鬼嫁で構いません! イジワル姑へのジワジワ効く復讐劇3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-06-22 06:00
投稿日:2019-06-22 06:00
 イジワルな姑にいつもいびられていると「いつか復讐したい……」と、心に決める女性も多いようです。しかし面と向かって仕返しをすると目立つので、こっそり・ひっそりと、誰にもわからないよう復讐するお嫁さんも……。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんなお嫁さんたちの復讐劇を3選ご紹介します。

1:塩だらけのおかゆ

「姑と、二世帯住宅で同居を始めたんですけど、私のことを嫌いだと宣言し、とにかく朝から晩まで、これでもかってくらいに嫌がらせをされてきました。でも今は、そんな姑も高齢になって、だんだんと食欲も落ちてきています。ところが、口だけは相変わらず達者。私に毎日おかゆをリクエストしてくるのですが、その味付けが“薄い”と文句を言うので、それならばと、塩をドバドバに入れて食べさせています。

 舌が麻痺しているのか、辛い味付けが好きなのか、かなり塩を入れても平気で食べていますね。塩分過多なのは承知ですが、これまで私を散々いびってきた女の健康管理なんて、私の知ったことではありませんから」(42歳女性)

 毎日、塩分たっぷりの食事を平然と差し出す復讐劇とは……。想像しただけで背筋が凍りますが、姑の希望を叶えてあげているという大義もあるのでしょう。

2:虫を部屋にリリース

「舅の他界を機に、姑と同居を始めたのですが、とにかくキツイ姑で参っています。外出も許可制、服装や髪型にも口出しをしてきて、私のメンタルがおかしくなりそうです。夫はマザコンで頼りにならず、姑の言いなりで、もうウンザリ。

 そんなある日、庭で毛虫を見つけたので、なんとなく部屋に持ち帰って、姑の椅子に置いてみたんです。そうしたら、その様子を見て姑が大騒ぎ! 虫が苦手なようで、虫がいる間は、私へのイジメをストップさせ、虫と格闘してくれることがわかりました。これに味をしめた私は、それ以来、庭で虫を探しては、姑の部屋にそっと放っています」(39歳女性)

 庭の虫を部屋に放つのは、褒められた行為ではないものの、イジメから身を守るための術になってしまったようです。いろんな虫が部屋に増えていくと考えると、ジワジワと不気味です……。

3:孫に“おばあちゃま、嫌い”と言わせました

「孫の前ではよき祖母を演じるくせに、私の顔を見れば文句しか言わない姑に、ほとほと愛想が尽きてました。二世帯住宅を建てて一緒に住んでいるので、姑は朝から晩まで、うちのスペースに来て入り浸っているのです。どうにかして距離を置きたいと思った私は、悪いと思いつつも、子供に協力してもらうことに。

 それまでは、子供の前ではメソメソせずに明るい顔を見せるよう努めていたのですが、あえて子供の前で涙を流し、『ママ、どうしたの?』と心配させるよう仕向けました。『実は、おばあちゃまに、イジメられている』、『おばあちゃまが、ママにひどいことをするの』と子供に打ち明けてみると、その日から子供の姑への態度が一変。うちのスペースに来た途端に『シッシッ』と追い返そうとするうえに、面と向かって『おばあちゃま、大嫌い』と言うようになりました。子供には申し訳ないし、姑は慌てふためいていますが、ザマアミロです」(42歳女性)

 子供を巻き込むのはいけないとわかりつつも、どうしようもなくなり、禁断の復讐劇に出た妻も。孫がかわいくて仕方のない姑にしてみれば、これほどのダメージはないかもしれません。

  ◇  ◇  ◇

 イジワルな姑に「やられっぱなし」だったお嫁さんでも、あるときに復讐劇に出ることもあるみたいです。肯定できる行為ばかりではありませんが、それほどまでにお嫁さんを追い詰める姑も、どうなのでしょうか……。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


