新婚なのにケンカが絶えない 悩める夫婦が試すべき3つのこと

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-06-30 06:00
投稿日:2019-06-30 06:00
 新婚といえば、甘いラブラブな雰囲気を想像する人も多いはず。しかし、これまで違った環境で過ごしてきた男女が、一つ屋根の下で過ごすことによって生じるさまざまトラブルも付きものです。すれ違いを繰り返すことで、新婚なのに喧嘩しがちなことも。新婚時代に喧嘩してしまったカップルのエピソードと、喧嘩しないために試すべき3つの秘策についてご紹介しましょう。

新婚なのに喧嘩してしまう夫婦のエピソード

 新婚時代に喧嘩を繰り返していたという3組のカップルのエピソードをご紹介します。

すれ違い生活が続いて…

「結婚する前から、私たちカップルは忙しさからデートの時間もあまり取れなかったんです。だから、結婚すればちょっとの時間でも顔を合わせられるし大丈夫、と思っていました。でも実際に結婚しても相変わらず忙しく、結婚生活による環境の変化にも動揺してしまって。顔を合わせても、少ない時間で何を優先して話すべきか分からないし……。新婚時代はラブラブなはずなのに、よく喧嘩してました」(K子さん・35歳女性)

ちょっとした習慣の違いが喧嘩に

「お皿洗いの時に、主人が水を出しっぱなしにするのが許せなかったんですよね。あと、私はニットは絶対に手洗いって決めているのにも関わらず、洗濯ネットに入れてドライモードで洗濯されたりとか。天気がいい日は私は外に干したかったり。そういう些細なことでよく小言をいい、主人も“やってあげてるのに”って喧嘩になっていました。今思うと、とっても些細なことなのですが(笑)」(E利さん・28歳女性)

家事の分担に困った意見も

「新婚生活の時って、デートの時のような二人を想像しがちじゃないですか。仕事から疲れて、二人で肩を並べてテレビ見てという穏やかな感じ。でも実際は、疲れ果てた双方が、家事をどっちがやるかで、めまぐるしいバトルが繰り広げられたりする。家事については“女がやるものでしょ?”という主人に、私も食ってかかるなど、お互い新婚という新生活に手いっぱいで、ゆっくり話すどころじゃなかったですよ」(M美さん・29歳女性)

新婚なのに喧嘩してしまう夫婦が試すべき3つのこと

 新婚であれば、多くの女性が「喧嘩したくないな」と感じるはず。新婚生活をできるだけ喧嘩しないで、ラブラブに乗り切る方法を3つお伝えしましょう。

結論から述べる

 新婚生活は、思い描いていた生活と違い、忙しいものだと気づくものです。これまで二人はデートの時間を、お互いの余暇の時間を使ってしていました。だからこそ、相手の話も熱心に聞くことができましたよね。大概のデートでは、楽しいスポットに行くカップルも多かったのでは?

 そんな二人が結婚した時に起こる違和感の根本には、時間のなさが関係していることが多いです。また「明日も顔を合わせるだろう」という安心感から、伝えることを控えてしまうカップルも多くいます。時間がない中でも、他人と暮らすからこそ意思疎通は十分に行うべきです。

 時間がない時は、まず結論から述べて、相手のこと意見を聞いてから自分の意見を述べるようにすると、短時間で話し合いが成立します。

最初からうまくいく夫婦はいない

 世間では連日、芸能人の不倫や離婚が持ちきりになっています。他人と生活することを選ぶ結婚では、こうした可能性も否定しきれません。一度、結婚したからとはいえ上手くいくとも限らないのに、多くのカップルが「自分たちは大丈夫」と結婚を決意します。それがなければ結婚に至らないのですから、大事な決意でしょう。

 ただ一つ、筆者がいえることは“最初から上手くいく夫婦は存在しない”ということです。期待した以上は、そのぶん見返りがほしいのが人間というもの。「自分たちは大丈夫」という、過信のしすぎはよくありません。「色々なことがあるけど、時間をかけてゆっくり解決しよう」と思っている新婚カップルの方が喧嘩しないものなのです。

自分の意見と相手の意見を分ける

 夫婦になったのですから、一つの目標に向かって足並みを揃えたいところでしょう。そのような考えの中で、相手の意見と自分の意見が食い違うことに違和感を覚え始めます。どうしても、妻サイドか夫サイドのどちらかに意見をまとめようとしがちです。

 喧嘩の多くは、相手のことを理解したかったり、自分の意見を言いたいところから発生します。いわば、“自分の意見を相手に知ってもらえればOK”です。夫婦になってしまうと、なぜかこの喧嘩の結論をどちらかの妥協のもと、一つにまとめようとします。「あなたはこう思うのね。私はこう思ったんだ」と穏やかに話すことができません。

