幸せな再婚をするために…事前に考えておくべき3つのこと

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-07-01 06:13
投稿日:2019-07-01 06:00
 離婚する夫婦が増えていますね。現代の日本では、再婚は珍しいことでもありません。しかし、一度目の結婚で現実が分かっているからこそ、再婚は勇気がいる決断であることも事実です。筆者は子連れで再婚を果たしています。再婚で幸せになるための極意と不安になりがちな要素を紹介しましょう。再婚を決意する手助けができれば、嬉しく思います。

再婚で幸せになれる? 不安に思いがちなポイント

 一度どん底を味わっただけに、再婚という甘い響きがどうしても怖く感じてしまうことも。不安に思いがちなポイントを共有しましょう。

家族構成への変化に不安を感じる

 筆者には前の夫との子供がいました。再婚する時に、子供や新しく夫となる人の相性がとても気になって仕方がなかったことがあります。ただでさえ夫婦になるには、これまでの養育環境の違いが出ると思います。しかし再婚家庭は、これが複雑に絡み合うことも少なくありません。“二人で”というより、“みんなで”という意識が再婚の不安を増長させます。

また失敗したくない思いが強い

 今の日本では、離婚はそんなに珍しくないことでしょう。それでも、離婚を喜んでする人はいませんよね。どこかしら自分にダメなところがあった事実も受け入れなくてはいけませんし、異性を見る目がないことも否定できません。

 恋愛を経て結婚するというシナリオで一度失敗をしてしまっているので、「繰り返してしまうのでは?」と再婚をためらってしまう人もいるといいます。離婚を繰り返さないように慎重になるのは、心のどこかで離婚した自分がコンプレックスだからでしょう。

再婚で幸せになるために考えておく3つのこと

 再婚で幸せになりたいと思ったら、考えておくべき3つのことがあります。まだ再婚の決意ができない人のために、ご紹介しましょう。

結婚に対するイメージは相手と同じか?

 再婚といっても初婚同士とは違い、様々なケースがあるでしょう。例えば、男性が初婚で、自分はバツイチだったり、相手が何度も離婚していることなど。結婚に対して、お互いが求めているものや理想をしっかりと話しておく必要があります。

 バツがついている人ほど、結婚のリアルを理解しているはずです。「私、一回失敗しちゃってるから」という言葉から切り出し、自分と相手が結婚相手に求めている目標をヒアリングします。

 元配偶者のことまで切り出す必要はありませんが、離婚に至るにはそれなりの理由があったはずです。離婚した理由となぜ許せなかったのかを、自分の考えと一緒に主張するのもいいでしょう。

前回の結婚生活での失敗点を考える

 思い出したくないかもしれませんが、前回の結婚で離婚に至ってしまった理由を考えることも必要です。「相手が全面的に悪い」と思われる、パートナーの不倫が離婚理由だったとしても、「どうして不倫したんだろう?」と突き詰めて考えることです。

 結婚は二人でするもの。夫婦二人の生活や思いがあるからこそ、ぶつかり合ったり幸せがあるのです。自分の中にも、否がなかったかどうかを見直してみることは、知らない自分を理解するきっかけにもなります。

 自分に短所が見つかったのなら、自分の意志で直すことも必要になります。夫婦で気持ちよく過ごすためには、相手のために「自分自身を見返す」ということが必要になると筆者は思います。

言いたくないことも結婚前にあえて話す

 再婚する手前、「もうこれ以上、バツがつきませんように」と思ってる人も多いはずです。失敗しないために、入念な予防策を考えるべきです。

 ただ、再婚前に不安を感じているだけでは、いつまでたっても前に進めません。経済的なこと、子連れ再婚であるなら、子供と義理の親になる人との関係性など、洗いざらい相手と話しておく必要があるでしょう。そうすることで、結婚した後の「こんなはずでは」を減らすことができるからです。

 再婚してから揉めるより、再婚後に考えられるトラブルを前向きに恋人と共有しておきましょう。

再婚で幸せになれる!

