ヤバい輩湧かない?30代独女が0円で「語学交換アプリ」に1カ月挑戦!

更新日:2023-07-08 06:00
投稿日:2023-07-08 06:00

アプリ外に誘導してくる人には要注意!

 筆者が1カ月でやり取りした人数は23人いたのですが、残念ながら、出会い目的や高圧的な態度を取る人も3人ほどいました。

 共通していたのはLINEなどアプリ外へ執拗に誘導してくる点。1人目は初日に出会い、外部アプリへの誘導も「そういうものなのかな」と思って教えてしまった結果がこちら。

 ※※実際は英語で送られてきました※※

《あなたは他の誰より良い友達だから、自分はアプリを消したい。僕たちのやり取りに集中したいから、あなたにも消してほしい》

 いやいや、束縛系彼氏か! あっけにとられて返信に困っていたら、

《なんで黙っているの?》

《アプリ消さないならあなたのID他の人に教えないでね》

 と立て続けにメッセージが……。ヤバい人確定なので、やんわりお断りして即ブロック!

 そして一旦冷静になってから気になってくるのが、この人が本当にアプリを消したのかどうか。アプリに戻り同じ名前で検索すると、なんといくつも同じようなアカウントを用意しているではありませんか! 大嘘ですやん!

 幸か不幸か初日からとんでもない人物に出会ったことで、その後同じような手口に遭っても落ち着いて対応できました。結果オーライでしたが、皆さんが使うときにはくれぐれも気をつけてくださいね。

お気に入りのタンデムパートナーを見つけよう!

 とはいえ、やり取りした23人のうち、これからも仲良くしていきたいと思うのは5人。国籍もアメリカ、カナダ、フランス、フィンランドなどさまざまです。

『Tandem』で出会った人の多くは、純粋に日本が好きで話せるようになりたいという人ばかりでした。短い期間で、5人の外国語の先生ができるなんて有益すぎます。

 はじめ方・やり方について、もう少し詳しく実体験を。

 プロフィールの入力まで完成したら、 画面左下の「コミュニティー」からいざ言語交換パートナー探し! あらかじめ言語を設定しているので、自動的に母国語(英語)・学んでいる言語(日本語)のようにマッチする人がピックアップされています。

やり取りしたい人にDMを送ろう

 良さそうな人がいたら、タップして詳細をチェック! プロフィール画面の 「メッセージ」をタップすると、ダイレクトメッセージが送れます。

 送ったメッセージは、画面下の「メッセージ」をタップするとまとめて確認できますよ。

おすすめは「添削機能」! 言語交換パーティーでスキルアップ

『Tandem』の特徴は、まず「添削機能」がついていること。相手の文章で修正が必要な箇所文章があれば、メッセージを長押しして「添削する」をタップします。

 お互い細かく添削できるので、教科書に載っていない生の英語のニュアンスをつかめるので、とても便利です。

 また、メッセージの「読み上げ機能」もついており、速さも変えられるのでリスニングの練習にも役立ちます。さらには、音声ファイルも送ることができるので、ネイティブに発音を矯正をしてもらう方法も!

「パーティー」に参加できる

『Tandem』の使い方は、メッセージだけにとどまりません。画面下の「パーティー」を使うと、「言語交換パーティー」に参加できます。言語交換パーティーとは、複数で音声電話ができるコミュニティ。

 自分に合いそうなルームがあったら、勇気を振り絞って入ってみるとよいでしょう。筆者も言語交換パーティーがきっかけで、メッセージを送り合うようになった人がいました。

 使い方は無限大なので、ご自身にあった方法を試してみてくださいね。

 しばらくやり取りをして仲良くなると、レビューをつけてくれる人も。

「信じられないほどいい人!」との評価をいただきました。お世辞でも嬉しいですね。

1カ月間使ってみて…

『Tandem』は有料アップグレードもできますが、今回あくまで無料で使える機能のみにフォーカス。結果、無料でもネイティブが使う表現をダイレクトに学ぶことができるので、全く不自由なく使えました。

 筆者も引き続き使用し、言語を教え合いながらスキルアップしていきたいと思います。

 グローバル化が進む昨今。生の英語を学びたい人はぜひ試してみてくださいね!

