高嶺の花より手頃な花! 「絶世の美女はモテない」は本当?

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-07-11 07:26
投稿日:2019-07-11 06:00
 誰もが憧れるようなルックスと、それだけにとどまらない内面的にも賞賛できる女性を“高嶺の花”と呼びます。彼女たちは、常に超モテそう。ところが、長いこと恋人すらできなくて困っていることも! 筆者の友人にも高嶺の花と呼べる女性がいますが、いまだに結婚できないことを会うたびに嘆いています。
 そんな高嶺の花と呼ばれる女性について、今回は追究してみましょう。

高嶺の花と呼ばれる女性像とは

 高嶺の花という言葉が似合う女性の特徴をあげてみました。

誰もが羨ましがるような美女

 高嶺の花とされる女性は、多くの男性が絶賛するようなルックスを持っていることが多いです。可愛いか綺麗かということではなく、誰がみても賞賛できる身なりが高嶺の花とされる女性のルックスです。

文武両道という言葉が似合う

 ルックスだけに止まらず、知識も豊富です。頭の回転が早いので、あらゆる問題を解決する姿は自立した女性です。女を武器に男性に頼るということもしません。高嶺の花と呼ばれる女性は、語学も堪能な人が多いです。

決して下品なことをしない

 誰かを無差別に傷つけるような発言はしません。テーブルマナーもきちんとしており、人に対して失礼と思われる行動をしません。誰が見ても品格があり、どんな人と会っても恥ずかしくない社交性があります。

誰にでも好かれる性格

 ルックスも良く知性もあり、全てが抜群という高嶺の花。それでいて決して、高飛車な振る舞いをしないのも高嶺の花と呼ばれる女性です。誰に対しても分け隔てなく接することができます。フレンドリーな性格であることから、交友関係が広い女性でもあります。

自分を貫く姿勢が凛としている

 誰からも好かれる女性といえば、嫌われることがイヤなので八方美人になりがち。しかし、高嶺の花と呼ばれる女性は、人に意見する時もあります。自分を貫く姿勢を徹底しているのは、自分に自信があるからでしょう。だからといって、決して人を不快にはさせません。八方美人との違いは明らかでしょう。

高嶺の花より手頃な花! 男性は女性に苦労したくない?

 高嶺の花と呼ばれる女性が、こんなにも素敵な女性だとわかったところで、普通女子に朗報です。実は男性は“高嶺の花”があまり好きではないという意見も! 誰もが羨ましがる花より、手頃な花をそばに置いておきたいと。その理由をご紹介しましょう。

隣で歩くと恥ずかしいから

「あまりにも綺麗すぎる女性の横には、並びたくないです。自分のルックスに、そこまで自信がありません。僕と並んで歩いた時に“お似合いだね”って言われるような女性がタイプです。そんなに綺麗な女性と並んで歩いてしまうと、自分の服装とか髪型に気が気じゃないので。あと僕が懇願してお付き合いしてもらったようにも見え、恥ずかしいですよ」(Iさん・38歳男性/教員)

 男性は客観視を気にする傾向があります。そのため、自分と並んで歩いた時に彼女が素敵すぎるからこそ滑稽に見られてしまう可能性を不安に感じます。ちょうどいいルックスの女性はいつの時代もモテますよね。クラスに3人くらいいそうな明るい女性が、一番モテたりするものです。

自分にそれほど自信がない

「高嶺の花と呼ばれる女性は、社交的でいろんな知識がありますよ。当然、キャリアも素晴らしいものです。僕と仮に付き合っても、幻滅されて振られるのがオチ。男にとって、振られるっていう現実は、相当きついです。凹みます。高嶺の花の女性に妥協して付き合ってもらうくらいなら、それなりの女の子に愛を惜しみなく注がれたいのが本音」(Kさん・27歳男性/保育士)

 愛されたい欲求が男性は強いです。時に女性に甘えられて、自分が守ってあげたいと感じる守護本能もあります。どちらかというと、「リードしたい・優位に立ちたい」のが男性なので高嶺の花の女性と付き合うと立場が逆転してしまう恐れが出てしまうんだそう。

男にモテそうで不安

「そんな素敵な女性と付き合えたら、きっと毎日幸せでしょうね。だからこそ、その幸せが崩れることに怯える毎日を過ごしそう。だって、そんな女性を周囲の男がアプローチしないわけがない。絶対に付き合ってからもモテる。嫉妬深い男の多くは、そんな毎日に耐えられません」(Aさん・32歳男性/介護士)

 独占欲が強い男性は、他の男性に自分が好意を寄せている女性と深い関わりがあるのを嫌います。女性が何とも思っていなかったとしても、色眼鏡で自分の女性を見られること自体が嫌な人が多いのです。誰からも褒められるようなルックスの女性は、気が休まらないという意見です。

恋人がいそうに見えるから

「そのような女性に、そもそも“恋人いる?”とか“好きなタイプは?”って聞けないですよね(笑)。具体的なアプローチをすることが失礼ですよ。素敵な恋愛をしていて、当たり前だと思うので。僕の職場にも高嶺の花と呼ばれる女性がいますが、恋人がいると思います。もし何かの間違いで僕が告白されたとしても、OKできません。付き合った後がイメージできないからです」(Mさん・28歳男性/エンジニア)

