ジューンベリーの実を大量収穫♪ 365日見て食べて幸せ過ぎる

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-05-24 06:00
投稿日:2023-05-24 06:00

お金持ちってなんでも余裕アリ

今回は魅惑の果実のお話です/無断転載禁止 (C)コクハク
今回は魅惑の果実のお話です /無断転載禁止 (C)コクハク

 猫店長「さぶ」率いる我が花屋は、近隣にある開業医の方々にもご贔屓いただいております。

 とりわけ、ハワイとゴルフと植物を愛する“趣味にも生きる男”歯科医師O先生のクリニックは特殊。ハワイとゴルフと植物を愛している先生よろしく、ハワイアンヒーリング(勝手にワタクシが命名)なエリアがあり、田舎とは思えない芳しい香りと音楽が流れております。

 クリニックの横にある広すぎるお庭にあるのは、ゴルフの練習スペースとたくさんの植物たち。それはもうヒーリング効果は抜群で、普通の家じゃ育てられないよね~的なデカくなる高価な樹木がバンバン植えられいて、その横でO先生がクラブを優雅に振っていらっしゃるのです。

 先だって配達にお邪魔した際には、「優雅すぎる果樹」を発見。枝いっぱいたわわになるおいしそうな実は、収穫された様子が一切なく、樹木に隠れ、鳥たちもその存在に気が付いていないようです。

「どうして食べないんですか?」

 クリニックのお姉様に伺えば、「食べられるんですか?」と驚いた様子。さすが、見た目の美しさだけで十分に価値を見出されているのですね……。お金持ちはなんでも余裕がアリアリだぜ!

 というわけで、今の時期に最もありがたみを感じる果樹、「見てよし、食べてよし、幸せを運ぶ! ジューンベリー」の解説でございます。

ジューンベリーってなんですか?

果実の重さで垂れ下がるのよ/無断転載禁止 (C)コクハク
果実の重さで垂れ下がるのよ /無断転載禁止 (C)コクハク

 ジューンベリーはアメリカ原産のバラ科ザイフリボク属の落葉樹で、近年のガーデニングブームで大人気のシンボルツリーとして知られています。

 丈夫で育てやすく、手間もかからない上に勝手に結実する実がおいしい! 四季を通じて楽しめるジューンベリーをお迎えすると、たくさんの幸せを運んでくれる素敵な樹木だと実感されると思いますわよ。

 耐寒性・耐暑性あり、病害虫被害も少なく、極端な乾燥と強すぎる西日に気を付ければ、庭木としても、鉢植え果樹としても、簡単かつ手軽に楽しめます。

 種類も多く、樹高は2~6mに育つものなどさまざま。たとえば、広い庭には実の大量収穫が見込める品種(ラマルキー等)を、コンパクトなベランダ栽培なら適度に収穫が見込める品種(バレリーナ等)を、といった具合に、育てる環境に合ったジューンベリーを選んでくださいませ。

 春にはソメイヨシノよりちょっぴり早く小さな桜のような可愛らしい花が咲き、初夏を迎える頃には枝先にたくさんの実を付けます。植える場所にもよりますが、茂った葉は夏の日除けになり、秋には美しい紅葉も楽しめますわよ。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


新学期早々ピンチ! 子供の「学校に行きたくない」の最適解は?
 子供が「学校行きたくない」と言い出したら、親としてはとても不安になりますよね。理由は、いじめや人間関係、勉強の遅れや体...
黄・紫・桜♪
 春の三原色を見つました。
陽だまりでゴロゴロ♡ お日様パワーを吸収する“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ほっこり癒し漫画/第71回「はふはふぴたっ」
【連載第71回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
美人局の語源に「筒」と「陰茎」
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
結婚式前夜、娘の門出を祝う「親として最後の教え」の内容に涙腺崩壊!
 入学や卒業、就職による1人暮らしなど、門出は1つの節目。嬉しい反面、どこか寂しさや不安を感じる瞬間でもありますよね。 ...
占い好きな成功者と占い好きな非成功者の違い…占いライターで一攫千金も
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
豊洲の人生勝ち組妻でも幸せじゃない?彼女が裕福と引き換えに諦めた事
 独身時代は都心に暮らしていたが、結婚を機に武蔵境に暮らし始めた千佳。しかし、郊外のこの地を愛せない。そんな時、中学の同...
「夫の駐在時にね…」なぜあのコが?田舎の同級生“玉の輿婚”に心ざわつく
 独身時代は都心に暮らし、華やかな生活をしていた千佳。しかし、結婚を機に都内から離れ、武蔵境に住み始めた。しかし、妥協し...
メガバン妻が悟ったリーマンの限界値 吉祥寺より2駅下った中古マンション
 武蔵野の自然を携えそびえる瀟洒な白亜の建物は、まるでこの場所がヨーロッパの一都市であるかのような錯覚を与えてくれる。 ...
帰ったらお風呂に…夫「沸いてるよ!子供が入ってる」危機管理能力ゼロや
 子育て中のママにとって、子供の命と健康を守るのは一番大切な使命。だからこそ、危機管理能力は嫌でも高くなります。 ...
号泣しながら「愛の讃歌」を熱唱 なぜ人はスナックでダサい姿を晒すのか
 私はこれまで多くの夜の世界を見てきましたが、スナックは本当に不思議な場所です。  完全無欠のモテ人間ほど、なぜか...
大人は「さようなら」とハッキリ言わないけど…
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
春の行楽、御朱印集めはスタンプラリーと何が違う? 作法やタブーとは
 山形県東部にある山寺(山形市)で自らの行いについて考える出来事がありました。我よ、御朱印集めがスタンプラリーと化してい...
この勇姿もあとわずか…去勢手術予定“たまたま”を記念撮影!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「クリスマスローズ」で究極のほっぽらかし園芸!怠け者でも花いっぱい♡
 猫店長「さぶ」率いる我が花屋のある神奈川は地球温暖化の影響もあり、ここ近年の特徴は卒業式に桜咲くでしたが、今年は入学式...