苦手な実母の新居訪問で事前に対策したこと 2023.4.1(土)

コクハク編集部
更新日:2023-04-01 06:00
投稿日:2023-04-01 06:00

やれることはやったけど、両親の反応は?

 さて、思いつく限りの準備を整えたところで、両親が到着しました。結果は……。

【作戦1:夜より昼】

 流れで隣に座った時が最大のピンチ。何度か「嫌みを言い始めそう」という瞬間もありましたが、お酒が入ってないことや、トータルの滞在時間が短いこともあり、なんとかセーフ。

【作戦2:人員を増やす】

 大成功。父の妹夫婦と両親は、そこまで日常的にやり取りしているわけではないため、娘と言い争う姿を見せるのを避けたいという意識が働いたようです。

【作戦3:話題は子どもネタ】

 子どもの話は、そこから「子育てで私はこんなにがんばった。あなたの子育ては……」など、嫌みや小言にスムーズに移行しやすい危険もはらみます。

 ただ、こちらから「こんなことがあったのよ」「この子たちはこんな性格で」という話を振り、きな臭い方向に進みそうになると、「あ、○○ちゃん、お皿で遊ぶと危ないよ!」などと子どもに注意を移した体で話を遮る「ヒットアンドアウェイ」にも持ち込めます。これ有効。

 家族以外の人もいる手前、母も聞かないわけにはいかず、自然な形で親族にも話を振れたので、会話の相手が分散できました。

【作戦4:義母との思い出隠し】

 実母と不仲な私ですが、義母とはLINEで日常的にやり取りする“いい関係”。母の気持ちをネガティブに「揺らし得る」モノは事前に隠しておいて正解でした。夫くん、グッジョブ!

できるだけ穏便に済ませたいから…

 母とは不仲ですが、私だってアラフォーになってまで高齢な母とやり合いたいとは思っていません。実家は遠方にあるので、1年に何度も両親と顔を合わせるわけではありません。

 一方で、「孫の顔が見たい」という気持ちもわからなくはない。回数が少ないからこそ、1回1回を「できるだけ穏便に済ませたい」というのが本音です。

 今回は事前に夫も交えて策を練っておいたため、最後まで穏やかな表情で両親を見送ることができました。今後もほどよい距離を心掛けたいと思っています。

(編集M)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


いい加減、夫に卒業してほしいこと5選。妻たちの切実な叫びを聞いてくれ
 幼稚園や学校を卒業する我が子の姿に、頼もしさや達成感、そしてちょっと寂しさを感じている女性は多いのではないでしょうか。...
女性が営業職を続けるのは無理かもしれない…。がっつりフルで働いて痛感する“令和の働き方”とは?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  今回は仕事の話。...
気を遣いすぎる人の特徴と疲れたときの対処法4つ。自分の心のケアと雑さも大事に
 必要以上に周りの人の顔色をうかがってしまったり、気を遣いすぎて八方美人になってしまったりして、ぐったりしてしまうという...
素敵な女性はいい香りがする!【調香師が解説】フェロモンジャッジで分かる“パワーアロマ”は何?
 年度末を迎えるこの時期は、生活をリセットして新たな気持ちでスタートしている人も多いのではないでしょうか。  今回...
高い所にマーキングするニャン! “たまたま”の二足歩行にドキッ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「保育園の洗礼」の乗り越え方5つ。しんどい働くママ、職場復帰したけど全然仕事に行けないよ~!
 本格的な春が近づき、「いよいよ育休を終えて職場復帰!」と気合いを入れる40代も多い時期ですよね。でも、復帰直後に襲って...
ホトケノザのカーペット
 一冬越した畑は紫色の染まっていた。  春の七草のひとつ「ホトケノザ」が一面に咲き誇り、ピリッと冷えた空気に春を告...
【女偏漢字探し】「暖」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
心が折れた無神経LINE3選 遅刻常習犯がデフォ主張「そろそろ慣れて」ってひどすぎん?
 一生懸命努力していたのに、小さなきっかけで心が折れた経験は誰しもあるはず。とくにLINEで軽やかに送られてくる空気を読...
“察してちゃん”LINEは今日もめんどい…「言わないと分からない?」不機嫌女王にどこまで付き合う?
 あなたの周りに“察してちゃん”はいませんか? 自分の思っていること、してほしいことを遠まわしに伝えて、相手にくみ取って...
千原せいじの溜飲下がる「ぶつかりおじさん」批判動画がバズり。体当たりする人の狙いと舐められない態度は?
 お笑いタレントの千原せいじ(55)が12日、自身のYouTubeチャンネルのショート動画を更新し、駅に出没する“ぶつか...
グルメ激戦区「名古屋めし」を堪能する7つのポイント。アラフォー女ライターが心に誓ったことは…
 YouTubeやガイドブック、名古屋に住んでいる方などから情報を集め、グルメ計画を立てて名古屋へ行きました!  ...
休み明けに別人に…春休みに大変身した4つの経験談&心構え
「春休み中に大変身したい!」「この休みの期間に垢抜けたい!」と、春休みに美容へのモチベーションを上げている女性は多いので...
子供の恋愛事情にどこまで口を出す? 5つの家族から学ぶビミョーなさじ加減
 イマドキのオマセな子供の恋愛事情は、親として気になるもの。つい「なんであの人がいいの?」「そんな人はやめなさい」なんて...
黒模様の絶妙な配置よ♡ デザインかのようなパターン美を誇る“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
東京都も国もおばさんたちをガン無視か? 更年期割引、お願いいたします
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...