーいろいろあるけど、楽しいよ…!
見せ場もばっちりにゃん! プロレスごっこの“たまたま”が可愛すぎる~
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ほっこり癒し漫画/第82回「ウシオの大変身」
【連載第82回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「破瓜」って何歳? バージン喪失の意味もある!?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
昭和レトロぎゃふん!「ほの字のカレのため、がんばりマッスル」あえての昭和言葉がエモいLINE3選
 令和の今、昭和は遥か昔の時代に感じますよね。40代女性の皆さんは、必死に「昭和感」が出ないよう、細心の注意を払ってきた...
令和のコメ不足、その手があった!価格高騰の秋も使える我が家の対策6選
 新米シーズンに突入し、少し落ち着きを見せているものの、この夏みんなが気になって仕方なかったニュースといえば、令和の米騒...
刺さるわあ…親の“結婚しろ圧”LINE3選。OVER30が涙した「いつまでも元気でいられないから」
 30代半ばを超えると、親からの結婚に対する圧もより一層強くなってきますよね。  LINEに忍ばせた小さなプレッシャー...
自己顕示欲バンザイ! スナックママが教える「自分らしく生きる」ヒント
 みなさん、SNSとかで目立つ人は好きですか? 私はついこの間まで、正直めちゃくちゃ苦手でした。  でも先日、スナ...
東京のごちゃごちゃに疲れる…貸切コンパクトボートで“泡飲み”東京湾クルージングが当たりだった
 都会とは、長年いると何をしていいのか分からなくなる場所である。おいしいご飯もお酒も、どの街にいても味わえる。新しいスポ...
イイ男が大集合♡ 素敵“たまたま”がいっぱいで目の焦点が合わない~!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
面倒な“かまってLINE”への返信うざ。寂しがり屋のド定番「寝てないアピ」は華麗にスルーがよろし
 いつも話題の中心にいたくて、寂しがりやな「かまってちゃん」。時々ならいいですが、LINEメッセージでもかまってアピール...
諦めないで!猫と共に送る安全な植物生活。花屋が実践する「3つの心得と6つの対策」
 植物は我々の心豊かな生活を送る癒しですが、残念ながら猫にとって有害なものはたくさんあります。  種類によっては中毒症...