Over30歳向け・アイシャドウの掟…パウダーとクリームのどう使い分ける

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2023-08-31 06:00
投稿日:2023-08-31 06:00

「クリームタイプのアイシャドウ」の特徴を1分で解説!

CEZANNE「フェイスグロウカラー01」660円(C)コクハク
CEZANNE「フェイスグロウカラー01」660円 (C)コクハク

 こちらも、筆者が愛用中のコスメCEZANNE「フェイスグロウカラー01」を使いながら解説します。

 クリームタイプのアイシャドウは、スムーズな塗り心地とツヤ感が特徴です。クリームアイシャドウは、最近人気が高まっていて、アイシャドウとしてだけでなくチークやハイライトとして使えるマルチなコスメも多く揃っています。

ツヤ感に注目(C)コクハク
ツヤ感に注目 (C)コクハク

 クリームアイシャドウの最大の特徴は、しっかりとした発色とツヤ感が得られること。パウダーアイシャドウにはない、なめらかで立体的な仕上がりが魅力です。

 2つ目の特徴は、色に濃密さがあるところ。一度の塗布で十分な発色が得やすく、少量でも十分なカバー力が期待できます。

 3つ目の特徴は、使い方のバリエーションが豊富な点。指で塗る、ブラシで塗る、他のアイシャドウとレイヤリングするなど、さまざまなアレンジがしやすいです。

 

30歳を過ぎたら…、どうやって使い分ける?

使い分けはどうすれば?(写真:iStock)
使い分けはどうすれば? (写真:iStock)

 それぞれの特徴がわかったところで、OVER30の上手な使い分けポイントを解説しますね!

パウダーアイシャドウはいつ使えばいい?

パウダーアイシャドウは、ナチュラルメイクやデイリーメイクに(C)コクハク
パウダーアイシャドウは、ナチュラルメイクやデイリーメイクに (C)コクハク

 まずパウダーアイシャドウは、ナチュラルメイクやデイリーメイクなどの普段使いに適しています。自然な目元を演出したいときに、特におすすめですので日常使いにも最適です。

 そして、グラデーションやアイシャドウのブレンディングを楽しみたい時も、パウダーアイシャドウが向いていると筆者は思っていて、ムラになりにくくヨレにくい、さらには派手になりにくく、痛々しい若づくり感を出したくない日のメイクにもいい感じです。

 またパウダーアイシャドウは、複数のカラーを組み合わせても雑に見えにくいので、初心者さんが複数の色を使ったアイメイクをしたいときにも、まずはパウダータイプで挑戦するのをおすすめします。

クリームアイシャドウはいつ使えばいい?

クリームアイシャドウは、ハイライトやアクセントをつけたい時に(C)コクハク
クリームアイシャドウは、ハイライトやアクセントをつけたい時に (C)コクハク

 そしてクリームアイシャドウは、ハイライトやアクセントをつけたい時に向いています。クリームアイシャドウ特有の美しいツヤ感は、目元に立体感を与えるので、年齢を重ねた人のお呼ばれメイクにも活用しやすく、30歳を超えた人の「いつもよりも、ちょっと華やかなメイク」のニーズにも最適です。

 また、クリームタイプは、アイプライマーを使わなくてもしっかりと密着するので、アイメイクに時間をかけずに仕上げたい時短美容主義な日にも最適。ひとつのカラーだけで十分な発色が得やすく、手軽に華やかな目元を演出できますから忙しい女性にも使いやすいと思います。

おわりに

 これまでパウダーアイシャドウしか使っていなかったという方は、この機会にぜひ、クリームアイシャドウも取り入れてみてはどうでしょうか。

 パウダータイプとクリームタイプを上手に使い分けられるようになると、アイメイクの幅がぐんと広がりますよ。

(時短美容協会所属/野元玲杏)

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「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
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