更新日:2023-02-26 06:00
投稿日:2023-02-26 06:00
沢田研二主演「土を喰らう十二ヵ月」で想うこと
コンビニのおにぎりとカップみそ汁ばかり食べておきながら言うのもなんですが、「ていねいな暮らし」に憧れます。
特に「食」に関しては、大豆から味噌を作ったり、梅干を漬けたり、果実酒を作ったり。朝食はマイ畑で育てた野菜の朝摘みサラダと焼き立て自家製パンと手作りジャム……お隣りには一緒に食べてくれるイケメンさん。な~んて。
以前から、漠然とそんなことを考えておりましたが、映画「土を喰らう十二ヵ月」(中江裕司監督)を見て、ますますその想いが強くなってきました。
主演は沢田研二(74)。人里離れた信州の山荘で愛犬と、13年前に亡くなった妻の遺骨とともに暮らす作家ツトムを演じています。
たまに訪ねてくるのが担当編集者であり、恋人の真知子(松たか子)。2人で料理をいただく場面が、なんというかいいんですよね。まさに「土を喰らう」感じ。なんというか色気があるんですよね、沢田研二。樹木希林じゃないですが、「ジュリ~」と叫びながら身悶えしたくなります。
元祖イケメン料理研究家といえば…
おいしそうな料理の監修は、料理研究家の土井善晴氏。テレビ朝日系で放送していた「おかずのクッキング」をずっと見ていました。
あのはんなりとした優しい大阪弁が実に心地いいんです。よく、今でこそ、栗原心平やコウケンテツといったイケメン料理研究家が増えてきましたが、それまでは土井善晴の独占状態でした。元祖イケメン料理研究家といっていいでしょう。
国内2映画賞の個人賞受賞
話は沢田研二、ジュリーに戻ります。本作で「第77回毎日映画コンクール」男優主演賞、「第96回キネマ旬報ベスト・テン」主演男優賞を受賞しました。ジュリーの自然な演技が素晴らしかったので、評価されてよかったなあと心から思います。
エンタメ 新着一覧
縁談の返事をしに出掛けた蘭子(河合優実)を連れ戻したのぶ(今田美桜)に、蘭子は本心を明かす。季節は巡って秋になり、うさ...
芸能界広しといえども清純派と呼べるのは芦田愛菜だけ。長年、そう訴えてきましたが、今回の一件が図らずともそれを証明したの...
昭和11年、家族や嵩(北村匠海)に見送られ、のぶ(今田美桜)は女子師範学校の寮に入る。軍国主義の担任・黒井雪子(瀧内公...
受験したのぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の明暗が分かれる。静まり返った柳井家で、寛(竹野内豊)たちに頭を下げる嵩。そこ...
Snow Man初のスタジアムツアー『Snow Man 1st Stadium Live Snow World』の新国...
2025年4月期も話題のドラマが続々スタート! 多すぎてどれを見るのか迷ってしまう…。そんな人のために忖度なしでドラマ...
けんかした嵩(北村匠海)と千尋(中沢元紀)に、寛(竹野内豊)は改めて後継ぎはいらないと告げる。そして、何をしながら生き...
新ドラマ「恋は闇」(日本テレビ系)の志尊淳が良きです。
前クールの「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった...
なりたい夢を見つけたのぶ(今田美桜)は、女子師範学校合格に向けて猛勉強をし始めるが、成績が思わしくなく頭を抱える。同じ...
大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)にて、盲目の大富豪にしてゾクッとする異様な雰囲気を放つ鳥山検校を怪演...
ラランド・サーヤが参加するバンド「礼賛」が大阪で行ったライブで、痴漢行為が発生。被害女性がSNSで被害を訴えたことで発...
8年間音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子)が突然帰ってくる。登美子に対してわだかまりが残ってはいるものの、自分の漫画を...
新聞社に出した漫画で賞金をもらい、ご機嫌の嵩(北村匠海)。一方のぶ(今田美桜)は、パン食い競走で転びそうになったところ...
昨年3月、8年間出演して総合司会も務めていたテレビ朝日系の朝の情報番組『グッド!モーニング』を降板したフリーアナウンサ...
コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「期待している」「面白...
“この村では、人が喰われているらしい……”
2022年の年末にディズニープラス スターにて独占配信がスタートす...