いざ離婚!公正証書作成で養育費月6万円、元夫は顔面蒼白に
 ステップファミリー5年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
彼と価値観が合わない…コロナ禍で浮き彫りもすぐ別れるな!
 コロナ禍になり、生活スタイルが変わった人は多いでしょう。恋人がいない不安や寂しさから恋活に力を入れる人が増えた一方で、...
恋バナ調査隊 2022-04-12 06:00 ラブ
本気で結婚したいなら「遊び終わった男性」が買いって本当?
 過去に浮気をされた経験がある人は、彼氏を選ぶ時に「浮気するタイプかどうか」を基準にしている人が多いでしょう。中には、女...
恋バナ調査隊 2022-04-11 06:00 ラブ
男が失いたくない彼女って? 若さより“人生経験”に勝算あり
 アラサー&アラフォーになると「これを最後の恋にしたい」「失いたくないと思われる彼女になりたい」など、切実に思うようにな...
恋バナ調査隊 2022-04-11 06:00 ラブ
排卵検査薬ない? 絶賛不倫中の子から届いたドン引きLINE5選
 芸能人や著名人による不倫報道はたびたび世間を騒がせていますが、あなたの身の回りでも、不倫をしている人は意外と多いかもし...
恋バナ調査隊 2022-04-10 06:00 ラブ
デートがしたいだけ! 女性から誘う時の秘訣3つと男性の本音
 恋愛中に「彼からデートに誘ってくれたらいいのに!」と思う女性は多いでしょうが、現実はそう甘くはありません。でも、だから...
恋バナ調査隊 2022-04-10 06:00 ラブ
ビビビッを信じて!「一目惚れカップル」の恋は意外に長続き
 恋に落ちる瞬間は人によってさまざま。時には「一目惚れ」をしてしまうこともあるでしょう。一目惚れは成就しづらいというイメ...
恋バナ調査隊 2022-04-09 06:00 ラブ
男性は繊細な生き物デス…彼のプライドを傷つける彼女の言葉
 男性には「男のプライド」があります。雄々しく見えるこのプライドですが、実はちょっとした彼女の言葉でも傷ついてしまうデリ...
恋バナ調査隊 2022-04-09 06:00 ラブ
結婚10年目で発覚!“鬼嫁”と吹聴する夫に不信感が募る38歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-04-09 06:00 ラブ
“鬼嫁”と吹聴すれば楽…切実な事情を抱える41歳劣等夫の選択
「冷酷と激情のあいだvol.85〜女性編〜」では、3歳年上の夫・トシキさん(仮名)から、自分の知らないところで“鬼嫁”呼...
並木まき 2022-04-09 06:00 ラブ
交際中の彼が別の女と結婚! 2年間尽くしまくった女性の悲劇
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。SNSの普及で簡単に連絡を取り合えるツールが増えました。しかし、ここが“落と...
山崎世美子 2022-04-09 06:00 ラブ
実は周囲からウザがられてる? 痛い「バカップル」5つの特徴
 仲が良いカップルを見ると、羨ましくなってしまうことってありますよね。でも、中には羨ましいどころか、敬遠される痛いカップ...
江戸時代?私をドーターと呼ぶお客様からの巻物式ラブレター
 涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...
涼香 2022-04-14 18:20 ラブ
イチャイチャタイムに♡ 彼氏と一緒に使える美容アイテム4選
 以前と比べると男性の美意識は上がっていますよね。化粧水を使う人も多く、中にはパックや美容液を使うなど女性と同じくらい美...
恋バナ調査隊 2022-04-07 06:00 ラブ
婚活必勝!春は別れの季節…彼とさよならしても幸せになれる
「春は別れの季節」って、婚活中のアラサー女子にとってはあまり聞きたくない言葉ですよね。結婚を視野に入れ、時間をかけて育て...
恋バナ調査隊 2022-04-07 06:00 ラブ
人妻不倫に悩む本命彼…その心を着実に転換させる3つの方法
 近頃、不倫関係にも男女逆転の波が押し寄せています。今までは既婚男性と恋愛して悩む女性が多かったのですが、最近は既婚女性...
内藤みか 2022-04-07 06:00 ラブ