飛機場はペチャパイって…中国語のスラングが直接的すぎて涙が出てくる!

更新日:2024-02-26 19:03
投稿日:2023-07-31 06:00

ちょっぴり親近感を抱きやすい中国語

 全世界で約14億人の人々が話すという中国語。日本人である私たちの言語も「漢字」を使用することから、英語などのアルファベットを使用している言語よりは、親しみやすい言語かもしれません。

 中国語は漢字のみで形成されているので、日本人でもなんとなーく書いてある内容が読めることがあります。

 筆者も初めて台湾へ訪れた際、空港で『歡迎』(歓迎)『出入境管理』(出入国管理)『國際機場』(国際空港)という文字を見て、「私、なんか中国語読めるかも!」と思ってしまいました。

「え、台湾って台湾語喋るんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、台湾の公用語は『台湾華語』とも呼ばれる、台湾バージョンの『中国語』と『台湾語』。近年では、中国語の方が主として使用されています。

 そんなちょっぴり親近感を抱きやすい中国語ですが、なかには「あれ?」と思うような漢字や、笑ってしまうような漢字を使用していることも……。

 今回は2年間台湾に住んだことのある筆者が、自身の経験や台湾人の友人から聞いて驚愕した、変な中国語をご紹介したいと思います。

「ちょっと多すぎじゃない?」街中に溢れる『酒店』の意味とは?

 台湾の首都、台北に住みはじめて気づいたこと……それは、『酒店』という文字の多さ。

『酒店』とだけ聞くと、「お酒を売ってる酒屋さんのことでしょ?」と思ってしまいますよね。中国語が全く話せないまま台湾へ引っ越した筆者。しばらくの間、ずっと「街のなか、酒店ばっかじゃん。台湾人どんだけお酒飲むんだよ!」と勝手に思い込んでいました。台湾の人、ごめんなさい。

 台湾人の友人に聞いたところ、実は『酒店』の意味は『ホテル』だと判明。なるほど、どうりでデカい建物にばっかり『酒店』と書いてあるわけです。

 また同じホテルという意味で『飯店』の文字を使うこともあります。

『酒店』と『飯店』の違い

 ちなみに「『酒店』と『飯店』はどう違うの?」と台湾の友人に聞いたところ、中国本土や香港等では大きめのホテルに『酒店』。台湾では反対に『飯店』を使うことが多いそう。ですが、「絶対ってわけじゃないから、好みの問題かもね!」とも言っていたので、厳密な違いはどうやらなさそうです。

 筆者が住んでいた台北は、ヒルトン『希爾頓酒店』、ホテルオークラ『大倉久和大飯店』、グランドハイアット『君悅酒店』など、『酒店』『飯店』の文字が街中にあふれていました。

「中国語ちょっと理解できるかも!」と思っていましたが、まさかホテルに『酒』の文字が使われているとは夢にも思わず。目からウロコの筆者なのでした。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


カスハラとクレームの違い 料理が30分経っても出ないから文句言ったら?
 パワハラ、セクハラ、モラハラ…。最近何かと「ハラスメント」という言葉を耳にしますよね。その中でもここ数年でよく見聞きす...
「風呂キャンセル界隈」失敗談 足の臭いでバレ!自分を奮い立たせる方法
 ネットスラングで「風呂キャンセル界隈」というワードが話題になっています。読者の皆さんの中にも、その日の入浴をキャンセル...
丸見え族、参上! うさぎシッポの“たまたま”君にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
何をそんなに怒っているのだ?
 何をそんなに怒っているのだ?  東京都庁近くにて。
ほっこり癒し漫画/第75回「ヘルプみーこ」(後編)
【連載第75回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
【難解女ことば】「小女子」ってなんて読む? ヒントはご飯が進むもの。
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
最新「グダグダなLINEやり取りの終わらせ方」知らないのは無防備すぎる
 仕事からプライベートまで、コミュニケーションツールとして使えるLINE。便利かつ気軽ではありますが、それゆえにダラダラ...
スマホを持たないサブカル老人の願い「本屋に行く楽しみを奪わないで~」
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
クレクレママの実態 買い換えるなら「車くれない?」っておねだりする!?
 人のものをすぐに欲しがるクレクレママ、あなたの周りにはいませんか? おさがりなどをもらってくれて助かることもあるけれど...
44歳独身、今からでも遅くない?ズル休み→大学進学を決めた“無敵の女”
 八王子の居酒屋で契約社員として働く由紀は、信じていた学生バイトに蔑まれ、客の若者にも罵られる日々。見かねた学生バイトの...
私の時給はパフェより低い…置き去り氷河期世代の苦悩「感覚死んでる」
 八王子の居酒屋で契約社員として働く由紀は、特段面白みのない毎日を過ごしている。元気な学生バイトたちに囲まれ慌ただしい日...
八王子の居酒屋社員で月給18万円、腰かけ学生バイトの尻拭いをする日常
 八王子は21の四年制大学・短期大学・高専があるという。  全国でも学園都市として広く名が知られ、学生の数はおおよ...
大人の「友達がいない問題」はスナックで解決!?常連同士が仲良くなるわけ
 みなさんは大人になってからできた友達、どのくらいいますか? 「言われてみればもゼロ」なんてこともあるのでは?  ...
自分の選択に誇りを持って。子どもを産まない理由、そして6つの決断
「DINKs」という言葉があるように、「子どもを産まない」ということが近年では夫婦の選択肢の一つとして普通になってきまし...
気高いオーラにゾクゾク! コワモテ“たまたま”の意外な素顔
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
お店で見かけたら幸運! 超レア「バードネスト」の正体は野良ニンジン!?
北海道出身の主人とは衣食住、風習や慣習など折に触れ、関東で生まれ育った者(ワタクシ)との違いを感じます。結婚当初は行き来...