マッサージいらずの肩こり解消法!根本原因の改善におすすめの漢方薬3種

コクハク編集部
更新日:2023-05-18 06:00
投稿日:2023-05-18 06:00
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、ちょっとした有名人。でもって、タヌキか妖怪の噂も囁かれるなか、健康に関する知識はズバ抜けている――。
 そんなえりのボスのもとにはウワサを聞きつけ、今日も悩みを抱えた女性が、ふらりと立ち寄ったようですよ。

1. 何をしても治らない肩こり…一体どうすれば?

 一美さん(39歳女性・仮名)からご質問をいただきました。

最近肩こりがひどくて。からだはいつもだるいし、頭痛もあって毎日大変なんです

 つらそうに肩をさする一美さんを、えりのボスは心配そうに見つめています。

「肩こりって我慢しがちだけれど、悪化すると生活にも影響が出るくらいつらいものよね」

「そうなんです。この肩こりがなければ家事や仕事がもっとはかどるのに……。もう肩こりを治す方法はないのでしょうか?」

 一美さんはえりのボスに尋ねます。

「マッサージで肩こりが改善しないのは、根本原因に対処できていないからかもしれないわね」

「肩こりの根本原因……って何ですか?」

 えりのボスを必至に見つめる一美さん。これは放っておけません!

2. しつこい肩こりは複数の原因が絡み合っているかも

「いつもこりをほぐすのに悩んでいたので、肩こりの原因について深く考えたことはなかったです」

 ハッとした表情の一美さんに、えりのボスは話します。

「肩がこる原因は、日常生活のなかでたくさんあるわよね。ひどい肩こりは、複数の原因が重なって治りづらくなっていることが多いわ」

 肩こりの原因は、姿勢の悪さや眼精疲労、冷え、運動不足、睡眠不足やストレスによる自律神経の乱れ、病気、けがなどがあげられます。

 いくつもの原因が絡み合う肩こりは、マッサージやストレッチで一時的に緩和しても、また戻ってしまう可能性があります。肩こりの悪化や繰り返しを防ぐには、原因へのアプローチが必要です。

 なかには、頸椎ヘルニアや肩関節周囲炎などの病気やけがが関係していることがあります。肩こりが長期間続いたり、痛みがあったりする場合は、一度専門医に相談しましょう。

「肩こりを改善するには、原因への対策が必要なんですね。自分でできることはあるんでしょうか?」

「ええ、プロの手を借りたほうがいい場合もあるけれど、セルフケアでも対処できるわ。これから、自分でできる肩こりの撃退方法をお教えするわね」

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


髪の毛パサ子で10歳も老けて見られた!“シャンコン&ドライヤー”基本のお手入れに3つの+α【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「鏡を見てもやる気出ない…」自分磨きのモチベをアップさせる対処法5つ
「アラフォーにもなって見た目を磨いたところで、何になるんだろう…?」「自分が思っている以上に周りは自分に興味がないはずな...
40代でも胸は大きくなる? 垂れるのはまだ嫌!アラフォー世代向け「美胸キープ術」【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代でもチュールコーデを楽しむ!“赤ちゃんおばさんみたい”って…残念エピ&オバ見え回避術
 おしゃれ好きには市民権を得た感のあるチュール素材ですが、40代女性としては「甘すぎるコーデになりそう」「オバ見えしない...
ピルは避妊薬だけではない。まだまだ誤解ばかりのピルの効能と「ホルモンバランスの乱れ」
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
顔の輪郭たるたる、ぼや~ん。アラフォーから始めるシェーディングのコツ&失敗例
 アラフォーになってから痛感する肌悩みが、たるみで輪郭がぼやけて見える問題です。そこで大事になるのが「シェーディング」。...
40代美容家愛用“パサつき髪撃退”ヘアケア3選 夏のお疲れ顔に投入中!
 猛暑にウンザリしつつも、仕事や家事、子育てに介護に…と何かと忙しい毎日を送っているみなさん! ふと鏡を見た瞬間に「なん...
「カジュアルおばさん」驚異のトレンド入り 40代女性の“イタイ&ダサ見え”回避テク3つ
 2024年6月。突然Xのトレンドに入った「カジュアルおばさん」というキーワード。皆さんはご存じですか? 今回は、40...
漢方薬を飲むだけで痩せる?【薬剤師監修】この夏話題の“漢方ダイエット”「防風通聖散」を味方に
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【韓国美容ルポ】6項目8万4000円。閲覧注意!リジュラン注射から3週間後の私は…
 韓国美容ルポ、3本目。いつもありがとうございます!
47歳で医師から「閉経診断」。その話を更年期世代の女友達にして返ってきた「私の場合はね…」の中身
 47歳になる今年の春、気が付くと生理が来なくなりました。初診の婦人科のクリニックで血液検査を受け、ホルモン値を測ってみ...
「輪郭・頬・まつ毛」の“プチプラ補正”で夏のお疲れ顔を救済! 美容家が愛用するアイテム3選
 大人世代の顔には、暑さによる疲れがにじみやすいもの。今年は例年以上に真夏日が続き、夜でも気温が下がらない熱帯夜も多いこ...
ユニクロ「リブスクエアネックブラT」の理想と現実。鏡の前でボー然!
 梅雨も明け、いよいよ夏本番! 旅行の計画を立てている人も多いのでは? 筆者もこの原稿が公開される頃には、ハッピーなサマ...
美容医療は不要かも!40代美容家の肌悩みを救う“夏ガチ愛用コスメ”3選
 毎年、梅雨入り前後から「毛穴」「くすみ」「部分テカリ」の三重苦に悩む私は、夏本番に備え、デイリーコスメを見直しています...
遠心顔さんも大人っぽく…!コンプレックスを解消する4つのメイクテク
 第一印象の決め手となる顔は、パーツの特徴や位置で大きく雰囲気が変わりますよね。でも、大人っぽく見える「求心顔」や幼く見...