(取材・文=はるうらら/キジカク)

▽はるうらら 医療従事者として都内総合病院に勤務していたが、もともと興味のあったWebライティング業界に思い切って転身。大手メディアと業務委託契約を結び、時事ネタ・取材をメインに記事を執筆している。中には450万PVを達成した記事も。ちなみに国内外問わず旅行が趣味で、アメリカ・オーストラリアで生活をした経験も。現在、海外移住計画中。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ミルクに難色、昭和育児の「母乳信仰」って何なん? 押しつけがましい上から目線LINEにイラッ
 初めての育児や、何人もの育児をしているお母さんは、とりわけ、毎日大変! そんなお母さんを追い詰める身内、どうにかならな...
セレブ妻が赤羽のサイゼリヤに落ちるまで 上流階級との「品格の差」に絶望
 悠々自適なセレブ生活を送っている医師の妻・大宮由香。ある日、お嬢様学校に通う娘のクラスメイト・愛舞(らぶ)とその母親・...
勝ち組ママ友が放った屈辱的な一言。私を「一般人」と一緒にしないで!
 四ツ谷・番町エリアに暮らす医師の妻である大宮由香は、娘・葵を名門お嬢様学校に通わせている。小学校に入った葵から友人がで...
嘘でしょ…娘の友達が「キラキラネーム」? 玉の輿セレブの大きな誤算
 都会の中心でありながらも、ハイグレードな住宅街として知られる四ツ谷・番町エリア。  大宮由香は、小学校に入ったば...
スメハラ? 90年代の出版社は“異臭”がプ~ン…男と香水と時代の変化
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
移住の思わぬ落とし穴。収入激減で大後悔!こんなはずじゃなかった…
 コロナ禍でリモートワークに対応する会社が多くなり、地方への移住を一つの選択肢として捉える人は増えました。でも、あまり調...
直木賞作家・荻原浩氏インタビュー 世にはびこる誹謗中傷「耳の痛い意見が人を成長させるとは言い切れない」
 パリ五輪でも選手や審判などに対する誹謗中傷は深刻な問題となっている。誹謗中傷は、他人への悪口(誹謗)と根拠のない出鱈目...
まるで最高級の餡子玉! 黒猫のプリプリ“たまたま”がキュートすぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
江角マキコ芸能界引退から7年、初めてデビュー作を語る(後編)父を亡くした喪失感を「ゆみ子」に重ね合わせた
 芸能界から引退している江角マキコさんが、7年ぶりとなるインタビュー取材に応じた。目的は、石川県輪島市を支援するために特...
2024-08-07 07:00 ライフスタイル
江角マキコ芸能界引退から7年、初めてデビュー作を語る(前編)伴走してくれた能登の人たちに「感謝と恩返し」を
 芸能界から引退している江角マキコさんが、7年ぶりとなるインタビュー取材に応じた。目的は、石川県輪島市を支援するために特...
2024-08-07 07:00 ライフスタイル
「夏の庭の花・植物の水やり問題」災害級の暑さで1週間留守に…対策は?
「災害級の暑さ」なるフレーズ、耳にする日が続いていますが、気付けば夏休みシーズン到来!  我が花屋は神奈川の片田舎の温...
深夜3時にメッセ連続投下!グループ脱退したい…常識知らず&KYなママ友のお騒がせLINE10連発
 保育園や幼稚園の保護者同士でやりとりするママ友LINE。同じクラスのママに誘われて断るわけにもいかず、半ば強制的にグル...
ふるさと納税について夫婦で考えたら、意見が食い違って爆笑の大喧嘩に…「特別vs日常」何が正解?
 選んだ自治体に寄付をしてお礼をもらうことができるだけでなく、一部の税金が還付または控除される、“ふるさと納税”。  ...
2024-08-07 06:00 ライフスタイル
「子どもの夏休み暇対策」どうしてる? 頑張るママのお助けアイデア7選
 子どもが小学生になると、夏休みの過ごし方で悩む大人がたくさんいます。近年では外遊びも猛暑による熱中症の心配があるので、...
【調香師解説】夏バテ解消アロマでフェロモンも復活!睡眠、胃腸、イライラを鎮める香りは?
 毎日暑いですね。フェロモンは最低限の生命力が維持されたうえで、余力から生まれてくるものです。うだるような暑さが続くと心...