「夫を大切にする」と誓った父子帰省の効果 2023.1.13(金)

コクハク編集部
更新日:2023-01-13 17:15
投稿日:2023-01-13 06:00
 この年末年始、我が家では初めて夫と子ども2人だけで夫の実家に帰る“父子帰省”をしました。今回の帰省で夫や義実家に対して感じた、妻側の率直な感想をお伝えします。

夫が父子帰省を言い出した理由

「一人で羽を伸ばしたらどう? 数日だけだけど」

 夫が父子帰省を提案してくれたのは、年末年始の過ごし方について考え始めた11月半ばのこと。

 新幹線や飛行機を使って父と子だけで帰省するパターンについて考えたことはありますが、我が家の子どもたちは上が4歳半で下は2歳になったばかり。下の子が軽い癇癪持ちなので「うちもいつかやってみたいな~」と思いつつ、もう少し先の話だと思っていました。

 夫が今回の提案をしてくれたのは、このところ私が「ひとりになりたい」と口にしていたからだと思います。といっても、そこまで深刻な話ではなくて……。

 下の子が生まれてから、仕事をしている時間以外は平日も休日も子どもと一緒で、正直そんな状況にちょっと疲れてしまっていたんです。

 平日夜は私が基本、ワンオペ育児をやっているとはいえ、朝や休日に「子どもとずっと一緒」という点では夫も同じ状況ですが、夫は誰かと一緒でもリラックスして過ごせるタイプ。対する私は、生活のどこかに「ひとりで過ごす時間」が必要なタイプ。

 日々の生活で少しずつ消耗していく私を見て、夫は心苦しく思っていたようで、それが今回の父子帰省につながりました。

「僕らのことは気にしなくていいから、ひとりで好きなように過ごして。いつも(義実家に)来てくれてありがとう」

 夫はそう言って片手に2歳児を抱え、4歳児の手を引いて保安検査場の中へ。

 その背中が頼もしく見えて、なぜか脳内にエアロスミスが歌う「アルマゲドン」の主題歌が流れました。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


保育園はかわいそうなんて古い!通うと得られるメリット3つ
 長男が0歳の時、地域の保育園の空き状況の問題もあって保育園の入所を決意した時、「そんなに早く入れる必要はない」とか「保...
ママ必見!育児ストレスの発散法4選…子育てを楽しむには?
 かわいい我が子を初めて抱いた時、「この子は何がなんでも守る」と決意したママがほとんどでしょう。夜泣きでつらい夜も、料理...
哀愁がただよう…静かな港町で出逢った見返り“にゃんたま”
 にゃんたマニアのみなさまこんにちは。  きょうは静かな港町で出逢った、哀愁の見返りにゃんたまωにロックオン。 ...
冬に怖い「隠れ脱水」の原因と対処法!水分補給を欠かさずに
 近年続く猛暑により、「熱中症にならないように」というリスク管理の意識から、夏場は意識的に水分を取ろうとする人が増えたよ...
抗がん剤治療ないのに…髪の毛が大量に抜けてウィッグを着用
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
華麗な動き! 海辺の“にゃんたま”はロッククライミング中
 きょうは、ロッククライミングなにゃんたまωにロックオン。  名は服部玉蔵、慣れた様子で直角にそびえる石垣を忍者の...
モヤモヤ解決! なぜ私はイジられ仕事を押し付けられるの?
 仕事は好きで辞めたくないけど……イジられたり、仕事を押し付けられたり、扱いが雑でツライ……と悩む方も多いですよね。私も...
辛いのは貴女だけじゃない…子育て中に響いた救いの言葉7選
 子育ては本当に難しい。日々試行錯誤し、たくさんの壁にぶつかり、少しずつ子供と一緒に成長しています。育児中、孤独を感じた...
クリスマス準備はいつから? アドヴェントとリースの意味
 まもなく12月。12月といえば、1年の中で楽しいイベント目白押しでワクワク。街も行き交う人達の心と同調するかのようにウ...
解決できない悩みはどうする? 心のモヤモヤを消す4STEP
 大人になると自分では解決できない悩みがつきまといます。「なんとかしたい!」と思っているのにも関わらず、気持ちの整理がつ...
サンタさんは何歳まで? バレない工夫&上手な卒業の仕方
 親になってからのクリスマスって、これまでと違ったワクワクがありますよね。その一番の理由は、愛しい我が子にとっての“サン...
職場で泣く女性は4タイプ! 泣かれた時のベスト対応は?
 社会人ともなると、泣くに泣けなくなるのが一般的。でも、時々いますよね、泣く女性。なぜ、彼女たちは泣いてしまうのでしょう...
まるでぬいぐるみ…いまにも二足歩行しそうな“にゃんたま”君
 きょうは、二足歩行しそうなにゃんたまωにロックオン♪  独特の巻き毛の遺伝子を持つ、珍しいにゃんたま君。 ...
服飾工場からエロの世界へ…名物女性プロデューサー誕生秘話
 企業に勤めていてもフリーランスでも、夜職の女性も専業主婦も、「今から10年後の私は……?」と不安や迷いをおぼえる瞬間が...
家で突然死も…軽視は禁物“ヒートショック”の5つの予防方法
 寒くなってくるこの時期は、お風呂が気持ちいい時期でもありますよね。しかし、この入浴が“命取り”になる可能性があることを...
卵巣摘出、ホルモン欠乏…健常者こそヘルプマークの認知を
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...