「38と偽って」妊娠捏造、処置代カンパ…息を吐くように嘘をつく40女

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-09-16 06:00
投稿日:2023-09-16 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

40歳だけど38歳と偽って…

 佳織さん(仮名)は、この夏に40歳になったばかりの独身女性です。しかし現在の恋人であるトシさん(仮名)には、38歳だと偽って交際をしているとのこと……。

 そして年齢以外についても、恋人に本当のことを言えないままでいると打ち明けます。

嘘をついてお金まで…

「実は、嘘を伝えているのは、年齢だけではありません。つい先日は、妊娠していないのにトシの子どもを妊娠したと嘘をついて、彼から処置代という名目のお金を受け取ってしまいました。

 お金を受け取るときに罪悪感があって、妊娠は嘘だったと伝えたかったのですが、ちょうど生活がキツかった時期でもあったので……、トシが渡してきたお金をありがたく使いました。

 本当は、私だって嘘をつかずに、ありのままの自分でお付き合いしたいんです……。だけど男性を前にすると、ついつかなくていい嘘をついてしまう自分がいます」

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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