 自分の意見と相手の意見が、どんな喧嘩をしようが結論に至らない時は“グレーもあり”ということを覚えておきましょう。

新婚生活は現実をみる瞬間でもある

 新婚生活は、二人きりの甘く穏やかな時間が流れると思いがちです。恋人の時は、お互いに時間を合わせてデートしていた、という自覚がないカップルが多いのです。そのために「こんなはずでは……」という事態に陥ってしまいます。

 結婚生活は、現実的にいえば“他人と生活を共にすること”です。過剰な期待は相手の重荷になってしまうことは念頭に置いておくようにしましょう。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

ラブ 新着一覧


隙あらば会話泥棒! すぐ「俺も」としゃしゃり出る“自分語り”男の心理
 会話中、すぐに「俺もさ〜」と自分語りに話を持っていく男性ってかなり多いですよね。  女性からすると「いや、聞いてない...
恋バナ調査隊 2024-02-16 06:00 ラブ
恋愛するとなぜかメンヘラ化…“病まない方法”を学んで幸せになりたいな
「恋愛になるとメンヘラになる」と自覚している女性もいるのではないでしょうか? 普段サッパリした性格であっても、好きな人が...
恋バナ調査隊 2024-02-16 06:00 ラブ
ラブorマネー…男性がカネより愛を選ぶ時はあるのか?
「愛かお金か」究極の選択を強いる恋愛リアリティー番組『LOVE CATCHER Japan』が話題です。  出演者は「...
内藤みか 2024-02-15 06:00 ラブ
20代という若さを失った…30歳でマッチングアプリを始めるのは遅い?
 女性にとって「20代という若さを失った…」と焦る年齢、30歳。でも、30歳からだって恋愛はしたい…!  今回は、「...
恋バナ調査隊 2024-02-15 06:00 ラブ
生き別れの妹?無理ありすぎ! 妻が呆れ果てた不倫のありえない言い訳
 妻から不倫を疑われて「してるよ!」と正直に話す夫はいませんよね。咄嗟に嘘をついたりごまかしたりと言い訳するでしょう。 ...
恋バナ調査隊 2024-02-14 06:00 ラブ
職場バレンタインは面倒です!ばらまく?廃止?賢い乗り切り方とNG行動
 いよいよ、バレンタイン。好きな相手を想ってチョコレートを準備するのは楽しい一方で、職場でのバレンタインはぶっちゃけめん...
恋バナ調査隊 2024-02-13 17:10 ラブ
堕ちる前に知っておきたい 既婚男性が結婚指輪をしない“多角的”な理由
 気になる彼が既婚者かどうかは、結婚指輪をチェックするのがド定番。  ただ、意図的に指輪を外す男性もいるため、指輪の有...
恋バナ調査隊 2024-02-13 06:00 ラブ
共働きの育児にモヤっ 妻と夫では家事と子育ての見え方がなぜ違う
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  家事や子育て...
豆木メイ 2024-02-13 06:00 ラブ
男性は母親に似てる女性を好きになる? 脈あり判断方法とは
 恋愛においてよく言われるのが「男性は、母親に似てる人を好きになる」という説です。実際にはどうなのでしょうか?  ま...
恋バナ調査隊 2024-02-12 06:00 ラブ
カトちゃん夫婦は特例? 10歳以上の歳の差恋愛がうまくいく人の特徴6つ
 もし好きになった人が、あなたよりも10歳以上も歳の差のある人だったらどうしますか?  芸能人では、45歳差で結婚し...
恋バナ調査隊 2024-02-12 06:00 ラブ
夫の浮気疑惑助けて…!ラブホのライターは修羅場案件でも言い訳に納得
 夫が浮気をしているかもしれないけど決定的証拠や確信がない、そんな状況が続いたらつい誰かに助けを求めたくなりますよね。 ...
2024-02-11 06:00 ラブ
友達の彼氏と禁断のキス…今だから言える私のワンナイト物語
 一夜限りの体の関係を持つ“ワンナイト”。あなたには経験があるでしょうか? 「今だから言える」と、ワンナイトの経緯...
恋バナ調査隊 2024-02-10 06:00 ラブ
仕事で失敗した41歳独男 ホストにもなれず、元カノに金をせびる大転落。
「冷酷と激情のあいだvol.181〜女性編〜」では、半年ほど親密だけど曖昧な関係にあった男性・シンイチさん(41歳・仮名...
並木まき 2024-02-10 06:00 ラブ
42歳バツ1独女、昔の男が連絡してきた。セフレでもいないよりマシかも?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-02-10 06:00 ラブ
男「そういうとこ好きよ」はLOVEだったのか!遠まわし告白の悲劇よ…
 好意を持っている男性から告白されたら嬉しいに決まっていますよね。 返事は当然OK一択!  でも、彼の告白が遠まわ...
恋バナ調査隊 2024-02-10 06:00 ラブ
イクメンは世間を欺く仮の顔?家族命と見せかけて不倫する男に3つの特徴
 夫がイクメンだと本当に助かりますよね。自分の時間もできるし、「いい人と結婚してよかった!」とママ友に自慢し、羨ましがら...
恋バナ調査隊 2024-02-09 06:00 ラブ