耳がちょっぴり痛いかも?「世間知らずの大人」がたどる怖~い末路

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-09-01 06:00
投稿日:2023-09-01 06:00
「自分は世間知らずだな」と最後に思ったのはいつですか? もしも思い出せないくらい昔なら、ちょっと自分の住む世界が狭くなっているかもしれません。
 今回はどんな大人にもちょっぴり耳が痛いお話。どろんぱでは、怒るお客さんをママがなだめています。

古臭い世界と比べてない?

 

 

 

(漫画:おくげちゃん)
(漫画:おくげちゃん)

 

キレる老人は、世間知らずの大人の末路

「若い子が想像する以上に、大人の世間知らずって多いからね」

 これは私が最近聞いた中で、もっとも印象深かった言葉です。

 “世間知らず”と聞くと、なんとなく若い人をイメージしませんか?

 学生とか、新社会人とか。私もどちらかといえば若い人より、年齢を重ねた人の方が物知り・視野が広いと思いがちです。

 でも実はけっこう周りにもいますよね、世間知らずの大人。

 もちろんどんな大人も知らない世界の方が多いので、そういう点から見れば誰もが世間知らずです。

 ところが年齢を重ねて行くと、いつの間にか自分の生きている世界が全てになってしまったりするんですよね。

 会社なんかでもそれなりの年齢になって出世したりすると、人から教わったり指摘されるチャンスがグッと減ります。

 すると、イエスと言われる環境や人を使うのに慣れてしまって、知らず知らずのうちに老害街道を爆速で進んでいたりして……

 想像するだけで怖くないですか?

むしろ感性が冷えているのは大人の方

 昔は“キレる若者”なんて言われたりしましたが、今のニュースでは“キレる老人”もよく見ます。

 これがまさに世間知らずの大人だったりするんですよね。

 さて、ここまで読んでみなさんはどう感じましたか?

 もしかしたら、「自分も気をつけよう」と思えるかどうかが未来の大きな別れ道なのかもしれません。

 時代の流れは早いです。取り残されないためにも、「自分の知っていることは少ない」と、謙虚でハングリーな生き方をしたいものですよね。

登場人物紹介

ママ、ブル丸さん(漫画:おくげちゃん)
ママ、ブル丸さん (漫画:おくげちゃん)

ママ:どろんぱのママ。自分の能力や容姿に大いなる自信を持っているが、自分の生きている世界の小ささもちゃんと知っている。

ブル丸さん:どろんぱの常連さん。強面で頑固なので、他人から意見されるケースが少ない。ビー玉のような瞳がキレイ。職業はピザ屋さん。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


母の日の定番アジサイを長持ちさせるには?「伊予獅子てまり」が大注目
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋が位置する神奈川は、有名な温泉場がいくつも点在しているお土地柄。ワタクシが居を構える場も...
【月5万円】収入&スキルUPを目指すシンママは集合!
☆月に5万円、10万円の収入UPをしよう! ☆文章力をUPさせよう! 『コクハク』の読者選抜チームとして、メディ...
2024-04-30 13:20 ライフスタイル
家事大っ嫌い~!40独女のQOL(生活の質)が爆上がりした2大時短家電
 7月よりドラマ「西園寺さんは家事をしない」(TBS系)が放送されるそうですね。 “干物女”を生み出したドラマ「ホタルノ...
40代もやらかす“プチ老害”の落とし穴 全長数十cmの長文LINEで見切れ
 40代にとっては他人事のように感じる「老害」ですが、実は今、40代の人から届く「プチ老害LINE」に困る若者が増えてい...
困り顔がたまらない! オッドアイ“たまたま”君にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
今更「アイドル」になろう。そして、安倍なつみとCoCoの追憶
「おら、アイドルになる!」  そう叫んで、女の子走りでステージから捌けた瞬間、自分でブッと吹き出してしまう。アイド...
友史上極ネガ、ごめん連呼、Wi-Fiジャック…LINEの異変はSOSサイン?
 毎日ネガティブなニュースが流れる現代では、メンタルがやられてしまう人が少なくありません。  自分は大丈夫でも身近...
早咲きも遅咲きも
 桜の種類によって咲く時期はそれぞれ違うのだという。  ソメイヨシノは蕾が膨らみかけている白州で八ヶ岳を背に満開の...
ほっこり癒し漫画/第72回「爪切りはイヤイヤ」
【連載第72回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」って最上級の褒め言葉?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
インフルだから修学旅行ずらせる?⇒令和も健在!“あたおか”モンペの恐怖
 モンスターペアレント、略してモンペ。自己中心的、理不尽、過保護、クレーマーとして学校や教師を悩ませる存在ですが、LIN...
私が見た最凶の闇ホステス!後輩いびり、“ブルーカラー”のお客様を蔑む女
 ホステス歴10年。スナックへの愛は今も増しており、これからもスナックの良さを知っていただくべく、何か綴れたらと思ってい...
“取り柄のない”自分の才能の見つけ方 手作りも副業も無理…深く悩まないで
 コロナ禍以降、近場のイベントを楽しむ人が増えました。そのなかで伸びてきているのが、手作りのものを販売する市場的イベント...
お花畑に2匹目の“たまたま”が♡ 今日の恋愛運はいかがかにゃ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
LINEグループを自然な言い訳で退会するテク⇒「一旦」の前置きは使える
 付き合いや流れでメンバーに加わることのあるLINEグループ。  通知がうざかったり、会話の内容が嫌だったりすると...
お財布に優しい「ド根性植物」8選 ほっぽらかしでも毎年咲いてくれて感謝
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋の店先に、一体どこから生えているのか分からない「羽衣ジャスミン」が咲いています。勝手に土...