おっさん上司じゃなくても悩む 知っておきたいZ世代部下との付き合い方

コクハク編集部
更新日:2023-06-08 06:00
投稿日:2023-06-08 06:00

Z世代の部下と5つの上手な付き合い方

 Z世代の心を掴んで円滑に仕事をしたいなら、彼らにとって「当たり前」な今どきの価値観を知っておくのも必要ですよ。

1. 信頼関係を築く

 Z世代に「うちの会社はこういう社風だから……」と熱弁しても、なかなか受け入てくれません。自由と個性を大切にしている彼らには、「社風」なんてどこ吹く風。価値観などの押し付けは、拒絶されるだけです。

 まずは信頼関係を築いていくことがマストなので、Z世代の話に耳を傾けましょう。

2. 同じ目線で話をする

 どんなに理不尽でも、上司から言われたことは受け入れてきたのが昭和世代。しかし、先輩や上司の言うことが絶対という価値観はZ世代には通用しません。

 上手に付き合っていくためには、同じ目線で話をするのがポイント。上から目線で一方的な指示を出しても、Z世代のやる気に火は付かないでしょう。

3. メンター役に徹する

 上司として、部下を育てるのも大きな仕事のひとつですが、Z世代は今までのような育て方では潰れてしまう可能性があります。

 うまく育てるには、メンター役に徹することが大切。業務だけでなく、メンタルのサポートも忘れてはいけません。良い点、改善点、今後の目標なども提示しながら、寄り添ってみて。

4. 感謝の気持ちをその都度伝える

 SNSで「いいね」を貰っては、承認欲求を満たしてきたZ世代。

 そのため、仕事でも感謝の気持ちや賞賛の言葉がたくさん貰えると、モチベーションアップや維持に繋がるようです。「褒めすぎかな?」と思うくらい、日常的に褒めるといいでしょう。

5. オープンなコミュニケーションを心がける

 会社の中でZ世代と昭和世代を分断しないために、オープンなコミュニケーションを心がけることも大切です。会議で意見を求めても発言しないZ世代には、ビジネスチャットが有効。対面ではなく社内SNSを使った方が、のびのびと発言するかもしれません。

 この機会に、SlackやTeamsなど社内のSNS環境を整えてみるのも良いのではないでしょうか。

Z世代とうまく付き合うには、相手を受け入れることが重要

 Z世代との付き合い方に悩んでいるなら、まずは彼らの価値観を知ることから。

 今までのような「昭和式コミュニケーション」では、Z世代と相容れない関係を築いてしまうことになりかねません。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


尊いが大渋滞だよ♡ 魅惑の“たまたま”9連発!2025年もよろしくにゃん
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 昨年12月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“...
「40代は初老」ってガチだったわ…現実を直視する加齢を実感した悲しい瞬間6選
 40代になると、だんだん体の「老い」を実感するようになるもの。さらに追い打ちをかけるようですが、実は40歳を過ぎると「...
実家に帰省したけど、うんざり! お年玉くれ圧、きょうだい比較、価値観の押し付け…なぜ私だけ?
 年末年始にやることといえば、実家や義実家への帰省。楽しい団らんを過ごした人もいる一方で、「帰省、やっぱりしなければよか...
触りたい! フワフワ“たまたま”について行きます、どこまでも♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「花屋で売っている花」と「スーパーで売っている花」意外と知られていない一番の違いとは?
 昨年の元旦に能登半島大地震が発生し、複雑な思いでこのお正月を迎えた人は、ワタクシだけではないはず。今年1年の無事を心か...
A Happy PONKOTSU New Year! ポンコツ商店会初のお正月、2025年はもうポンコツなんて言わせないっ
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
更年期の治療は漢方薬やホルモン剤投与で万事OK? ちょこっと旅で脱・イライラカリカリの1年にしたい
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
愛車のフェラーリ? あーはいはい。お断りついでの自慢がウザいなあと思うLINE3選
 人からの誘いをお断りするついでに、なぜか自慢話を挟んでしまう人がいます。  断られた相手としては「自慢話はいらな...
クーポンだけで元取れるじゃん。即日完売の「ファミマの福袋2025」を開封!1万円ギフトカードは当たるか?
 ファミペイWEB予約史上初の数量限定「ファミマの福袋2025」が登場し、即日完売した人気の福袋。  たまたま予約...
女性の性の悩みやセックスレスはタブー視されがち。有楽町でのイベント開催は大きな一歩だ!
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
やめてよかった4つの家事。自分の時間作りを優先、とことんサボってしまってOKの精神で
「家事をできるだけ減らしたい!」これは誰もが心の底から思っていること。仕事と家事だけに追われる毎日を過ごすなんて、まっぴ...
貴女はどれ? 2025年総合運を上げるアロマオイル、自然派の香りは運気を引き寄せる!【調香師が解説】
 明けましておめでとうございます。  新年を迎え、さまざまな運気を上げたいと思っている方も多いはず。恋愛運、金運、...
2025年、光に導かれ歩いてみる
 巳年は挑戦、変革、成長の年。  その光に導かれ、身近なことからはじめてみようか。
あけましておめでたま! 今年も“たまたま”でハッピーチャージ♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【2024年人気記事】「コーヒー1杯も買えない!」キャッシュレス化に乗り切れない、現金派の叫び
 あけましておめでとうございます。2024年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
【2024年人気記事】これって誘拐ですよね!? 遊んでいたら詰められた恐ろしいご近所トラブル
 あけましておめでとうございます。2024年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...