 恋人がいそうに思えるので、そもそもアプローチしようということをしません。プライドが高い男性は、自分が失敗するのを嫌います。「この子なら、僕と付き合ってくれるかも?」という可能性を感じさせるような女性が案外モテるものです。

高嶺の花より手頃な花を目指そう

「高嶺の花である女性になりたい」と、誰もが憧れることでしょう。しかし、男性は高嶺の花と呼ばれる女性より、手頃な花の方が好きだといいます。心のどこかで、女性より優位に立ちたいという感情や、自分への自信のなさが反映されるのです。

 親しみやすくて、他の花の主張を邪魔しない。それでいて、華やかさはありつつ、定期的に花瓶に生けることができるような値段であること。そのような一輪花を目指してみることが、モテへの近道なのかもしれませんね。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

ラブ 新着一覧


別れた娘への見栄のために、なぜ俺が? 妻の「もっと稼げ」アピに鼻白む40歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.218〜女性編〜」では、再婚相手である夫・ヒデキさん(40歳・仮名)との結婚生活に経済的な不...
並木まき 2024-10-26 06:00 ラブ
「裕福な前夫と暮らす娘がうらやましい」再婚相手に貧乏脱出を求める44歳ノンキャリ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-10-26 06:00 ラブ
浮気されない女の特徴とは? LINEの返しだけでかわいく演出するテクニシャン3選
「男は浮気する生き物」といわれますが、浮気するかしないかは彼女次第かもしれません。  今回は、一途な男性に彼女とのLI...
恋バナ調査隊 2024-10-26 06:00 ラブ
「不倫の第一歩」となった瞬間5選。元彼と関係を復活させた妻たち、きっかけは?
 いけない恋愛だと分かっていながらも不倫に足を踏み入れてしまう男女。そもそもの出会いやきっかけはなんなのでしょうか? 不...
恋バナ調査隊 2024-10-26 06:00 ラブ
不倫相手の性癖はネトラレ。「他の男にも抱かせてみたい」と相談され… 32歳ホステスの悦び #1
 不倫相手との逢瀬は、女としての悦楽を存分に味わわせてくれる。背徳感や切なさは、時に婚外恋愛の醍醐味ともいえるかもしれな...
蒼井凜花 2024-11-08 15:06 ラブ
夫がダサい。「Sanma」Tシャツって何? 頭を抱える妻たちの叫びと3つの対処法
 どんなに性格が良くて価値観が一致している夫でも、ときに気になってしまうのがダサいファッション…。とはいえ、なかなか本人...
恋バナ調査隊 2024-10-25 06:00 ラブ
嫉妬深い六条御息所は反面教師に…年下男子との恋愛を長続きさせるコツ。「光る君へ」もより楽しめる!
「源氏物語」の作者である紫式部を描いたNHK大河ドラマ『光る君へ』が話題です。  光源氏は何人もの年上女性との恋愛...
内藤みか 2024-10-24 06:00 ラブ
「女友達と遊ぶ旦那」の驚愕実態4連発! 知らぬは妻のあなただけ…
「男女の友情もある」「ただの友達ならいいんじゃない?」と楽観的に捉え、女友達と遊ぶ旦那を許している奥様もいるでしょう。 ...
恋バナ調査隊 2024-10-24 06:00 ラブ
リベラル男子って何? やばすぎる恋愛観と論破する方法。結局浮気したいだけなのか
 リベラルとは、自由主義思想を指す言葉。そして今、自由恋愛主義の「リベラル男子」がやばいと話題になっているとか…。この記...
恋バナ調査隊 2024-10-23 06:00 ラブ
「抱きしめてもいい?」セラピストの彼と観覧車デート…ズキュンの連続!
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で意を決して女風を体験しセックスの気持ち良さを知り...
mirae.(みれ) 2024-11-20 16:33 ラブ
日曜日メシは焼きそば一択って、なんでやねん! 夫のヘンなこだわりは笑い飛ばすのが吉
 変わり者な夫を持つ妻たちから聞いた「夫のヘンなこだわりエピソード」をご紹介します。思わず笑ってしまうおかしなこだわりや...
私たち夫婦仲が悪くなった原因はなに? “妻の言い分・夫の言い分”6選から見る改善方法
「ろくに会話もしない」「家庭内別居をしている」など、世の中には仲が悪い夫婦も存在します。永遠の愛を誓ったはずなのに、なぜ...
恋バナ調査隊 2024-10-20 06:00 ラブ
彼女を作る気がない人の「脈なしLINE」3選。気になる彼に特徴が当てはまったら長期戦覚悟で
 気になる彼が「彼女はいらない」と思っているなら、いくら頑張ってもあなたの恋は実らないかもしれません。  今回はLIN...
恋バナ調査隊 2024-10-20 06:00 ラブ
「浮気に逃げないよ、俺は」被害者ヅラする妻からの離婚を断固拒否する47歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.217~女性編~」では、結婚3年目の夫・マモルさん(47歳・仮名)との離婚を強く望む妻・絢音...
並木まき 2024-10-19 06:00 ラブ
「夫との“授かり婚”を心底後悔…」それでも離婚理由の弱さに焦りが募る39歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-10-19 06:00 ラブ