 再婚で幸せになることは可能です。筆者は再婚して半年間、さまざまなことに悩みましたが、今はそんなこともなかったかのように幸せな毎日を送っています。

 離婚した経験があるからこそ、結婚に臆病になってしまう気持ちもわかります。しかし、全ての恋が離婚につながるわけでありません。

 もう一度、幸せになるための勇気を持ってみるのも、新しい人生の幕開けになるかもしれませんよ。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


実はSSR級のスパダリだったな…。人生の先輩方が振り返る「別れない方がいい彼氏」4選
 年齢とともに恋愛観も変わりがち。アラフォーになれば多くの女性が結婚を意識するため、より「今の彼氏でいいのか」と迷いが生...
恋バナ調査隊 2025-03-16 06:00 ラブ
「誕プレに指輪を渡しただけなのに…」恋人からの婚約破棄の慰謝料話に困惑する38歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.237〜女性編〜」では、結婚話から逃げ続ける恋人に苛立っている柚月さん(仮名・34歳)の心情...
並木まき 2025-03-15 06:00 ラブ
婚約指輪は何だったの? 婚約破棄され「慰謝料請求」も辞さない34歳女性の憤りと動揺
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-03-15 06:00 ラブ
厄介な“相談女”を3タイプに大別。その特徴と彼氏を守る方法は?
 男性に相談を持ちかけて、無理に恋愛に持っていこうとする「相談女」。厄介な彼女たちには、どのような特徴があるのでしょうか...
恋バナ調査隊 2025-03-15 06:00 ラブ
他人の男を欲しがるアラサーCA。ルッキズムに苦しんだ過去から一転、恋愛ゲームのハンターに… #1
「ルッキズム」が謳われて久しい。やはり「若さと美貌」を兼ね備えた女の人生は圧倒的に有利――そう考える人も少なくないのでは...
蒼井凜花 2025-03-14 06:00 ラブ
スペックの低い旦那にイラッ&恥ずかしいと感じたら、思い出してほしい6つのこと
「この人を生涯かけて愛していくんだ」「一生添い遂げるんだ」と思ってしたはずの結婚。でも、毎日一緒にいると、「日に日に太っ...
恋バナ調査隊 2025-03-14 06:00 ラブ
アラフィフになって“恋愛圏外”だと実感。そんな女性2人がシニアコミュニティーに参加したら…
「アラフォーになったら女として見てもらえなくなった」という声をよく聞きます。アラフィフになったらなおさらで、女磨きに力が...
内藤みか 2025-03-13 06:00 ラブ
どこからアウト? 口悪い彼氏との別れを決意した決定的瞬間6つ。モラハラやDVに発展する恐れも…
 口が悪い彼氏を「かっこいい」「男らしい」と感じる女性もいるでしょう。しかし、口の悪さが一線を越えるようなら、別れたほう...
恋バナ調査隊 2025-03-11 06:00 ラブ
心底がっかり…トラウマ級のホワイトデープレゼント5選。事前に防ぐには
 好きな人や彼氏に渡すバレンタインデーのプレゼントには気合いが入りますよね。その分、ホワイトデーのお返しに期待している人...
恋バナ調査隊 2025-03-10 06:00 ラブ
まさかの“彼氏じゃなかった”が発覚したLINE3選「Xmasまでに彼氏作れよ」って何ですか?
 世の中のカップルすべてが告白をされてOKをして…という流れではじまるわけではありません。  なかには、お互いに「...
恋バナ調査隊 2025-03-09 06:00 ラブ
「他の男の子どもなのに愛おしい」交際相手よりもその息子に特別な思いを抱く41歳バツ1男性
「冷酷と激情のあいだvol.236〜女性編〜」では、友人の紹介で知り合った恋人とわずか交際半年でレス状態に悩む絢子さん(...
並木まき 2025-03-08 06:00 ラブ
バツ1同士だから「淡泊な関係でいよう」。それなのに息子には父親ヅラする男に不満な39歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-03-08 06:00 ラブ
人の彼氏が欲しくなる女のフクザツ心理4選。その気持ち、わからなくもないけど…
「友人に彼氏を紹介されると、その彼氏を奪いたくなる…」と、人の彼氏が欲しくなってしまう女性は一定数いるようですが、今回は...
恋バナ調査隊 2025-03-07 06:00 ラブ
パラサイト不倫3人同時進行のツワモノ。大学生の娘にも便乗し恋愛相談でバズる40代婚活セミナー講師 #4
 悦子さん(48歳婚活セミナー講師/既婚子供アリ)は「リッチな成功者の男性」「承認欲求高めのハイスぺ男性」としか不倫をし...
蒼井凜花 2025-03-07 06:00 ラブ
旅行好きになったアラフォー女性がモテ出した実例。職場の年下男性がふたり旅を“おねだり”した理由は…
「旅行するようになったらモテるようになった!」という女性が続出しています。  旅をするとなぜモテるのか? 旅先でモ...
内藤みか 2025-03-06 06:00 ラブ
「結婚を後悔した人」は意外と多い! 女性は性格の不一致が原因、男性は?
 いつの時代も「結婚」は男女ともに気になるテーマ。人生における大きなライフイベントの1つでしょう。世間では結婚に夢を抱い...