更新日:2023-01-21 06:00
投稿日:2023-01-21 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
最初はよかったけど…
美幸さん(仮名)は、48歳でバツイチ。30代で一度結婚したものの5年で離婚。子どもはおらず、離婚後は短い恋愛をしたこともあったものの、基本的にはシングルを貫いてきたそうです。そんな美幸さんの現在は、50歳のヒトシさん(仮名)と交際をスタートして半年になるそう。
「出会いはアプリでした。親しい友人のお嬢さんが『美幸おばさんもそろそろ彼氏を作らないとヤバいよ!』って言って、目の前で流行りのアプリに登録してくれたんです(苦笑)。
最初は『こんなので出会えるの?』って思っていましたが、マッチしたひとりの人と会話が弾み、実際に会ってみてから付き合うことに。それが今の恋人のヒトシさんです」
交際3カ月まではお互いの気持ちが盛り上がっていたこともあってか、相手への特別な不満はなく順調に進んでいたそう。
しかし最近は、ヒトシさんが美幸さんのことを自分好みに変えたがっているのがありありとわかるため、そんな恋人の態度に大きな不満を抱えています。
尊重して楽しく過ごしたいのに
「もうこのトシですから、お互いにそれまでの人生で自分ルールや好きなもの、嫌いなものが明確になっていて当たり前だと、私は思うんですよね。
それに私は“交際する”って言っても、20代の頃のような激しい恋愛は望んでいないし、お互いを尊重して楽しく過ごせるのが一番だと思うんですよ。
それなのに、ヒトシは私が『いやだ』『行きたくない』という場所にも強制的に連れて行って『意外と楽しいだろう?』って無理強いをしてくるんです……。正直、ヒトシさんに何もかもを合わせてまで彼と付き合いたいとは思えません」
ラブ 新着一覧
「彼からの告白はないけど私たちって付き合ってるのかな?」と、曖昧な関係性に不安を抱えている女性もいるでしょう。
...
マッチングアプリ内でやり取りを重ねていても、いざ初デートの日程が決まると「会話で失敗したくない」「話が弾まなかったらど...
ひとりの大人として生きていれば「他人には知られたくない秘密」が出てくるのは自然なこと。「自分のすべてをさらけ出せる」な...
彼氏とケンカしたあと「なんであんなしょーもないケンカしたんだろう」と反省することもあるはず。そんな“くだらない原因”で...
結婚して一緒に暮らすようになると、些細なことに「え、なんでそうなるの?」と驚く場面が増えるものです。恋人時代には気づか...
「無職の彼氏」というと一般的にはネガティブなイメージがありますが、中にはそれでも幸せに過ごしている人もいます。今回は彼氏...
「冷酷と激情のあいだvol.266〜女性編〜」では、近居の義母から夫の元妻と比較され、文句を言われ続ける奈々美さん(仮名...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
いくら相手のことが好きでも、不満や不安が我慢の限界を迎えたとき、別れを決意する人が多いようです。恋人と別れたくないので...
世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
かなり年下の彼氏ができたという話はもはや珍しい話ではありません。しかし近頃増えているのは「かなり年下の彼氏ができたけれ...
女性に比べて、男性はいつまでも夢を追いかけがち。少年すぎる考えの夫に「もっとしっかりしてよ!」と思う人もいるでしょう。...
恋人同士の別れ話がこじれてしまうのは、残念ながらよくあること。
今回は「彼氏がなかなか別れてくれない」と現在進...
「結婚して何年経っても仲良しでいたい」そう願う夫婦は多いはず。実際、いつまでも仲良しでいられる夫婦には、毎日欠かさずに行...
キャンプにハイキング、海水浴にピクニック…。アウトドアデートは非日常を楽しむチャンスですよね。一方、普段と違うことをす...
夫婦間のLINEって毎日していますか? あまりLINEを送り合わない夫婦からしてみれば「そんなに話すことあるの?」と不...