おならが超クサイ…ニオイの改善策と専門医“お墨付き”の漢方薬3つ

コクハク編集部
更新日:2023-06-01 06:00
投稿日:2023-06-01 06:00
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、ちょっとした有名人。でもって、タヌキか妖怪の噂も囁かれるなか、健康に関する知識はズバ抜けている――。
 そんなえりのボスのもとにはウワサを聞きつけ、今日も悩みを抱えた女性が、ふらりと立ち寄ったようですよ。

1. 「強烈なおならのニオイ…これって治る?」

 今回の相談者は、あんなさん(31歳女性・仮名)です。

「最近、おなかの調子が悪くて……」

 あんなさんは、不快そうな表情を浮かべ、おなかを押さえています。

「どういう感じなの?」

 優しい口調で尋ねるえりのボス。

膨れる感じと、ガスがたまっている感じがして……。ガマンするとおなかがチクチク痛くなるんです」

 あんなさんは眉を寄せて語ります。

「それはつらいね。ほかに気になることは?」

「その、ニオイが気になるんです……」

「おならのニオイのことね」

 えりのボスは、真剣な表情で言います。

「はい。どうしたら治るんでしょうか?」

 あんなさんは、気まずそうに小さな声で答えます。

 おならの頻度やニオイの悩みは、人に相談しづらいのでつらいですよね。

 あんなさんはひとりで悩みを抱え込んでいます。これは放っておけません!

2. おならのニオイの正体

おならのニオイは、だいたい悪玉菌の仕業よ

 えりのボスは、あんなさんに語りかけます。

「腸の中に、善玉菌と悪玉菌がいるのは知っているかしら?」

「聞いたことはあります」

「善玉菌は腸内環境を整える役割を持っているけれど、悪玉菌はその逆。腸内環境を悪化させることがあるの」

 悪玉菌が増えると、おならのニオイが強くなったり回数が増えたりします。

 悪玉菌は、肉などのタンパク質を分解する際にアンモニアやスカトールなどを発生させます。これらは強いニオイを持っており、おならのニオイの原因となるのです。

「なるほど……。今の私は、悪玉菌が増えている状態なんですね。でも、どうしたら治せるんですか?」

「善玉菌を増やしたらいいのよ」

「善玉菌を増やす……。その方法を教えてもらえませんか?」

 あんなさんはメモ帳を取り出して、えりのボスの言葉を聞きもらさないように耳を傾けます。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


実年齢+10歳も老け見え!? アラフォー女性のNGメイク3選【パーツ別】
 メイクは色や位置、塗り方、範囲が少し違うだけでもイメージが変わります。  若い頃と同じメイクを、アラフォーになってし...
40代こそ“衣服の下”に自信とこだわりを! 下着選びのコツと似合う色
 下着へのこだわりは、年代によって変わってきます。若い頃なら、刺激的なデザインや可愛らしさ、胸が盛れるものなどが人気です...
寒くても履く!冬でもTバックがおすすめのワケ、嬉しい美容効果は3つ
 女性がTバックを履く時といえば、下着のラインが透けやすい夏場や、彼氏とのデートの時が多いですよね。冬にまでTバックを履...
食べたいけど痩せたい【専門家監修】甘いもの好きに捧ぐギムネマの効果
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【雑誌付録40代ルポ】肌に透明感が欲しい!ルナソルの新作を試したら…
 肌に透明感が欲しい人は「VOCE 2024年4月号 通常版」をチェックしてみて♪ 「KANEBO」「ルナソル」「...
セクシー下着のやらかし失敗談 スケスケショーツが破けちゃった!
 恋をした女性なら、一度はセクシー下着に興味を持った経験があるはず。もちろん、彼氏や夫に喜ばれて大成功した人もいる一方、...
目指すはハセキョー級の美魔女! いつまでも若さを保つ秘訣5カ条
 女性たるもの、「いつまでも若々しく在りたい」と思いますよね。実際にいくつになっても20代・30代のような若々しさを保っ...
パーマをかけたらドライヤーしない!? 自然乾燥だとスタイリングが決まる?
 ふわふわ柔らかい雰囲気になれるパーマは女性に人気ですよね! でも実際にパーマをかけた後、「ドライヤーしないほうがいいの...
運気ダウンの恐れあり! 40代以降は「買わないほうがいいコスメ」3カ条
 40代、50代と年齢を重ね「アラフォー」から「アラフィフ」と呼ばれる過渡期に差しかかってくると、肌状態や顔の印象が若か...
光熱費も気になるからやめたい! お風呂スマホのデメリットと代替案3選
 頑張った一日の最後に入るお風呂は、とても気持ちがいいですよね! 癒しや美容、健康のためにスマホを見ながら長風呂している...
風邪の正式病名って?【専門家監修】引きやすくなった要因とエキナセア
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
30代40代の間違いメイク 老け見えしないハイライト&シェーディング3選
 アラフォー世代は、年齢を重ねるにつれてたるみや肌の変化に応じたメイクを心得ておくほうが安心です。昔と同じメイクを続ける...
【MEGUMI顔になれる美容セット】現品きたー!2商品も入った豪華付録
 MEGUMIさん、年齢を重ねるごとに魅力が増していて憧れの存在です。  美容法は参考になるものが多く、同世代の方...
アラフォーの“白髪が目立たない髪型”最適解 若見えにはアレをなくす
 アラフォーにもなると、白髪に悩まされてる人が増えてきます。本数が少ないうちは、抜いたり切ったりできますが、増えるとだん...
デリケートゾーンの吹き出物発見!【医療専門家監修】自然に治るの?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「D-up」40代が買うならどれ?金欠でも欲しいプチプラコスメの“盛り力”
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...