本気で出会いを求めるなら…男性率が高い世界に行こう

内藤みか 作家
更新日:2019-06-03 06:00
投稿日:2019-06-03 06:00
「周囲に全然いい男がいない……」そう嘆いている女性はとても多いものです。けれど、そういう人に限って、職場と家の往復以外、何もしていないことも。誰かと出会いたかったら、男性比率が高いところに出かけてみませんか? 大勢の異性と知り合えるかもしれません。

理学系講座

 男性が多めといえば理系。カルチャースクールや大学などの短期講座で、理学系の講座を受講してみましょう。私が以前数学系の講座に参加した際は、男性数十人の中で女性は私ひとりだけでした。その時は、講義でわからないところを隣の席の人が親切に教えてくれてありがたかったです。科学や化学、宇宙やパソコンなどといったジャンルも男性比率が高いはず。

 こうした講座のなかでもおすすめなのは、チームを組んでディスカッションしたり、アプリを作ったり、実験したりと、参加者同士の交流が行われるもの。または街を歩いて自然観察するなど、外に出るものも会話の量が多めだし、帰り際に一緒にお茶などをする機会もあるので親しくなりやすいのです。全く知識がなくてわからないと不安な人は、初心者用講座に申し込んでみるといいでしょう。

ボードゲームカフェ

 すごい勢いで増え続け、関東近県で100店舗以上もの数になっているボードゲームカフェ。1人で行っても誰かと相席にしてくれる店も多く(相席可能かどうかは事前にお店のHPなどで調べましょう)、長時間一緒に遊ぶので仲良くなりやすいのです。ボードゲーム好きな女性が増えてきたとはいえ、まだまだその比率は低く、店内で女性は私ひとりだったということも何度もありました。

 これと同じ理由でリアル脱出ゲームでも、知らない男性と同じチームになり、一緒に謎を解くなどというケースもあります。皆で知恵を出し合ってゴールを目指すので、やはり意気投合しやすいのですが、こちらは女性の比率がどんどん上がっているとはいえ、まだまだ男性の参加者のほうが多めという印象。

カードゲーム系のイベント

 最後はディープに「遊戯王」や「マジック・ザ・ギャザリング」などのトレーディングカードゲームをご紹介。こちらも男性比率99%の世界だと聞いています。実際、私がとあるイベントに行ったところ、200人以上はいるであろう男性たちの中で私だけが女性でした。カードをマニアックに収集する世界だという誤解がありますが、それだけではありません。規定枚数のカードを使い、計算力や推理力で勝ち抜いていくものなのです。ボタンの連打などの敏捷性も必要ないので女性でも十分戦えます。

 最近はトレカの世界も種類が増え、いろいろなゲームが出ています。気になる柄のカードを見つけたら、まずはその公式サイトにアクセスし、イベントを探してみましょう。初心者向けの入門イベントが頻繁に行われていることもあるので要チェックです。

女性が少なく、恋のライバルも少ないのに

 しかし「周囲に男性がいない」と嘆く女性たちに、こうした男性比率が高い世界の話をしても、行きたがりません。理由はふたつあり、ひとつは「自分から行動したくない。誰かに惚れられてアプローチされるのが一番いい」というもの。いまだに「いつか王子様が迎えに来るはず」と思い込んでいる女性は少なくないのです。それでいて、自分自身は女を磨く努力すらしていません。このままでは待っていても何も起きない可能性のほうが高いのではないでしょうか。

 そしてもうひとつは「そういうところに自分の好みの人がいるとは思えない」というもの。オタクばかりなんでしょう? と言われるのですが、イケメンのオタクもいます。ジャンルによっては理系男子が結構いますが、彼らは一流メーカーに勤めているなど高年収の人も少なくありません。そして何より女性が少ない場所に行けば普段よりモテます。この記事を書いている私自身、20年以上前ですが、男性比率が9割のネットサークルのオフ会でイケメンの理系男子と出会い、結婚した経験があります。ハマれば楽しい世界なので、まずは一度訪れてみてはいかがでしょうか。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


