「100万回 言えばよかった」は“宇宙で一番”美しいラブストーリー
「100万回生きたねこ」というのは佐野洋子さんの絵本のタイトルです。昔から大好きなお話でして、その想いを共有したく、好きになりそうな男性に、無理やり読ませてどういう反応をするか確かめたかったのですが、たいていはパラパラめくってポイ! 私のお眼鏡にかなう男性はついぞ現れず、でした。
なので、井上真央(36)と佐藤健(33)が仲良くソファに座って絵本を読んでいる姿が羨ましく、私はこれがやりたかったんだ、と。私の佐藤健は何処へ……。
というわけで、TBS金曜ドラマ「100万回 言えばよかった」です。たしかTBSのもうひとつのドラマに、「世界で一番美しいラブストーリー」というキャッチコピーがついていますが、あちらが“世界一”を名乗るなら、こちらは“宇宙一”です。
主演は井上真央。TBSドラマは16年ぶりの主演だそうです。16年前というとアレですね、「花より男子2」の牧野つくし。そういえば、道明寺司とはどうなっているのでしょうか。もっとも、あちらも、今、家康でそれどころじゃないでしょうし。
男ぶりがワンランク上がって無敵に
話はドラマ、それも本来のイケメンに戻りましょう。佐藤健のイケメンっぷり、格段に上がった気がしませんか。元からイケメンでしたが、男ぶりがワンランク上がった感じです。見た目にようやく内面が追いついてきたというか。「恋つづ」の頃から比べて、演技もうまくなってきました。イケメンなのに演技もうまい、これは、俳優・佐藤健の武器になることでしょう。
以前は、ちょっと人を寄せつけないようなクールなイメージがありましたが、ずいぶん丸くなったように感じます。おとなになったということでしょうか。
「週刊文春」によるお姫様抱っこのスクープ
もっとも悪いイメージの原因は、AKB48時代は絶対的センターと言われた前田敦子を生ごみのように持っていたあの写真のせいです。泥酔するあっちゃんをいかにも迷惑そうに運ぶ佐藤健。もっと優しくできないの!? と思いましたが、今、振り返ると、泥酔あっちゃん、よっぽど迷惑だったのでしょう。
そんな泥酔オンナにはこりごりなのか。あれ以来、男性とつるむことが多くなったような気がします。神木隆之介とともに古巣アミューズから独立し、新事務所Co-LaVo所属になったのは2年前のこと。その神木くんとこの3月から「仙台謎解きウォーク 街に願いを」という謎解き街歩きイベントをプロデュース。その宣伝やらなにやらでいちゃつく2人、個人的に大好物です。
ああみえて人たらしなところがあるようで、ONE OK ROCKのTakaや城田優、三浦翔平も仲良し(あれ。このメンバーって、ガーシーがらみ……)。千鳥のノブや、古市憲寿とも仲良し。ジャンル問わず、交友関係も広いですね。あの変わり者の古市と仲良くできるということは、佐藤も相当の変わり者かも!?
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