更新日:2023-04-22 06:00
投稿日:2023-04-22 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
どんなに体を重ねても…
結婚5年目を迎えている直美さん(仮名)は、現在37歳。夫のジュンイチさん(仮名)は3歳年上で40歳です。ふたりの間には子どもはおらず、夫婦ともにフルタイムで共働きをしています。
「夫との間に新婚当時に一度子どもができましたが、残念ながら流産してしまいました。それから子作りはしていません。
ただ夫婦ともにレスにならないように努力を重ねてきたので、今でも週に1度は夜の営みがあります。
でも……実を言うと、夫との体の相性はサイアク。どんなに体を重ねても良くなることはなく、むしろ夫の体に対して私の嫌悪感が増しています」
楽観視していた“体の相性”
交際1年を経て結婚したという直美さん。結婚を決めたときに、体の相性が悪いことが気にならなかったわけではないそうですが「まぁ、そのうちに慣れるかな」と楽観視していたとのこと。しかし結婚してから、自分でも思っていた以上に夫との営みが苦痛になってきたと話します。
「私は、夫婦の義務として仕方がないから応じているっていうのが本音です。夫はこのことを、そこまで問題視していないみたいですね。
以前に私から、“真面目な話がある”と前置きしたうえでこの問題を伝えたのですが『そっか〜。俺のテクニック不足かなぁ』なんて言うだけで、まったく真剣に取り合ってくれませんでした。
年齢的なものもあるかもしれないけれど、ここ1年で夫への嫌悪感がどんどん増していて、今では同じ寝室で寝るのも苦痛。隣に夫がいると思うだけでウンザリするし、正直なことを言ってしまうと、もう離婚したいんです」
ラブ 新着一覧
「また、不倫をしてしまった……」。初めての不倫とは違い、2回目の不倫がバレたとなると、ただの謝り方では許されません。「次...
「今付き合っている人と、結婚してもいいのだろうか」
「次選ぶ人と結婚したいと思うけれど、どんな人がいいのだろうか」
...
普段からセックスレスの不満をSNSで発信している筆者ですが、自分にも原因があると認識しています。何でもそうですが、相手...
「授かり婚」や「おめでた婚」といわれるようになったのは少し前の話。それまでは「できちゃった婚」と呼ばれるケースが多く、マ...
40代で婚活中の女性は、できるだけ効率的に出会いから結婚までを進めたいですよね。実は、男性にも(!)「結婚したくなるタ...
昔から言われるのが、「女兄弟(女性のきょうだい)がいる男性はモテる説」です。実際に、特別優れた容姿でなくても、多くの女...
パートナーと喜びや悲しみを分かち合い、日々がキラキラと楽しくなる恋愛ですが、依存してしまうと話は別。「彼がいなければ生...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.133〜女性編〜」では、事実婚を6年間送ってきた夫・トシキさん(43歳・仮名)に別れを切り出...
離婚が珍しい出来事ではなくなった今、恋した男性がシングルファザーだったなんて女性もいるのではないでしょうか?
ただ...
プロポーズは、男性にとって人生で一番緊張するシーンかもしれません。そして、女性にとっても最高に幸せな瞬間でしょう! だ...
好意のある男性から、連絡がなかなか返ってこないと不安になりますよね。
「せっかくLINE交換したのに〜っ、全然返信が...
離婚歴がある人にとっては、新しい恋がはじまっても自分がバツイチだとは言い出しにくいですよね。でも、いつ伝えようか迷いな...
両親やきょうだいを大切にしている男性って、結婚したらいい旦那さんになってくれそうで惹かれますよね。でも、家族を好きすぎ...
「結婚したら夫婦同室が常識」という風潮がありますが、実は今、寝室別の夫婦が増えています。寝室別の夫婦でも、リスクを避ける...
「社会人になってから、まったく出会いがない!」「どこへ行けば、素敵な彼氏と出会えるの?」――今回は「出会いたいけど、アプ...