部屋干しを極めよ!洗濯方法のコツや裏技
部屋干し上手になれたら、雨の日のストレスはぐっと減りますよね。さっそく、洗濯機での洗濯→干すの行程順に、ポイントを押さえていきましょう。
洗濯機を使用する〜綺麗に洗い上げる
部屋干しで生乾きの臭いを防ぐためには、洗濯機を上手に活用することが大切。洗濯の基本とも言える洗濯機の使用方法、おさらいしていきます。
洗濯物を溜め込むのはNG!
「晴れた日にまとめて洗濯をする」というご家庭は多いですが、これはNG!
生乾きの独特な臭いは、洗濯物に繁殖した雑菌と汚れが原因。濡れたタオル・汚れ物を洗濯カゴや洗濯機に入れっぱなしにしていると、雑菌が繁殖して臭いが取れにくくなってしまうのです。
また、洗濯物が洗濯槽の上まで溜まった状態で使用するのもダメ。目安は、洗濯機の中で洗濯物が泳ぐくらいがベスト。量が多い場合には無理をせずに、2、3度に分けて洗濯するようにしましょう。
洗剤は除菌&抗菌効果のあるものをにこだわり、適量を使う
部屋干しをする場合には、ぜひ「部屋干し用」の洗剤を!部屋干し用洗剤は除菌&抗菌作用が高いため、生乾きの臭いを防ぐことに繋がります。ただし、香りが少々強いのが難点。気になる方は、無香タイプを選ぶと良いですよ。
また、洗剤の量は多ければ良いというわけではありません。衣類に洗剤が残ってしまうと雑菌の繁殖を招いてしまうため、適量を守りましょう。
脱水を増やす
部屋干しの場合には、脱水の数・時間を増やすのも早く乾くポイント!バスタオルなど、大きくて乾きづらい洗濯物にはぜひ利用したい方法です。
ただ、おしゃれ着が傷んでしまう可能性もあるため、洗濯物をより分ける一手間は必須かも。脱水時にできたシワは、干す時にきちんと伸ばすことで軽減されます。
洗濯物を干す〜この一手間が臭いを防ぐ!
次は、洗濯物を干す時のポイントです。一手間かかる方法ばかりですが、生乾きの臭いが気になって二度洗いをする手間に比べればぜんぜんマシなはず。裏技もあるので、要チェックですよ。
干す時には洗濯物を上下にはたいて伸ばす
洗濯物を干す時には、1枚ずつ上下にはたいて伸ばすようにしましょう。10回程度、パンパンとはたくだけでOK。脱水時に付きがちなシワを伸ばす効果があるだけではなく、空気を通すことで乾きやすくなります。
窓際はNG!風通しの良いところに干す
明るい窓際、壁に沿って部屋干しをする方が多いですが、これはNG!窓際や壁の近くは空気が循環しづらく、湿気がこもって洗濯物が乾きにくい場所なのです。また、カーテンレールを使って干すのは手軽なものの、カーテンの汚れなどが付着して臭いの原因になるため避けた方が懸命です。
1番のオススメは部屋の中心。生活する上で鬱陶しいものの風が通りやすく、洗濯物を効率良く乾かすことができます。
洗濯物を干す間隔が重要
隣り合った洗濯物が近いと湿気が滞留して乾きにくくなるため、角ハンガーに余裕があるのであれば、間隔を開けて干すことも大切。
できれば10cm以上開けるのがベストですが、場所を確保できない場合には、室内物干し竿やエアコンハンガーなどの便利アイテムを利用すると良いですね。
角ハンガーはアーチ干し・筒干しを意識する
どのご家庭にもある「角ハンガー」ですが、干す時の一工夫で洗濯物の乾きを良くすることができます。
● アーチ干し……角ハンガーの両端にはバスタオルやズボン類など長い衣類を、中心にはハンドタオルや下着などの短い衣類を吊るす干し方。
● 筒干し……スカートやズボン類を裏返しにして、ウエスト部分を丸く筒状にして吊るす干し方。
風を多くの面に当てることができるため、乾くスピードが格段にアップします。
浴室乾燥の場合には換気扇&扇風機の合わせ技で
部屋干しをするスペースが確保できない場合には、浴室乾燥がオススメ。ジメジメしてカビやすいイメージがある浴室ですが、実は湿気を逃しやすい作りになっているそう。
壁や床が濡れていない時に換気扇を回して洗濯物を干すのが基本ですが、この時、扇風機や除湿機を併用して使うとより早く乾きます。
部屋干し臭にはもう悩まない!ストレスのない梅雨時期を♪
意外とたくさんある部屋干しのポイント、マスターできましたか?梅雨時期の雨マークとにらめっこするくらいなら、上手な部屋干しでノンストレスな生活を送った方が気持ちが良いですよね。
今回ご紹介した部屋干し方法は梅雨時期だけではなく、花粉時期などにも活用できます。嫌な生乾き臭に悩まず、快適な部屋干しライフを送ってくださいね。
ライフスタイル 新着一覧