更新日:2023-03-31 12:16
投稿日:2023-03-24 06:00
打ち解け合っても、これはあくまで任務
――臨機応変な対応に感服です。続きをお聞かせください。
「社長には調査報告書を書きました。フェラをして口内射精、そしてザーメンを飲むと、彼は高揚した面持ちで一週間後のデートに誘ってきたこと。意外にも話し上手で、けっこう打ち解け合ったこと。
ただ、これはあくまでも任務ですから、次回こそ失敗は許されないと肝に銘じました。
以前もお伝えした通り、依頼人は、
・Xさんとのセックス動画(2カ所から撮影し、可能ならスマホでも撮影)
・セックス中の声の録音
・ザーメン入りのコンドーム
を要望しているのですから、手抜かりがあってはいけません。
私はXさんとチャットルームで連絡を取り合いながら、自分が先にラブホテルに入り、彼を待つという流れを考案しました」
念入りに盗撮計画を
――先にホテルに入っている……ですか?
「はい、よくよく考えると、彼のシャワー中に定点カメラ2台と、ICレコーダーを仕込み、その上、スマホでの動画撮影となると、時間的に難しいと踏んだんです。
なので、Xさんには『私がラブホテルに先に入って、部屋番号をチャットで連絡するね』と伝えました。
その流れで正解でした。
カメラは、ベッドを真正面に見た大型テレビ横の「細工したバッグの中」からと、ベッドを斜め横から見る位置にある棚の観葉植物の中に仕込みました。観葉植物のカメラには、グリーンのマスキングテープをレンズの縁に貼って、極力目立たないようにしましたね。
ICレコーダーは、ベッドマットの下です。カメラもレコーダーも12時間は録音録画が可能なので、当日は万全の態勢で挑みました。
あとは、スマホでどのようにXさんとのセックスを撮影しようかと考え、そうこうしているうちに、彼から連絡があり、部屋に招き入れました。
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