色恋営業? マッチングアプリに潜むホストの見分け方3つ
 ホストクラブの高額な売掛金が問題になっています。そのせいなのか、ホスト達も集客に苦労している模様。一部のホストはホスト...
内藤みか 2023-12-07 06:00 ラブ
上原多香子の“子連れ不倫”が物議…子供は全部知っているかも
 テレビでは、女優の広末涼子さんや、タレントのMEGUMIさんの夫でDragon Ashの降谷建志さんなど、芸能人の不倫...
恋バナ調査隊 2023-12-07 06:00 ラブ
“身体の関係”から沼に…本命になりたい時はどうすればいい?
「あの日、彼と寝てしまったけど、今、私たちってどんな関係なのかな?」  どちらかがちゃんと告白して付き合う前に一晩...
若林杏樹 2023-12-06 06:00 ラブ
貴女の度数は? カレに好かれるクリスマスver.「フェロモンジャッジ」
◇  素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高...
太田奈月 2023-12-11 19:22 ラブ
30女40女たちの大後悔! 恋は盲目とはいえ、貢いだ私のバカ話4選
 あなたは、男性に貢いだ経験がありますか? 「好きな人を振り向かせようと頑張っているだけ」と、自分を納得させて大金を使う...
2023-12-05 06:00 ラブ
いま彼との恋愛、見切らないと時間の無駄かも?「損切り基準」6項目
 アラサー・アラフォーになると「今の彼を失ったら結婚できないかも……」と不安を抱えるときもあるでしょう。  でも彼との...
恋バナ調査隊 2023-12-04 06:00 ラブ
運が悪かっただけ? 私が出会ったクズすぎた九州の男の特徴
 九州の男といえば、豪快で男気があり、人情に熱いイメージがありますよね。男らしい人がタイプの女性にはたまらないでしょう。...
恋バナ調査隊 2023-12-04 06:00 ラブ
「今度は生ませるから」自分の元から去った元カノに再び妊娠を迫る40男
「冷酷と激情のあいだvol.171〜女性編〜」では、交際中のモラハラを理由として、ドロ沼の末に恋人と別れた明美さん(38...
並木まき 2023-12-02 06:00 ラブ
「中絶費用払って…」復縁を懇願するモラハラ元彼に38歳女の切ない願い
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-12-02 06:00 ラブ
あんた何様ですか? いい加減つら、理想が高い夫を持つ妻たちの愚痴5選
 夫の理想が高ければ高いほど、妻たちの不満は膨らむ様子。「なんなのコイツ!」と怒りがこみあげ、離婚を考えるようになる女性...
恋バナ調査隊 2023-12-01 06:00 ラブ
コロナ後のいま“レス不倫”増殖中! 2度目も3度目も食事だけデートのワケ
 コロナが5類に移行してから、くすぶり始めているのが、不倫です。濃厚接触を避けていたコロナ禍では自粛傾向にあった禁断の関...
内藤みか 2023-11-30 06:00 ラブ
不倫も人生経験、不倫してよかったと語るツワモノたち 一体何を学んだ?
 誰もが「不倫はいけない恋愛」と思っているでしょう。でも「不倫してよかった」「不倫も人生経験の1つ」と考えるツワモノもい...
恋バナ調査隊 2023-11-30 06:00 ラブ
あなたは何のため? 女性が入籍・結婚を望む5つの理由を考えてみた
「大好きな人とずっと一緒に過ごしたいから」「子どもが欲しいから」などなど、結婚したい理由は人それぞれ。あなたが結婚したい...
恋バナ調査隊 2023-11-29 06:00 ラブ
男の「よく食べる人が好き」発言に裏ナシ? “食好き女”アピる前に読んで
「好きな女性のタイプは?」という質問に対して、「よく食べる女の子が好き!」と答える男性って結構いますよね。でも、その言葉...
恋バナ調査隊 2023-11-28 06:00 ラブ
家事をしない夫への「プチ仕返し」私ばっかりしんどいの、おかしくね?
 男女平等が常識になってきた現代ですが、まだまだ男女の差は存在します。その差が特に顕著なのが家庭の中。夫婦共働きであるに...
恋バナ調査隊 2023-11-28 06:00 ラブ
現在イイ感じの彼に「過去の恋愛」どこまで話す? 許容範囲はどこ
 男女が距離を縮めていく中で、話題になりやすい内容といえば“過去の恋愛”。ですが、「どこまで話していいのか……」と、迷っ...
恋バナ調査隊 2023-11-27 06:00 ラブ