飛機場はペチャパイって…中国語のスラングが直接的すぎて涙が出てくる!
表現がひどすぎる…中国語のスラング
日本語にも『ギャル語』や『若者言葉』と言われる、英語でいう『スラング』のような言葉が巷にたくさん溢れています。それは国や言語が変わっても同じことのよう。
最近、中国語でブスな女性のことを『恐竜』、ブサイクな男性のことを『青蛙』と表現するそうです。もうこれは……日本語での説明もいらないほど私たちにも理解できますよね。一応説明をすると、恐竜のようにブスだから『恐竜』、青蛙のようにブサイクだから『青蛙』。
しかも言葉の前に『超級』とつけるとメチャクチャみたいに強調した意味になるので、『超級恐竜』(めっちゃブス)、『超級青蛙』(くそブサイク男)とも言われるそう。なんとまあ残酷な表現だこと……。
こんな言葉、自分がかけられたら……ダメージ‐1000のクリティカルヒット! ガン泣きどころじゃないレベルのヒドさですよね(涙)。
逆に、可愛らしい女の子やアイドルのことは『小花』、男性アイドルやモデルなどのイケメンのことは『小鮮肉』というのだとか。
『小さい花』と『鮮度のいい小さい肉』って、中国語、ちょっと表現が直接的すぎやしませんか!?
「もうやめてあげて!」と思わず叫んだ若者言葉
最近の若者言葉で筆者が聞いて、思わず「もうやめてあげて!」となった言葉。それが『飛機場』。「ん? 言葉通り『空港』って意味じゃないの?」って思いますよね。
実はこれ……なんと『ペチャパイ(貧乳)』のことを表す表現で、最近使われている言葉なんだそう。
なぜか? それは……『広くて平らで凹凸がないから』。もう涙なしには語れない……(涙)。
思わず「誰だよ! こんな酷い言葉考えたの!?」と叫びたくなりますよね。
台湾人の友人いわく、日本の漫画やアニメを中国語に翻訳された際に使われたこともあるのだとか。
日本語でも貧乳を『まな板』と呼んだり、酷い表現はありますが……飛行場って。広さが!! 広大すぎるわ!!! ってか、「あなた、胸が飛行場ね!」って言われたら、もう立ち直れませんよ(涙)。
日本文化の素晴らしさを実感
「同じ漢字を使っているし、親近感が沸くかも!」と思っていた中国語。ですが、なかなかド直球に表現を使用しているではありませんか。日本の『オブラートに包んで』という文化は、どうやら中華圏の人たちには通用しなさそう。
相手を思いやって直接言わない日本文化最高! 「日本人で本当によかった〜!」と心底思ってしまう筆者なのでした。
(取材・文=うーか/キジカク)
▽うーか ライターチームで執筆活動中。アメリカに12年、台湾に2年在住の経験があり、海外ならではの面白い話題を探すことが日課。実体験や友人のエピソード、クスッと笑えるユニークなグルメや驚きのカルチャーなどを紹介しています! 最近は愛犬の「ころも」こと、ころちゃんと一緒に様々な場所へ出掛けることに夢中です。
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