寿司屋の大将が説く真理「結果の80%」は事前準備で決まる!

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-01-13 06:00
投稿日:2023-01-13 06:00
 わかっててもできないことって、ありますよね。この書き出しだけで、私はすでに耳が痛いです……。できないというより、やっていないと言った方が正しいかもしれません。
 モチベーションが最後まで保てない人、今年は頑張ってみませんか? どろんぱではコミが営業メールを送っていますが、今日は誰も来てくれないみたい……。

 

 

 

自分の力が及ぶ範囲を全力でやれてる?

「事前の準備が8割です」。そうおっしゃっていたのは、年明けにたまたま行く機会があったお寿司屋さんの大将。

 毎朝4時には家を出て、遠い漁港まで買いつけに行くんだとか。お寿司ですから、もちろんネタの良さは大事ですが、重要なのは一番おいしい状態でお客さんに出せるかどうかです。

 客足自体は営業当日の天気に左右されるなど様々な要因がありますが、「喜んでもらえるかどうかは、準備の段階で8割方決まっている」と話されていたのが印象的でした。

 そしてふと、そういえばお姉さんたちも、お店に立つ前からいろいろな準備をしてたなぁ……と思い出しました。

コツコツを積み重ねる大切さ

 人気のあるお姉さんは出勤日だけでなく、ほかの日でもお客さんと連絡を取りあっていました。それもいわば”仕込み”ですよね。結果が出てほしい瞬間だけ頑張っても、うまくいかないのは当然なんです。

「どれだけ手間や時間をかけて準備してきたか」が結果に与える影響は大きいんだな、とおいしいお寿司を食べながら実感しました。改めてこういう経験をするのは、モチベーションの維持にちょうどいいのではないかと思います。

「事前準備がいかに大切かはわかっているけれど、腰が重くて……」という方は、今月中にでもおいしいご飯屋さんに行ってみるのはいかがでしょうか。

 人のこだわりに触れると、背筋がシャンと伸びるのでおすすめです。

登場人物紹介

コミ:どろんぱのホステス。明るく頭が回る人気者だが、酒乱なのが玉にきず。先輩であるマキさんに憧れていて、2023年こそはナンバーワンになりたいと野心を燃やす。

マキさん:不動のナンバーワン。出勤日は少ないが、毎回きっちりお客さんを呼んで売上をつくっては颯爽と帰っていく。ぽやっとしていそうだが、とんでもないキレもの。3人の子もち。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


私は佳代だよ、レイちゃんってかすりもしねえ! 関係が終わった決定打!!
 仲良しの女友達や意中の彼からのLINEでも、幻滅したり、縁を切りたいと思ったりすることはありますよね。  今回は...
40女スーパー銭湯でととのえず、ぴーちくぱーちくな先客にモヤった話
 スーパー銭湯が好きです。週末のランニングがてら、あちこちの施設に出向いております。広い湯船にざっばーん! からの~、サ...
まるで御神体のよう! 美しく雄々しい“たまたま”に幸せを祈ります…
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
どれくらい実践してますか? 家でできる環境にいいこと「7つの習慣」
 子供たちに限りある資源を残すためには、私たちの日々の努力が欠かせません。今回は、みんなが普段心がけている環境にいいこと...
胡蝶蘭はお祝い専用? 寺の住職から聞いた「お悔やみ花」としての需要
「つかぬことをお伺いしますが……」  猫店長「さぶ」率いる愛すべき我が花屋には、お客様から毎日のように“ちょっと困...
台無しなんですけど!家族旅行なのに「夫のイライラ言動」と4つの予防策
 世の女性の中には、せっかくの家族旅行中、「夫のイライラする言動」によって、楽しい雰囲気が台無しになってしまうケースも…...
“頑張り屋のメンヘラ”が「セルフラブ」という人生の処方箋を知りました
「セルフラブ」という考え方は、確実に私の人生に大きな影響を及ぼしています。  セルフラブについて学び始めた時「世界...
【にわか呑み鉄】電車とビール好きにたまらない「流鉄BEER電車」に参戦
 さる9月2日(土)、千葉県流山市で「電車好き」と「ビール好き」垂涎の1日限りのイベントが開催されました。  通常は入...
かつて入り浸った店も 横丁の思い出も時代と共に変わってゆく
 昼間の細い路地を軽装の観光客が闊歩する。  誰かにとってはノスタルジーでも、また違う誰かにとっては新鮮に映るんだ...
にゃんたま写真の成立には“たまたま”への愛のピントがマスト
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「才色兼備」は女性だけに使われる不適切表現?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ずーっといい子ちゃんとか無理!「笑える悪口LINE」で上手に息抜きを
 友達や同僚から人の悪口を聞かされたらあまり良い気分にならないでしょう。でもそれがユニークな悪口だとしたら、思わずクスッ...
ほっこり読み切り漫画/第57回「隣りの芝生はオーノー」
【連載第57回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、...
これって良心ですか、マウントですか?「おまいう」説教LINE3選
 説教をされて、いい気分になる人はあまりいませんよね。でも、いつもどこか偉そうで、何かと説教をしてくる人はいるもの。 ...
相棒のぬいぐるみは無理! 大人になっても捨てられないもの6選と対処法
 物や情報に溢れた現代では、断捨離やミニマリストに憧れる人が多いですよね! でも、大人になってもどうしても捨てられないも...
40代で振り返ると納得!いろいろあった人生の転機、思い出してみない?
 人生の転機とは、その時には気がつかず、後になってから「転機だった」と気がつくもの。特に40代を過ぎると、人生の前半を振...